劇場公開日 2021年9月23日

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空白のレビュー・感想・評価

全418件中、201~220件目を表示

4.0どの立場もつらいです。

2021年10月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

添田さんと青柳さんの緊迫感のある展開に引き込まれて、前半は辛かったですね。
後半のお墓参りの後のお店での“あかね”くだりは印象的でした。

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ウッキィ

3.0スーパーの店長はつらいよ 毎日、深~く反省しております

2021年10月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ふざけてごめんなさい🙏
男はつらいよシリーズの御前様の笠智衆に返す寅さんのセリフを思い出しただけです。
幼い子供を失った親御さんや人身事故を起こした人はとてもつらくて観れない映画です。他にも映画はたくさんありますから、敢えて見ようとするのはおやめ下さい。

キャストがよかったです。
松坂桃李がドアノブであることをしている場面では、松坂桃李じゃなくて、柄本時生でいいじゃんと思いましたが、とおして観るとやっぱり松坂桃李しかいないと思いました。
寺島しのぶ。冒頭の雰囲気からなんかやってくれると思いましたが、期待を裏切らないw
低俗なマスコミにはうんざりですね。
人員過剰の組織の閑人どもの悪態はマスコミだけではなく迷惑千万。
学校の校長のバカで無責任な言動にも腹が立ちます。
趣里が学校の担任の先生なのも効いていました。あとだしジャンケンみたいな懺悔のシーンには誰でも自分の胸に手をあててみたくなると思いました。
弱い人間に強く当たったり、軽蔑する人間たちの話で、スッキリはしません。

冒頭の漁船のシーン。無音でした。エンジンの音や風の音を入れなかったのはどうしてなのか聞いてみたい。底引き漁でした。ワタリガニがちょっとだけ。燃料代を引くと儲けなしです。 漁師訛りや土地の訛りがなかったので、気の荒い千葉の袖ヶ浦あたりかなと思ってましたが、蒲郡でした。漁師は気の荒い人も多くおるでしょうけど、別れたかみさんが再婚していて、自分がひとり娘を養うのは大変ですよ。ついまわりに、とくに親しい人に八つ当たりしてしまう。反省しました。
娘のことをなにも知らずに過ごしていたことを別れた妻に責められるのはつらい。でも、男親ってそんなもんかもしれません。
最初にひいてしまった若い女性、かわいそうでした。その母親役の片岡礼子のセリフが新太に反省を促したのでしょう。よくできたセリフでしたが、そんなに自分の子を卑下しなくても。

藤原季節の演じる父親を漁で失った青年がとてもよかったです。この映画のやりきれなさを緩和する隠れたキーマンでした。

万引きに関しては、小学校二年生のときに宇○川○子の万引きのオトリにされて、捕まったことのあるアタシとしましては、花音(伊東蒼)ちゃんは絶対に万引きすような子とは思えません。ただ手にとって、いろいろ想いに耽っていただけです。宇○川○子は匂い付きの消しゴムを4個も一度に万引きしました。学校の目の前の文房具店で。宇○川○子は大きくなったら、「かんごくさん」になりたいと文集に書いていました。看護婦さんになれたとは思いたくもない。監獄に入れって思いました。つられた自分の弱さや愚かさを反省する毎日はとてもつらかったです。○子の名前は今のかみさんの名前と一緒なのも一生の不覚です。

