追龍のレビュー・感想・評価
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アンディ・ラウのシーンは映画の格が上がる!
アクション、仁義、恩義、少しのおセンチがスピード良くぴったりはまって気に入りました!
最初すこし登場人物の関係性や顔の見分けもつきにくいし、街もごちゃごちゃしてるけど、ずーっとみれてしまう。
集中が切れず早送りする気にもならないほんとうに魅力的な映画🎬
蛇足ですが、去年アンディ・ラウとトニー・レオンが久々に共演した「金手指」を日本で観たいです🩷
2回観れば
勘が鈍いので、最初は人間関係がよくわからず苦戦したけど、2回観て理解できた。香港の歴史なんてあまり知らなかったけど、こんな時代があったのかと勉強になったし、ストーリーも良かった。
アンディラウは、インファナルアフェアしか知らないけど、変わらず男前でカッコ良い。
最高に面白い
いいねぇ。この時代にこんな男臭い映画を製作頂けるなんて感謝しかない。めちゃくちゃ面白いです。最高です。男と男の友情では無く、漢と漢の友情を描いた作品。2021年上半期に鑑賞した映画のベスト1です。
ギャングと汚職の香港
1960年代の香港は英国領、ギャングと汚職役人が幅を利かせていた。
九龍城のボス(ドニー・イェン)と汚職警官の幹部(アンディ・ラウ)は、イギリス人に賄賂を渡し、実質的に香港を牛耳っていた。
お金に群がる連中の権力闘争は起きていたが、イギリス人には手を出さない、という不文律は守られていた。
そしてクリーンアップ作戦が始まり・・・。
香港版の仁義なき戦いみたい。
アンディ・ラウかっこいい〜😍
汚職まみれの警察が黒社会と手を組み、九龍を支配して私欲を肥やす。当時は英国領だったから英警察はやりたい放題。
警察探長のロックは悪徳警官、仕事を探しに仲間とやってきたホウはロックに可愛がられて後の香港マフィアのボスにのしあがる。
殴る蹴る、銃、ナイフと乱闘シーンは凄まじく、痛々しくて観てられない💦けどまさに香港映画ゾクゾクしながら観てしまう!
ロックとホウの間に芽生えてくる友情やロックの部下(ドランクドラゴンの塚地が大きくなったような)との信頼関係にも香港映画らしさを感じた。
もうとにかくアンディ・ラウがカッコいい、スーツ姿も、傷だらけでも、耳を切られたボスに顔色ひとつ変えないところも、、、全てがカッコいい。悪徳警官だけどそれもまたカッコいい。ファンにはたまりません❣️
予告が悪く期待を裏切られた
期待を裏切られた。
とにかく予告がなんか胡散臭かったから、あーもう何でかりちゃったかなと思っていてどうせ血生臭いヤクザチンピラのワーワーだと思っていたら、凄い🎥映画のクオリティこれは素晴らしい。本当に🇨🇳と
🇯🇵が仲悪くても、🇯🇵のヤクザ🎥は本当に面白くない。
また、セクシーな場面がなかったのも👍ヤラセお決まりがなくて素敵だった。何て言うか舞台セットも素晴らしかった。また🇺🇸映画みたいにハッピーエンドじゃないところもブルース・リーの時から熱狂的ファンである。演技も良かった、一つ付け足すと、ホウが足の動きが普通になったりするところが一点リアリティーにかけた。
これは実話なの?
