予定は未定のレビュー・感想・評価

監督と脚本は『絆のものがたり　心と心を結ぶもの「宇宙にたった2人」』の磯部鉄平
脚本は他に『絆のものがたり　心と心を結ぶもの「宇宙にたった2人」』の永井和男

舞台は大阪か？
オール関西弁
それならコテコテの人情喜劇かと思いきやそうでもない
40を前にしてなお運命の出会いを待つアホな独身女の話

男性欄だけ書いた婚姻届の紙飛行機をゲットした純子はさっそくその住所に行ってみたら独身の女芸人用に企画されたテレビ番組のドッキリで大ショック

そんな怪しげなところに行く方も行く方だし
マッチングアプリとか知らんのか
素直に見合いしとけアホ

運命の出会いなんかあるか
あとになってあの出会いは運命だったんだなと結婚生活を積み重ねて思うことだとオリエンタルラジオの中田敦彦がしくじり先生で発言していたようなしていないような
あっちゃんかっこいい

運動神経が元々いいのかアクション俳優でもある屋敷紘子演じる純子は元陸上部という設定らしく走りかたがかっこいい
自主制作映画はなぜか人が走るシーン多い気がする
飲み会での酔いもあったのか身体能力が高い人にはあり得ないこけかた
下着姿のサービスあるもののアクションができる俳優のわりに痩せ型にも関わらずお腹はブヨブヨなのは役作りか

まあ悪くはない
知らんけど

配役
アラフォーのOLの純子に屋敷紘子
純子にお見合いを勧める叔母に辰寿広美
純子の職場の後輩に南羽真里
純子の職場の上司に山中アラタ

アクション女優屋敷紘子主演のショートムービー。
40歳を目前にした、独身OLの物語。
まぁとにかくよくコケる。
この人生に躓いちゃってる感じの演出はうまい。
ふとした紙飛行機に運命感じちゃったり、一転して哀愁感じちゃったり、何だか可愛らしい一面も。
最後は自身のルーツに立ち戻り、力強く走り出す。
またこの走りっぷりが良いんですね、「口裂け女」も楽しみです。
何とも駆け抜けたような時間でした。

タイトルはよく言われる語呂合わせ、映画祭で賞を取っているらしいので鑑賞。
孤独なアラフォーOLのある日常をスナップした短編映画。結婚願望はあるようだが、お見合いには無関心だから結婚がしたい訳では無く運命的な出会いを望んでいる、要するに胸のときめきが欲しいのでしょう。婚姻届の紙飛行機、女芸人をひっかけるTVバラエティのネタだったと明かされるも主人公にはインパクトがあったようです、なんかAKBの「365日の紙飛行機」にインスパイアされたようなプロットでした。人生は紙飛行機、願い乗せて飛んでゆくよ～♪

冒頭からいきなりトイレに座った女性の脱いだ下着のショットに唖然、他にも下着姿でうろつくシーンなど肉体美を披露したかったらしい、顔は地味だしおばさんなのでそっちに寄せるしかアピールポイントがないのかもと邪推、元陸上選手という設定とアクションが売りの屋敷紘子さんですからやたら転んだり、疾走シーンも見せ場のようです。
まあ、おじさんには興味のない話、短編だから辛抱できましたが、だから何なの？と言いたくなる。

心が痛くなった。