「おいおい、面白かったぞ」大怪獣のあとしまつ よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)
おいおい、面白かったぞ
評判が散々だった本作。アマプラ登場でやっと観ました。
最初っから、コメディ作品で時々下ネタもあるということを踏まえて視聴しました。
ところが、いやいやいや。いやいやいやいや。なかなか良く出来ていて面白い。
俳優陣も豪華。映像もなかなかいいし、ストーリーも面白い。
コメディーの部分は、時効警察やオダギリジョーが好んで出てるような深夜ドラマとか、クドカンのコメディ作品が好きな人ならわりとすんなり受け入れられるノリだと思う。
これはホント宣伝が悪いよね。
最初っからコメディとして売り出しとけば良かったのに。
福田監督や三谷幸喜、クドカンなどの作品が、思ってたのと違って寒いギャグばっかりだったぞって怒る人いないでしょうに。
これも三木聡監督の不条理コメディだとちゃんと分かって観れば面白いし、映画としてしっかりした作りになってる。
ほんともったいない。
これなら映画館で観たかった。
映画好きなら、というか、映画愛がある人なら、映画始まって10分15分くらいで、その作品がどういうタイプの映画を自然と判断して、その作品を観る姿勢を自身の中で整えられるはず。
でも、真面目な怪獣災害映画風に宣伝しちゃったもんだから、思ってたのと違う、コレジャナイって思っちゃった人が続出しちゃったんだと思う。
なんとも不運な作品だなあ。
あと、続編出るのかなあ?
出してほしいなあ。
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