アンディラウ59歳 Σ(Д゚;/)/ええぇえ 34歳くらいかと思った。
イップマン4の呉越 44 エエェエ 54歳かと思った
恐るべし🇨🇳流石俳優も奇想天外
因果応報感はあり。時代に翻弄された2人の、絆と戦いの物語。
【賛否両論チェック】
賛:裏社会と警察組織、それぞれの舞台で抗い続け、1つの時代を駆け抜けていった2人の姿を、壮大なスケールで描いていくのが感慨深い。
否:自伝的な要素が大いにあるので、ストーリーを追うだけの感がある。主人公達を待ち受ける運命には、因果応報な印象も受けてしまう。
街のゴロツキと警察幹部。ふとしたきっかけで交錯した2人の運命が、次第に裏社会で結実していく過程や、やがて降りかかる幾多の困難に抗おうとしていく姿が、時に痛快に、時に切なく描かれていきます。
ただどちらかというと、そんなホウの自伝的な要素が強いので、悪く言ってしまうと、ただストーリーをなぞっているだけの感もあるかも知れません。また、主人公達が辿る半生には、言ってしまうと因果応報なイメージも受けてしまいそうです。
とはいえ、過酷な時代の流れに翻弄されていく2人の戦いを熱く描いた作品ですので、気になった方は是非。
ホウの恩返し
驚かされた7.1サラウンド!音がすごく良かった。そして60年代の雰囲気をそのまま再現したかのようなセットも最高。上空には旅客機がぎりぎりのところを飛んでいた香港の名物。石を投げれば飛行機に当たっちゃう感じ・・・そして驚きのEW&Fの「シャイニング・スター」(アース初の全米No.1ヒット)♪ちょっと時代が違います。
イギリスの警察が絶対権力を握っていた香港。警官は殺してもいいけどイギリス人は殺すなってほど、支配されまくっていたのですね。アヘン戦争以来、もう麻薬まみれの香港。そんな中での血みどろの抗争を繰り広げるマフィアたち。警察署長のロックとは切っても切れない縁になって、ホウも闇社会でのし上がっていくことになった。
ストレートな暴力もあり、裏工作もあり、ドニー・イェンの違った一面も見れる。特に気に入ったのが競馬のエピソード。買収、買収と勝ち誇っていた相手に、その騎手を買収するという裏工作には驚かされた。また、タイのゴールデントライアングルでの取引も見どころだ。
ロックの政略結婚、ホウの家族愛、しかも汚職まみれの警察がまかり通る香港事情。まるでスコセッシが撮ったかのような裏社会構造だった。不平等条約から150年の間、とにかくイギリスのやりたい放題だった香港。そんな情勢だからこそ生まれた社会悪だったのかもしれない。
全体的にはちょっと平坦だったかもしれないし、ドニーが足を負傷してからはアクションも期待できなくなり、ちょっと眠たくなってしまいました。
中国版任侠映画
この時代背景とマフィアと警察の関係…
日本でいうところの沖縄ヤクザかな。終戦後が舞台の任侠映画に似た感じ。
話の規模は全然違うがそう思って見るとしっくりくる。
ちょっと盛り上がりに欠ける気がするがストーリーは凄くいい。
ドニー&アンディの豪華共演! 若い時からおじーちゃんまで2人の友情...
ドニー&アンディの豪華共演!
若い時からおじーちゃんまで2人の友情をメインにがっつり見せてもらえる大河ドラマ。
ドニーもアンディも決してクリーンな正義の味方でもない。それでも正しいとか間違ってるとか何を大事にしたいのかというルールを自分で持ってることはなんかやっぱりかっこよかった。
ノワールでござぁる。
カンフー未満の殴り合いに始まり、ノワールを経由し、老いて終わる、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ホンコン。
ギャングと腐敗した警察が組んで、黒社会で稼ぐ話。普通に許せない人達ですが、更に悪党な英国人は居るし、女子供には優しかったりするし、ホウの妻子の悲劇なんか見せられて、共感してしまうと言うパターン。
マフィアワールドのシノギとか、ローズの身バレから最期の流れとか、見どころがたくさんあって、128分を長いと感じさせない映画でした。
エンタメでもなく、哲学でもなく、まさに"ワンス・アポン・ア・タイムもの"でした。中国人、好きですよね、こう言うの。しかも濡れ場無しの"ワンス・アポン・ア・タイムもの"ってのが中国らしいですw
実在のモデルがいるんですね〜
