劇場公開日 2020年7月10日

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「思わぬ拾い物」透明人間 映画鑑賞1000作さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0思わぬ拾い物

2020年7月12日
iPhoneアプリから投稿

以前、ケビンべーコン主演の透明人間作品(インビシブル)を観た時はそれなりに楽しめたが、ポールハーボーベン監督のゲスさが満開作で、怖いというよりエロい作品だった。
今回の透明人間は、ソウの脚本担当が監督との事で、怖さと展開の妙をそれなりに期待しながら鑑賞。しかしながらハズレもあり得ると覚悟してた。結論は大当たり、かなりの良作だった。
冒頭からいきなりの緊迫シーン、これが凄かった。おどろおどろしい音楽の効果と、静と動の使い分け、意味ありげなカメラワークに騙され、突然の驚愕シーン。冒頭からまんまとビビらされた。その後のストーリー展開、アクションも多用され、冒頭シーン同様に『静と動』『いきなり驚愕シーン』『意味深なカメラワーク』が次から次に。あり得ないだろの展開も、最後には、あ、ならあの展開はあり得るなと。実に上手い。十分納得の、もうお腹いっぱい映画だった。
主演女優の雰囲気が『ミッドサマー』の主演女優に似てる事もあり、余計にドキドキしたという事もあるw。が、なんかもう少し華のある雰囲気の美人に演じて欲しかったし、折角の透明人間物ゆえに少しお色気が欲しかったかな。ポールハーボーベン作品(インビシブル)まで行く必要は無いがw

映画鑑賞1000作