僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46のレビュー・感想・評価
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ドキュメンタリー×ライブ
私が欅坂を知ったのはほんの1ヶ月くらい前のことです。たまたま音楽番組を見ていた時に、彼女たちのパフォーマンスに感動してファンになったのがきっかけでした。
その上で、この映画はそんなにわかファンの私でも楽しめる素晴らしい映画です。
度々流れるライブ時の映像は映画館ならではのスクリーンと音響の迫力で、まるでライブを直に見ているようでした。
また、平手友梨奈さんの最後の『不協和音』のダンスシーンでは思わず泣いてしまうほど感動しました。
欅坂をほとんど知らない方でもこれを観れば、彼女たちがどういう軌跡を辿ってきたかを知ることができるとてもいい映画です。
ただ、推しの土生瑞穂さんのインタビューシーンが少なかったのが少し残念でした。
僕たちの嘘と真実
僕たちの嘘と真実を見て、やっぱり欅坂は最高だなって思いました。
不協和音からファンをしていて、てちがセンターであることが当たり前に感じていました。不協和音のてちの表現力に目を奪われ、心を揺さぶられたあの感動は今でも覚えています。
欅に2期生が入った時、最初は21人の欅坂にこだわっていて、卒業したずーみん、ねる、米さん、もながいたあの時代の欅坂で完成しているように思っていました。今でこそ、2期生、新2期生も推していますが、当時の自分ではその事が受け入れることができなかったです。
欅の改名は最初は戸惑いしかなくて、てちがいなくても欅は欅じゃないのか?とか、改名してほしくないって思いがありましたが、今はゆっかーやメンバーの覚悟を見て、いい意味でアイドルらしくない欅坂がこれからどんな色を、坂道を昇る姿を魅せてくれるのか、という期待が大きいです。
28人でどんな坂道を昇るのか
見応え充分
見応え充分なドキュメンタリー。他のアイドルと確実に違う問題と魅力がこのグループにはあって、天性の才能というか段違いの才能というか感受性とかを持ったセンターオブセンターみたいなのか出現したらグループ売りがコンセプトだったグループはどうなるのか、を描いためちゃくちゃテーマを持った内容だった。そのくらいパフォーマンスは目立つ。し、そのようなコンセプトで突き進んでいったらこうなった、という。デビュー当時の映像は横並び(また目立ってはいるけど)の笑顔があるが、その乖離、離れていく、ということにテーマはあった。本当は運営側の姿も映されていれば、もっと迫真のドキュメンタリーになったかとは思う。
平手友梨奈が大好き
平手友梨奈の最後の紅白で、『不協和音』のパフォーマンスで初めて見て、欅坂を知り、てちが大好きなった。ファンになってすぐにてちの脱退。なんで…。
YouTubeやネット情報をかき集めて、てちを知れば知るほど、てちを見たくて堪らなくなったし、てちの才能と存在を応援したくなった。だから、映画を観に来た。
この映画で、『平手友梨奈は感受性が高いがゆえ、天才で繊細だったからこうなった』みたいな描き方。『内的要因』が原因、みたいな描き方。
ネット情報が正しいかはわからない。が、2016年7月に放送された、徳山大五郎を誰が殺したか?の、窓もない撮影現場での長時間撮影で、精神不安定に、てち含め、欅メンバーが陥っていたこと、その後のファンの握手会の発煙筒事件など、てちが不安定になった理由に『外的要因』があった事は、この映画では、全く描かれていない。
てちの後ろ姿を、無音で数秒映すなどの演出。天才だから、繊細だから、完璧主義者だから、のような、欅メンバーの発言を促す質問の仕方。
欅坂という若い女の子グループの管理の仕方に問題があったのではないか、の部分が薄まるように、まるで、グループ崩壊が、てちの才能のせいにされているように見えて、何というか、残念だった。『大人の責任』という、質問をしてくれた部分が一つだけあって、そこだけは高く評価するし、本当は、それに尽きるのが真実なんじゃないかと、個人的には思っている。
