「後味が悪そうでしたが…」望み marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
後味が悪そうでしたが…
自分自身に置き換えて考えてしまい、子供が加害者であっても被害者であっても何にしても後味が悪いんだろうなぁって思いながら観てました。最後の三浦貴大さんが出てきてからの後日談のまとめ方で救われた気がします。どなたかも書かれてましたが自分が父親だったら、母親だったら、兄弟だったら…それぞれ観方が変わってくるんでしょうね。
息子を信じていたい父親、しかしながら疑ってしまうところにも共感と反感と両方の気持ちで観ましたが、母親の想いは「なんであれ生きていてさえいれば…」わかりやすいですがそれぞれの心の内面を堤真一さんも石田ゆり子さんも見事に演じられてましたね、流石です!涙しました。清原果耶さんも正直な心情をうまく表現されていて迫真の演技でした。
それにしてもマスコミの暴力、女刑事の憎たらしさが目立っていましたね。ある意味いい女優さんなんでしょうか?松田翔太さんがもう少し悪い方向に向かっていくのかとハラハラしましたがそんなに悪い人でなく安心するとともに少しがっかり感もありました。
名古屋出身の堤幸彦監督作品、ついひいき目で観てしまいます。時々「あれっ?!」って作品もありますがこれはよくできていて考えさせられるいい作品だと思いました。
色々な立場の方々の観た感想を楽しみにしています。
レモンブルーさん
共感&コメントありがとうございます。
私も我が身に置き換え考えてしまいますね。一時期一人娘と音信不通の時期があったりして「元気でいてくれさえすれば」の思いもありましたが年末頃から毎週買い物に付き合わされ親バカしてます。
marimariパパさん お久しぶりです。共感をありがとうございますm(__)m
この映画は 自分ならどうする?でしたが、私は やはり母の気持ちですね。ただ、映画では、息子は犯人ではなく しかも殺されてしまう設定だったので…ほんとはそうでない設定の話を見せて欲しかったです…かなり重くて、救いがなくて、落とし所が見つからないでしょうけど。でも、2時間には収まりきらないですね。