劇場公開日 2020年10月9日

  • 予告編を見る

「「願い」ではなく、「望み」」望み taretanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「願い」ではなく、「望み」

2020年10月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

望みというと、普通、ポジティブなものだが、今回はどちらに転んでも、ネガティブな結果が待っている、その状況でどちらを願うのか、という、一風変わった構造である。

また、神頼みな「願い」ではなく、「望み」をタイトルとしており、それぞれの登場人物が望みをもとに行動する。

登場人物がみな、その複雑な感情をうまく表現しており、感情移入させられた。

一方で、周囲からの嫌がらせなど、単調かつ、お決まりな感じがしてしまい、テンポに欠けていた。

テーマ、構造は興味深かった。

ひでぼー