「製作者の『望み』は、大ヒットかな?」望み シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
製作者の『望み』は、大ヒットかな?
クリックして本文を読む
堤幸彦監督にしては、TVの二時間ドラマ程度の平凡な出来でした。息子が殺人事件に巻き込まれて、被害者なのか加害者なのか判明しない設定はいいとして、周囲の嫌がらせとか狂乱のマスコミの取材とか毎度お馴染みの展開でうんざりします。最後は、誤解していた当事者が土下座したり、息子が目指していた未来が分かる幕切れまで、鉄板の御涙頂戴劇のオンパレードです。新味はないけど作品自体は手堅くまとめているし、お子さんのいる方は身につまされると思うけど、堤監督ならではのシャープなオチが欲しかったです。
コメントする