「そこに居そうな気がする」透明人間 dskさんの映画レビュー(感想・評価)
そこに居そうな気がする
序盤、不安でハラハラ。
中盤、状況は悪くなる一方で希望が見えない。
ラスト、疑問符付きの大団円。
アクション映画を見た直後は意味なく回し蹴りとかしたくなるけど、この映画の場合は、包丁持ってニタリと笑いたくなる。
誰も居ない部屋を映すだけという演出が何度も何度も繰り返される。最初は不自然で意味のない映像にしか思えない。でも、そのうち、透明人間の仕業らしき動きがあって、一度そうなると、あとは主人公といっしょに「そこに居るの? 居ないの!?」と、不安になる。
みんなもいっしょに息をつめて、誰も居ない部屋の隅を見つめるといいよ。
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