「「願い」ではなく、「望み」」望み taretanさんの映画レビュー(感想・評価)
「願い」ではなく、「望み」
望みというと、普通、ポジティブなものだが、今回はどちらに転んでも、ネガティブな結果が待っている、その状況でどちらを願うのか、という、一風変わった構造である。
また、神頼みな「願い」ではなく、「望み」をタイトルとしており、それぞれの登場人物が望みをもとに行動する。
登場人物がみな、その複雑な感情をうまく表現しており、感情移入させられた。
一方で、周囲からの嫌がらせなど、単調かつ、お決まりな感じがしてしまい、テンポに欠けていた。
テーマ、構造は興味深かった。
コメントする