「<日本統治下の朝鮮を知る映画ベスト10>の1作として日本人必見!」マルモイ ことばあつめ 小久保達さんの映画レビュー(感想・評価)
<日本統治下の朝鮮を知る映画ベスト10>の1作として日本人必見!
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日本語の辞書編纂作業をドラマ化した『舟を編む』は、韓国で上映しても韓国人は感動できないでしょうが、この朝鮮語の辞典を占領下で編纂していく『マルモイ』は日本人が観ても感動する映画です。
でも、このコメント欄で多くの人が指摘していますが「日本人役の発音」が日本人ではないことが、「言葉の重要性を説いている映画」だけに気になりました。
日本人のセリフに「日本語の字幕」を入れたのは、韓国の制作陣の判断なのでしょうか? それとも、日本の配給側の判断なのでしょうか?
「日本語の字幕」にするよりは「日本人による吹替」のほうが、「日本人には変な反発心を生じさせない効果」が有ると思います。
映画作りのコツを教えて貰っているような判りやすい作品でした。「最初はコメディタッチで最後は悲劇でも感動的に描く」ことに成功しています。
「冒頭で追いかけっこをした」主役の2人が、後半は「捕獲に来た日本兵から共に逃げる」シーンは卓越した「対比」でした。
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