あと、てちもこの先、芸能界でやっていくのに、こんなに、『扱いにくいんですよ』みたいな内容も、芸能界側としては起用に消極的になるし、てちが信頼していたダンスの先生に、『僕は2人セゾンは君がいい』と言っている、見せてはいけない部分を、映画として形に残してしまって、この映画をてちがみたら、どんなに傷付くだろうと思って、『辞めた平手友梨奈はどうなってもいいのか』という印象は少なからず持ったし、題名から薄々、そんな映画なんじゃないかとは思っていたが、『欅坂が少しでも美化するような言い訳映画』だった。
『泣けないのは納得していないから』と言っていたてちが、最後ステージ後泣くシーンをみて、『やり遂げたから辞めた』みたいな演出も鼻に付いた。だったら『卒業』する。でもてちが選んだのは『脱退』だ。…だけどそれでも、大好きなてちが沢山見られたので、その部分は満足したから評価は3です。これからも、平手友梨奈を応援します。あくまで、個人的な感想です。真実は知りませんし、てちしかわからないし、てちが幸せであれば私はそれで良い人です。気分害された方はスルーして下さい。
大人の責任、について言及されていた。
振付のTAKAHIROさんのインタビューを見られたのが良かった。スタッフの代表として、製作陣の代表として、語られていた内容にご本人の真摯な姿勢が見られた。
叱るべきところは叱るというキチッとした対応に、キリキリする全体の中で安堵するカットだった。
平手さんはいわずもがなで、切なすぎてかわいくて、胸に刺さる。
欅ファンは見るべきだが、答えはなかった
欅を語る上で、平手友梨奈が中心になるのは仕方がないことだと思います。
ただ、グループの結成から見てきた自分としては、欅は平手だけではないと思い続けていますが、
なぜ欅が今の道を辿ることになってしまったのか、その答えはこの映画にはありませんでした。
平手友梨奈がコンサートをドタキャンしたシーンで舞台監督らしき人がメンバーを叱咤激励する
シーンがあります。このグループは平手がいなければ何もできないと思われたいのか、俺はそれは
悔しいと。
メンバーみんなそう思っていたと思いますし、そのつもりで活動をしてきたと思いますが、
なぜ平手一人に重荷を背負わすことになってしまったのか。その声を上げることができない
ことになってしまったのか。
自分も含め欅のファンは、この問いをこれからもずっと持ち続けることになるのでしょう。
個人的には、卒業したメンバーの声が聞きたかった。
特に今泉、鈴本、ねる。小林と共にグループの顔となることができたメンバーです。
この3名がいたときの欅は、すばらしかった。
卒業メンバーが在籍していたころの欅に戻れるものなら戻って欲しい。
平手が笑っていたころや、今泉が小林と歌っていたころ、本当に初期ですが、この頃の
欅がすばらしかっただけに、今の状況が残念です。
メンバーのインタビューがあり、それぞれが複雑な感情をもっていることがわかります。
小林は平手に対してネガティブな感情をもっていることが見えましたが、これがメンバーの
正直な思いじゃないかと思う。感謝だけってことはないはずだし、この映画の中で自分が
ここは真実だなと思えた所でした。
ライブのシーンは、やはり鳥肌ものでした。
こんなライブを見せてくれるのは、欅坂しかいません。
このグループがなくなることが、残念でたまりません。
ライブ映像を見るたびに、悲しみがこみ上げてきます。
欅をこのような結末にした、運営に怒りがこみ上げてきます。
新しいグループになっても応援し続けます。
アイドルのドキュメンタリー映画としては最高だった
欅坂46=平手友梨奈という世間の印象は間違ってはいなかったことを確認。
その平手友梨奈に頼り切りだった駆け出したばかりの欅坂から、現在の欅坂への成長は見られた。
分かりにくいと思った部分は、時の流れに沿って描かれているようで結構前後していた点。しっかり時系列が頭に入っていないと分かりづらいと思う。
映画終盤にかけて、ライブの映像が流れたがその映像は圧巻だった。その映像を見られたことで満足できた節がある。平手友梨奈の苦悩、グループの不安定さを知った上でそのライブ映像を見ると色々考えさせられた。
