「怒りエネルギーの量」空白 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
怒りエネルギーの量
万引きした子を追いかけた店長と、万引きして車にはねられて死んだ娘の父とのバトル。
さらに周りの人を巻き込んで、、、、、、。
前半の息詰まるエネルギーと、後半のぱらぱらと憑き物が落ちた様に力が抜けていく虚しい感じはなんだろ?
加害者も被害者も傷付いて、さらにまわりを傷付け、憔悴して行く、そして世間からも忘れられてゆき、様々な物を失っていく。
結局死んだ人は戻らない。
時間だけが少しずつ、エネルギーを染みとって行く様な感じ。派手な感情爆発の多い脚本だけど役者達がそれを歯を食いしばって耐えて、抑えた表現にしてる様がまた観てて心を撃つ。
やっぱり店長可哀想だったなぁ。
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