家族や仲間、友人想いの悪いことをする人たちがたくさん出てきます(笑)
実在のモデルがいるとは思わなかったですが、
混沌とした時代ならではってことですかね。
どうもドニー・イェンの長髪に戸惑ってしまうのですが
(同時期にイップマン公開して欲しくないなぁww)
主演二人がいちいち格好良い。
絵になる、様になる。
だから悪い人たちなんですが、
成り上がっていく感じが「いいなぁ」って思っちゃうんですなぁ。
スピーディに話が進んでいき、クライマックスまで一気に見せてくれます。
ラストは少々寂しさがありますが、楽しみました。
生死は運命が決める
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イギリスの植民地だった時代の香港で、警察と裏社会が手を組んで大儲けをしていた時代の話。
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なにせ警察の役の人達がみんなワル顔なもので、状況把握にかなり時間がかかった。特に警察署長のロック(ポスターの右)なんてどう見てもマフィアのボスでしかない。
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劇中に何度も「生死は運命が決める」って言うセリフが出てくるんだけどその通り、裏社会のホーはある1回以外銃で人を殺さないんだよね。でもあの人だけ銃で殺すっていうことは、香港の未来は自分達だけで切り開いていくぞという事だったのかな。
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ただ気になるのは、映画は生臭い男たちの戦いがメインなので奥さん息子弟実の娘のように慕ってた少女その他脇役の描き方が雑すぎる。
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初めてメインで登場するシーンで奥さん子どもが死んでも、こっちとしては全く感情移入ができないわけで。そもそも誰やねんだし。
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そういう細かいところを置いて突っ走る感じが、どこか『仁義なき戦い』のようでもあった。
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かーっこいー!
出てくる人物全員カッコいいなこの映画。ドニー・イェンと同郷の反汚職警官までもカッコいいもの。やけにイギリス警官をディスるのは、英国統治時代はひどかったでしょ、今の中国統治のほうが良いでしょ、っていう政府への配慮なのかしらとちょっとうがっちゃったけど、そんなこと考えてられなくなるくらいドニー・イェンとアンディラウがカッコいいので、映画は映画として楽しみました。60年代ファッションとインチキ臭い口ひげなのにカッコよく見えるドニー・イェンったらもう。
クール!! 香港ノワール!!!
いやあ、クール、最高です!
クライム、ノワール、自分が得意な映画ではないが、この映画は面白かった! 戦後の混沌とする香港、怖ぇ〜!
警察の階段を駆け上がるロックと、暗黒社会を駆け上がるホウ。ロックの「英国人をたててはおくが、実質の利は、香港人である俺たちがいただく」という強い信念の下で、二人が成り上がり、そして終末がやってくるまでが描かれる。
コミカルな感じでスタートし、どんどんハードボイルドへ。助け合い、利用しあい、あっという間に頂点に駆け上がるまでは、気持ちいいくらい。
お約束とは言え、頂点に立ってからの、二人のすれ違いはやるせなく、悲しい別れを想像させる。実際にどんな結末が待っているかは、皆さんの目でお確かめください。
堪能しました。
これぞ香港アクション映画。よかった。
九龍のごちゃごちゃ感も、屋台飯の食いっぷりも、たばこの回し吸いもいい感じ。
イギリス人の悪者感もこてこてでいい。堪能しました。
ドニーさん、耳のシーンと、二発ぶっぱなすシーンは最高。イップマンの生真面目な感じもいいけど、切れきれの悪役もいいね。
折角だからいくつか突っ込みを。
まずアンディさん。若い頃と中年になってからのビジュアル同じすぎ。ついでの側近の人も。ドニーがあれだけ変わってんだからそこはお願いします。