いろいろな経験を経て成長したグループだと思うので、改名後に期待したい。
予告の不安が吹き飛ぶ良い映画
ネット上にネタバレとか不安とか落ち込むとか色々言われているけど、たしかに終始笑顔になるような映画ではないけど、静かに涙がでてくるような良い映画だった。ライブは相変わらず圧巻だし、結成初期から終焉までを追ったドキュメンタリーで真実しかない。平手友梨奈以外のメンバーの成長も感じられ、欅坂46全員にありがとうと言いたくなる映画だった。
秋元康さんの凄さ。
平手友梨奈 欅坂46の異常な凄さを伝える137分。
現役アイドルと思われる女の子達が何人も客席にいた。何か吸収して帰ってくれ。とにかく秋元康さんの凄さ。多分、平手崩壊まで考えた結成だったんだろう。前後に乃木坂46、日向坂46を意図的に存在。見えない見えてはいけない線路の上の女の子達の物語。
ドキュメンタリーという皮をかぶった新グループへのストーリー性を補強する映画。
この映画を見ても、何が「嘘」で何が「真実」なのかは分かりません。
次のグループに動き出すためのストーリー性を補強するための映画です。
フィクション、とは言いませんが見せ方・つなぎ方にかなり演出が入っていると思いました。
平手に振り回されたかわいそうなグループというイメージのままだと次のグループとして活動していく時にストーリーとして美しくないから、欅坂46、そして平手を神格化させて、次のグループは素晴らしかった過去の自分達を乗り越えるために頑張るグループなんですっていうストーリー付けをしたい映画なんだろうなと感じました。
アイドルにはストーリー性が何よりも大切だと思います。
そして今までの欅坂にはそれがなかった。
デビュー曲でオリコン1位、1年目で紅白。乃木坂がAKBを超えるために奮闘した戦いのような経験も、日向坂がひらがな時代に辛酸を舐めた頃のような時も、欅坂には存在しませんでした。(それを「新しいアイドルの形」として受け取る人もいましたが)
これから欅坂は新しいグループとなって歩み始めます。
劇中でTAKAHIRO先生が言っていた「目標は過去の自分」。
目標は高ければ高いほどストーリーは面白くなります。
この映画は越えるべき目標の高さを改めて自分達に、ファンに知らしめるため映画でした。
そして、目標を超えるために奮闘する彼女たちの今後を見守りたいと僕は思いました。
ドキュメンタリーとして見たかったものは見れませんでした。
辞めたメンバーのコメントがなければ真実は判断できないと思います。
とくに代理センターも数多く務めていた鈴本の想いを聞きたかった。(黒い羊のMVのクランクアップ時に一人棒立ちの鈴本はかなり異質で鳥肌でした) ぶちゃらけ?知りません。
ただ、これからの欅坂を応援したくなる映画だったと思いました。
ドキュメンタリー映画としては良い作品です。
ただ、やはり平手友梨奈には嫌悪感が増しました。
チーム最年少の彼女にのしかかるプレッシャーはとても大きなものだったこと、それを克服しようとしたこと、才能と努力で頑張ったことは評価しますが、メディアでライブの醜態を晒すなど、グループメンバーとしてはプロとして失格だったと思います。
また、それを是正しようとしない他のメンバーやスタッフ、もっともらしい意見を述べていますが、結局回りの人達が彼女におんぶにだっこだった結果でしょう。不満そうなメンバーもいましたが、本音を隠しているように感じました。
みんな仲良しだったと言っていますが、平手友梨奈は最近のインタビューで友達はいないと発言しています。メンバーはこの発言をどう受け止めているのでしょうか。
欅坂46は改名して出直すそうですが、やるなら欅時代の楽曲は一切封印し、本当の意味でゼロから再出発して欲しいし、それが出来るグループだと映画からは感じられました。頑張って欲しいと思います。
一方平手友梨奈は、映画を観てもなかなかの逸材だと思います。ソロとしての未来はあると思うので、彼女にもゼロからの再出発を自覚して頑張って欲しいものです。
平手肯定派の視点
