「「この手があったか!」と膝を打つ」透明人間 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
「この手があったか!」と膝を打つ
アマプラレンタルで鑑賞。
評判は聞いていたから期待しながら観たけど、期待を上回る面白さに引き込まれた。
日本の(僕を含めた)特定の年齢層には「ちょっとエッチなコメディー」の題材として使われる事が多かったため、何が怖いのかいまいちピンと来なかった透明人間だけど、本作では徹底的に物語を被害者(主人公)の一人称視点で描くことで透明人間の怖さを浮き立たせているし、それが同時に男女間の今日的なテーマ性に直結しつつ、ジャンル映画として超一流の面白さにも繋がっているという見事な構成に、「その手があったか!」と思わず膝を打ってしまった。
ただまぁ、映画終盤では透明人間そのものより、主演のエリザベス・モスの顔芸の方が怖かったけどw
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