「どうすれば良かったのか」望み こころさんの映画レビュー(感想・評価)
どうすれば良かったのか
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父親役の堤真一さんと母親役の石田ゆり子さんお二人の、愛する家族を必死の思いで守り抜こうとする姿と、涙ながらに詫びる竜雷太さんの姿に何度も涙が溢れました。
作中の「 良い子程自分で解決しようとするんです。」
「何を見ても規士の事を思い出すんです。」との台詞が忘れられません。
どうすれば良かったのかという問いを一生抱えて生きて行かねばならない家族の苦悩を、誰かを傷付ける前に、事件を起こす前に、深く深く考え抜いてどうか思いとどまって欲しい。
ラストで映される幸福感溢れた家族写真と、エンドロールで流れた森山直太朗さんの透明感のある歌声に、このような事件が少しでも減る事を願わずにいられませんでした。
映画館での鑑賞
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レモンブルーさんのコメント
2020年11月25日
こころさん 共感をありがとうございます。
どうすれば…という問いを一生抱えて生きて行くのは…辛いでしょうね…。でも…規士が 善意の末の死であった事が、世間や家族に分かった事が 唯一の救いでしたね。