この映画で全てがわかるわけではない
平手否定派、秋元康や振付師など第三者視点、平手本人視点。これらが公開された時に、真実がわかるのだと思う
誰もが間違ったことをしていないはずなのに、どこかでこうなることを回避出来たはずなのに、結果的には平手は脱退することになった。
二期生が加入し、メンバーそれぞれが成長したことが、平手が求める欅坂46では無くなったのだと思う
振付師からのアドバイスや最後の歌を観た時に、遥か先を見ていた平手とは見ていた景色が違ったのだろう
平手という奇跡
神は「光あれ」といい、世を明るくしたが
現在ではサイレントマジョリティーで代表される渋谷のように
夜間でも煌々と明かるく、僕たちはその明るさに嫌気がさしていた気がする。
だからこそ平手の闇に多くが魅了され、惹かれたのだろう。
作られた偶像だとしても彼女の表現は本物だった。
とくに中期から後期にかけてはさらなる暗さや危うさがあり
前面に出ていなくても、しゃがんでいても倒れていても目で追ってしまう。
それは彼女が本物の闇を宿し、それでも前に進む強さと圧倒的なカリスマを持ち合わせているからだ。
本映画ではそんな彼女の裏側をデビューから見ることができる。
魅力的な闇を演出する裏にある天才の苦悩や少女たちの涙は
挑戦と成功という一般的なアイドルドキュメンタリーとは一線を画す。
欅坂とは神とも並ぶ天才をかかえたグループの勃興と衰退、
そしてそこからの立ち上がる人間の強さの物語だった。
欅坂46とは
デビュー当時から欅坂46を観てきました。
色んなことが、本当に色んなことがありました。苦しい事の方が圧倒的に多かった。
色んな憶測記事やアンチコメントにメンタルをやられながらも、本当はこうなんじゃないか?って信じながら。
映画を観て、想像していた方向は間違って無かったなと感じました。
平手に関しては、想像の上をいく暗闇の様なメンタルで活動していたのだと。
色んな事に辻褄が合い、スッキリしました。
菅井の苦悩、守屋の覚悟、小林の葛藤、伝わりました。
これからみんな幸せになって欲しい。
卒メンもね。
平手の事ばかりって批判はある様だけど仕方ない。
欅坂の真実を辿ろうとすればそうなる。
アイドル映画では無かった。
ドキュメンタリー映画でした。本当に。
平手さんにしかわからない苦悩
監督も言っていたがこれは音楽映画。映画館の巨大なスクリーンで迫力のあるライブ映像を見ることができる。特に最後の不協和音は細胞レベルで興奮する。これは映画館でしか味わえないと思う。
タイトルなし
人生変わると思います。
自分は映画行く時、時間を調べて行かず文房具などをお店に買いに行くついでに映画館の前を通って、そこで時間を調べます。今日は夜6時15分の回がタイミングばっちり。
平手友梨奈尊敬します。この作品見てから日常の生活態度が変わりました。
映画「響」の主人公がいるグループ
平手友梨奈も、「響」を観るまで知らなかったけれど、観てからは、なんとなく気になっていて、この映画も平手友梨奈が観たくていった。デビューから、まるで、別人のようになってしまった彼女をせつなく思った。
乖離
僕たちの嘘〜が世間やファン、アンチの勝手な妄想や
思い込みで、真実がメンバーや欅運営から明白に伝えられるのかと思っていたがそうではなかった。
時系列が前後する(どんな意図からか)ので欅の経緯を把握していてもいささか混乱してしまう。
スポットライトを当てられるのはずっとセンターだった彼女なのだが、初期の愛らしい15歳の少女がなぜあんなになったのかは解明されないで終わる。
謎解きの鍵は「特別扱い」だと思うのだが、崇め奉り
腫れ物に触るような扱いはこのグループのプロデューサーからも話を聞くべきだと思うが彼がこのドキュメンタリー映画のプロデューサーでもあるのだから真っ当な解釈ははなから望めない。
映画の中で結構時間を取ってインタビューを割いている小林さんはこれからのグループの未来を方向性をきめそうな雰囲気。次作配信最終作のセンターも彼女だし。
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