「人魚の眠る家を思い出す」望み まあこさんの映画レビュー(感想・評価)
人魚の眠る家を思い出す
なんだか雰囲気が似てるなぁと思いながらみてました。
監督堤さんだったんですね、エンドロールで納得。
美しすぎない撮り方にいつも好感がもてます。
今回の家族4人、視線の演技がとても上手くて好きです。
流れもじわじわ迫る不安感、伝わってきました。
加害者になっても生きていてくれるなら、
被害者になって戻って来なかったら、
加害者になって家族の未来がなくなるか、
被害者になって家族の未来を繋ぐか。
どちらを望むか、2択の選択という所が人魚の眠る家と似ていて余計思い出しました。
どちらの作品もどちらに転んでもそれなりにストーリーがあって描きがいはありそうですが、父の信じたラストに涙が止まらなかったです。
予告が面白かった映画は基本期待はずれだと思うことが多いのですが、この作品は個人的には期待以上でした。
原作を買おうかとはならなかったので星は3つにしました。
ですが、人に面白かったか問われたら、迷わず面白かったと答え、見てみて下さいと勧めると思います。
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