「家族写真」望み ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
家族写真
4人家族が仲良く微笑んで写っている様子が時系列に投影される。子供たちがどんどん逞しく大きくなっていくのが感じられる光景が積み重ねられていくが、あるショットを最後に3人家族に変わる。どの顔も笑顔ではあるが、そのショットから抜け落ちたひとつのピースがなぜかぽっかり心に穴を開けたように寂しく感じました。
いるべき人がいない寂しさは笑顔の裏側にひっそり纏わりついて離れない。
できうることなら、何も起こらなかったら良かったのに・・・・
それこそが望みであろう。
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