タイでのシーン。あそこから将軍のとこにどうやって行ったのか、あの女の人の立ち位置も最終的にどう落ち着いたかも不明。後から考えてもよく分からなかった。
最後の銃撃戦のシーン。イギリス人をしっかり射殺してんじゃんと思ったけど、あれは警官じゃないということで別枠なのかな。
何にせよ、今後もこういう映画続けて欲しいね。
通常の黒社会の映画とは違う
香港の暗黒時代を実話に基づいて作られた作品。
香港版「ゴットファーザー」と言いましょうか、「スカーフェイス」とも言いましょうか、私としては、香港版「スカーフェイス」と言った所ですかね。
久しぶりに、香港ノワールであり、そのれを堪能したく見に行きました。
正直、前半は、少しだらだら感がありましたらが、後半はテンポもよく、私的には、見応えが有ったな・・・
ちょっと、当時の香港の町が作りものぽくって、CGとスタジオで撮られている事がバレバレでしたが・・・・
また、アジア系に有りがちですが、ユーモアを盛り込むはいいですが、挿入次第では、映画全体がなんか軽くなってしまうかな・・・・
しかし、この手の映画って、香港には、香港の雰囲気と言うか、日本では日本の雰囲気、フランスやアメリカにも、それぞれの雰囲気がありいいですね。
特に食事をするシーンで、ひとつのタバコを囲んでいる人間で回し吸いするシーンなど香港ならではいい感じ・・・・
「男たち挽歌」を久しぶりに見たくなりました。
ドニー・イェンは、いいですね。毎回安定していますが、本作品、正直、格闘シーンなどではあまり魅力がないかな・・・・
もう少し彼を有効的に使って欲しかったな・・・・
本作品、実話に基づく作品だけ有って、「男たちの挽歌」などをイメージして見にくとちょっと肩透かしを食らいます。
あくまでも、当時の香港の黒社会の映画だと言う事です。
【”香港は俺たちのものだ!” 1960年~1974年の香港統治体制の変遷を背景に、香港警察トップと麻薬王に手段を選ばず上り詰めた二人の男の友情を描いた香港ノワールムービー。】
ー1960年、香港警察の探長の座にいたロック(アンディ・ラウ)と中国からの不法移民ホウ(ドニー・イェン)は、当時香港を統治していた英国の警司ハンターの悪辣な暴動鎮静の際に出会い、その後二人は”深い関係”を築いていく・・。-
■Caution 下記、一部内容に触れています。
・1960年台の英国人による統治組織は、汚職と人種偏見に塗れており、結果として多くの香港映画では英国人は徹底的な悪役として描かれる。本作でも然り。
・ロックとホウが警察とマフィアという大きく隔たった立場を超えた友情を保ちながら、手段を選ばずのし上がっていく姿と、”九龍城砦”内での激しい銃撃戦、アクションに一気に気分は盛り上がる。
ー”九龍城砦”のセットが凄いなあ。カメラワークも良いなあ。香港映画のアクションと言えば、”張り巡らされた電線”を使わないとね。
香港アクション映画、復活だなあ・・。と、一人喜ぶ。-
・ファムファタール、ローズの存在感と彼女の過去が分かるシーンとあの銃撃シーン。
ー矢張り、グッと来てしまうよ・・。ー
・他の役のキャラクターもしっかりと立っていて、関係性が連関し、破綻なくラストに流れ込んでいくストーリー展開も見事である。
・そして、随所で流れるR&Bもとても良いのである。センスが良い。
・1974年、英国が香港警察の刷新を図るために”廉政公署”が設立されたため、海外逃亡を画策するロック、あくまで弟を廃人にされたハンターへの復讐を果たそうとするラウを逮捕しようとする廉政公署の署員達の前に立ち塞がった男とは・・。
”12時までは俺がトップだ!”と毅然と言い放ち、友を守るロックの姿・・。
ーもう、格好良すぎます・・、アンディ・ラウ・・。ー
<カナダに逃亡した老いたロックから、電話で囁かれる”こっちに来いよ・・”という誘いをやんわりと断り、香港の遠景を静かに見つめるホウの姿も、沁みるモノがある。
素晴らしいラストシーンである。
”一国二制度”が中国の強硬姿勢により崩壊していく中、香港映画界は大丈夫なのだろうかとも、ふと思ってしまった作品でもある。
”香港映画界の熱き炎は消えない” と信じたい。>
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