劇場公開日 2021年9月23日

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「正義の押し売り渋滞」空白 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0正義の押し売り渋滞

2021年12月24日
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どこにでもいる人たち、一人一人を気持ち悪く演出できていたと思うし、構成も演者さんも良かったです。

けど、わざわざ娘をあんな死なせ方までして取り上げた割には、2人の緊迫感が足りなかった。し、娘の孤独の演出は出来てなかった。

それに、寺島しのぶさんは上手いと思うし、あんな人はいるけど、ここでは無くても良かったかな。松坂桃李くんは上手かった。

父親からはじまって、先生、報道、スーパーのおばちゃんなどなど、それぞれの正しいがあって、監督の正義の押し売りはうざいですよ。っていうメッセージが渋滞してる。

ことはどうあれ、主観的正義を押し付けすぎると相手を傷つける結果になるね。善意なのか自己満足なのか。

ヒメノア〜ルよりは、メッセージがしっかりしてました。

大粒 まろん