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カールⅢ世

4.0負の連鎖の根源は父親なのだが

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

マイベストテンの超常連さんの吉田恵輔監督。今年は『BLUE ブルー』と今作の2本がテン入りしそう。

父親に怯え、学校では孤立し、万引きを繰り返す女子中学生。万引きを目撃したスーパーの店長から逃げる最中に事故死した。

悲劇だった。

彼女の父親、スーパーの店主、彼女がぶつかった車の運転手、スーパーの従業員たちの人生がねじれて壊れた。学校の教師や生徒たちもマスコミもクソだった。

最悪の悲劇を思った。
最悪の悲劇だったのかも知れない。

モンスターと化した父親が怒りから解き放たれたことが救いだったか。彼が負の連鎖の根源なのだが。

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エロくそチキン

4.0イルカ雲

2021年10月3日
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泣ける

悲しい

失ってから気づく事ってあるよなぁ

古田新太がめっちゃ怖いのかなぁと思っていましたが、そんな怖くなかった

こうゆう人いるなぁって感じ

花音ちゃんが最初に亡くなるシーンは結構衝撃的。

一瞬助かるかなぁと思いました。
でもね、、、

寺島しのぶさんのお節介な感じの人や、藤原季節の弟子感良いですね

片岡礼子さんのあのシーン良かった。あれがあったから古田新太が改心出来た流れ。

北海道出身の藤原季節、奥野瑛太が出ていて道民として嬉しい✨

全体的な映画の流れ良かったなぁ

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アプソ

4.5生きるとは試練を乗り越えていくこと

2021年10月3日
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生きるとは試練を乗り越えていくことと誰かが言った。出くわした登場人物がとんでもない試練に遭遇する、それはけして必然ではない偶然の悲劇。古田新太さん演じるモンスターファーザーが『みんなどうあって折り合いをつけるのかな』とつぶやく言葉が響く。やるせない悲劇への折り合いは極めて難しい。この映画、古田新太さんの怪演が迫真過ぎて凄い。双璧主演のアカデミー主演男優賞の松坂桃李さんを完璧に影薄くする。『不寛容』が故にG7最低の幸福度、国連国家でも56位と言われる閉塞感の日本の問題作。

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masayoshi/uchida

4.0彼らを叱りつけたくなった僕もあなたも同類だ。

2021年10月3日
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Jim

3.0ワイドショーの再現ドラマ

2021年10月3日
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興奮

本作は、巷間、非常に評価が高いようですが、誠に狡い作品です。

冒頭の漁のシーンからラストまで、終始手持ちカメラで撮られており、映像は常に微妙に揺れ続け、観客を車酔い状態に陥らせます。更に寄せカットの連続、人の顔のアップばかりでカットが割られ、全体を見せる引きカットは殆どないため、アップされた人物の表情と感情のみに視線は引き寄せられざるを得ません。その上、息抜きや気分転換になるBGMが全くないので、映画はドキュメンタリーフィルムのように進行します。

本作で描かれるのは、半径数百メートル圏内での出来事に過ぎず、あまりにも狭域での狭小な事件であり、観衆にとっては、夢のような別世界の話ではなく、ごく身近な風景の中で起きたことです。それゆえに切実でありながら、一方で所詮は他人事ゆえに大いにゴシップ的な興味が煽られることになります。
カメラの視点は、明らかに作中でも頻繁に表れるTVワイドショー目線、即ち世間の野次馬目線、興味本位のみの第三者目線です。いわば、本作は延々107分に亘るワイドショーの再現ドラマといえます。

人は、己とは無関係の、悲惨で凄絶な他人の不幸な出来事や他人同士の揉め事に対して、残念ながら生来持っている下賤でどす黒い好奇心が強烈に、且つ歪に掻き立てられます。
本作は、被写体を古田新太扮する添田充、松坂桃李扮する青柳直人、寺島しのぶ扮する草加部麻子の三人に絞り込み、常に各々の狂気の様をデフォルメして映しており、核となるスジがブレず、従い観客の好奇の眼を集め続け、好奇の心を掴み続けることに見事に成功しました。
ほぼ1時間半の間、観客は息つく間の無いままに異常な忘我と陶酔状態に置かれ、心にずしりと重い充足感を得たのが、本作への高評価になっているのではないかと思います。

尚、映画のキャッチコピーでは、「日本映画史に残る息の止まる感動のラストシーン」とあるのですが、ラスト10分間での明らかな映像の変調、人物の言動の劇的変化は、私には、よく意味が分かりませんでした。

あくまで私見ですが、カメラの動き、寄せカットの多用、身近な狭域世界の深掘り、それらによって醸し出された緊張感等により、テレビで観るには傑作といえますが、そのスケール感、そのシンプル過ぎるカメラワーク等により映画館で観る映画としては、やや疑問を感じるしだいです。

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keithKH

4.5キャスティング

2021年10月3日
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テーマは重いが、ところどころ笑いを入れてくるので吉田恵輔作品は毎回観に行く

キャスティングが絶妙で、片岡礼子ここで使うか〜とか膝をついた(加害者の娘とか、寺島しのぶのボランティアの娘とか)

