「退屈しなかったから、まあいいか」透明人間 ぐちたさんの映画レビュー(感想・評価)
退屈しなかったから、まあいいか
主人公が見えない敵にどんどん追い込まれていく。緊張感が続いて退屈しなかった。
しかし、例えば、大きな音で見る者を驚かせるのは手法として好きでない。驚いたからやや腹が立つのかもしれない。
それに、家の中で人の気配を感じた場合、人はまず明かりをつけるのではないか。犯人が透明人間であるために、物語に少し無理がある部分を感じた。
物語は追われ続けた主人公の当然の逆襲で終わる。「ミッドサマー」の終わり方を思い出した。これが今風なのかもしれない。
主人公をきゃしゃな、あるいは、か弱いタイプの女優が演じていれば物語全体の印象が違ったかもしれないと、あまり自信はないが思う。
コメントする