「コメディではない」大怪獣のあとしまつ　Ｋ犬さんの映画レビュー（感想・評価）

シンゴジラをベースとした特撮のパロディ。
ギャグ漫画風の実写映画といったところか。

個人的には全く理解できないギャグ漫画を
2時間強制朗読されてるような感覚だった。

コメディ映画としない理由は‘笑い’に集中しているからである
面白さ、楽しさという二つを構成しつつ笑える場面を作り
ストーリーで形を整える、そう言った作品をコメディと言うと言う認識がある。

しかしながら、この作品はほぼ笑いに集中している。
面白さも楽しさも存在しなかった。

それはコメディではなく、ギャグ漫画の構成であると思う。
ギャグ漫画を実写映画にするという挑戦といえば挑戦なのかもしれない。

どこが笑えるのかわからないギャグ漫画を読むことほど苦痛なことはない。そう言う映画である。
もしかしたら、すごく面白いと感じる人がいる可能性があるとは思うが、一般性は非常に低そうだ。