ブルーハーツの「トレイントレイン」の歌詞で「弱い者たちが夕暮れ〜さらに弱い者を叩く〜🎵」の一節を思いだした

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うんこたれぞう

4.0諸悪の根源はお父さんの気質

2021年10月3日
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こういう人いるいるだけど、この映画ではその誰もがそれぞれの個性の度合いが普通を過ぎている感じで、だからこそこのストーリーが出来上がったのだろう。最初からみんなが折り合いをつけられる人なら、ただの交通事故で1人の少女の命が失われた、それだけ。でも行き過ぎた個性のぶつかり合いは関わった人たちの人生を狂わせた。私はずっと、お父さんの激しい気性が諸悪の根源と思って観ていて最後も結局謝らないのかい💦と突っ込んでしまった。もしかして最初に心に折り合いをつけられたのがお父さんとしたらこれも不公平なんじゃないか、とか娘を失い一番辛い人に厳しいことも思ったけど。。。いつ自分に降りかかるかもしれない、或いは巻き込まれるかもしれない災難、これは怖いなと心底思わされたこの映画。重かったけど、強くて柔軟な心を持ちたい、こんなことを考えさせられてこの先の人生の教訓にしたい、見てよかった。

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Sheeta

3.5破滅的なことを予感させたが

2021年10月3日
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bion

3.5あの日に見た白い雲

2021年10月3日
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乗用車の女性、そしてそのお母さん。ここ一点に関しては☆5 。それに纏わる、後半導入以降がどうにも雑に感じてしまって少し残念。それでも、そこに辿り着くまでの、重苦しく引っ張り時にサラッとエグ味を混ぜてくる感じは素晴らしかった。特に導入部なんて「孤狼の血 2」を楽しく鑑賞出来た自分ですら、声を漏らして目を背けてしまうえげつなさだった。だからこそ、あの女性に感情移入してしまったのだが。哀し過ぎるよ…。
観て感じて考えて、話し合う。そんな時間にはうってつけの作品でした。
「やきとり弁当」一目見たかったな(笑)

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lynx09b

3.5モンスター映画と思いきやヒューマンドラマ

2021年10月2日
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序盤でショッキングシーン❗ここからモンスター化と思いきや、心が痛くなるヒューマンドラマに昇華してゆく。上手い泣けました。

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ムロン

5.0昔バイトしていたスーパーの話を思い出した。

2021年10月2日
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侍味

4.0それぞれの苦しみ、からの…

2021年10月2日
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物語の肝となる部分が映らないので、本当は何が起きていたのかは分からず
登場人物たちの言動や雰囲気から、どんな印象を持ち、誰に何を感じるかで
観た人それぞれ捉え方が違うだろう、と。

物語も“そうなりかねない、そうなるよね”という絶妙な展開で
冷めたり飽きることなく、最後は少し救われる部分もあり、
とても濃密な作品でした。

もの凄ーく個人的な好みなんですが、藤原季節さんのたばこ吸う姿って
なんか味があってすきなんですよね〜…🚬

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I am R.

5.0真実のこと

2021年10月2日
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悲しい

知的

幸せ

普通、物語というものは何らかの願望や希望が混ざっていて作り手側と観客にとって都合よく人間が動いたりする。お約束のある、安心のある世界観が共有される。この映画の場合それらを極力排除した上で、それでもこれが人間の持つ真実なのではないだろうか、という部分で希望を見出す。本当に凄い映画だと思う。

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enuzaki

5.0松坂桃李は結局やったのか?やってないのか?

2021年10月2日
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泣ける

難しい

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じゃが

4.0優しい映画

2021年10月2日
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ヨシヨシオ

4.5父親の成長物語

2021年10月2日
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思春期の子供との付き合い方って本当に難しい。
何かが起きた時に自分にも悪いところがあったと省みる事ができるのか、全て周りのせいだと思うのか…。
生きている間に目を見て、向き合わなければ…亡くなってからでは遅い。もう会えないのだから。

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みさこ

4.5テーマがハッキリしていて凄い

2021年10月2日
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傑作と言って良いのではないだろうか?テーマが良い。「怒り」からは負の連鎖しか産まない。しかし人間は怒る事をしないと「怒り」がいかに無意味なのか分からないって話だと思った。
スーパーの店長にも父親にも感情移入出来て素晴らしい作品。
元妻の言葉や事故を起こし自殺した娘の母親の考え方が出来れば、争いなと起こらない。出来ないから生きにくいのだと思う。度を越す偽善者として描かれている寺島しのぶの役もこの映画には欠かせない。
戦争、争いがなくならないのは人間として仕方がない。しかし少しでも愚かな事と気づくには時間がかかるかもしれないがいつかは気付ける。
なぜ国際映画祭に出さなかったのが悔やまれます。

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ゆう

5.0冒頭のぐらぐら揺れる全景シーンのとおり

2021年10月2日
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泣ける

怖い

知的

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tkry