「折り合いの付け方」空白 波風龍雄さんの映画レビュー(感想・評価)
折り合いの付け方
映画の終盤の主人公の「皆んなどうやって折り合いつけてんのかな」というセリフと、主人公と元奥さんと主人公の仕事の後輩の3人でご飯を食べている時に主人公が初めて素直に「悪かったよ、羨ましかったんだよ」と奥さんに言うシーンが印象的でした。
折り合いについて、自分もまさにそれが知りたくてこの映画をヒントにできないかと思って見ようとしたくらいだったのですが、そう簡単に答えは教えてくれないよなと思い直しました。逆に改めて自分でも考えるいい契機になりました。そして、自分の心や気持ちと正面から向き合う勇気が大切なんだなと思いました。そしてこれには時間やタイミングなども時によっては必要なんだなと思いました。
その他、古田さんや松坂さんの演技が素晴らしかったです。古田さんとても迫力がありました。
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