劇場公開日 2020年10月9日

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「被害者なのか加害者なのか最後まで分からない斬新な作り」望み みるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0被害者なのか加害者なのか最後まで分からない斬新な作り

2024年2月29日
PCから投稿

原作を読んだので映画版も視聴。
原作の面白さの最大のポイントは「息子がいなくなった。そして近所で殺人が起った。息子が被害者か加害者か最後の最後まで分からない」というところです。
本映画はかなり原作に忠実です。原作の面白さを最大限に失っていません。

原作の解説にもありましたが、本来はこういう作品を作る時は「息子は被害者で別の犯人を両親が探し当てる」という物語にしがちです。
しかし前述の通り本作の最大の特徴は「本当に息子はやってないのか?」「本当なのか?」と最後の最後まで分からないところです。

未見の方はその驚くべき結末をぜひご確認下さい。

みる