「演技力で入り込めた。」空白 優良評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
演技力で入り込めた。
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新田新太演じる古典的な頑固親父、スーパーの店長役の松坂桃李とその周りにいる人たちに起きたお話。
題材が気になったので見にいきました。
まず良かった点と悪かった点を。
良かった点
とりあえず役者さん達の演技力は抜群に良かった。モンスター親父、気弱な店長、パートのキモいオバハン、後悔している先生、引いてしまった女性etc演技がとにかく素晴らしかったです。嫌がらせ行為など現実であるような描写が良かったです。
誰もが被害者になり加害者にもなる。と言うようなメッセージが込められているような気が個人的にはしました。
悪かった点
映画の短い時間の中で親父と店長以外の人たちにもフォーカスを微妙に向けてあるせいで、中途半端なことになっている。おばはんとか船員の気持ちとかいるかな?と思いました。親父が店長を追い詰める、まじで全く同じ手口とセリフの繰り返しでした。
マスコミの報道がめちゃくちゃ。これが一番おかしい。作者のメディア嫌いが込められてるのかなんなのか、偏向報道が過ぎてました。そして特にそのことには触れずに話も進んでしまうありさま。
痴漢の話とかも出てきたけど、下心があったんだろ!くらいしか触れない。そこには親父怒らないんかい…
不意に出る良いセリフなどはあって、要所要所良かった部分もありますが個人的には微妙です。
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