ウィッシュ・ルーム

解説・あらすじ

「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ主演によるサスペンススリラー。ニューヨークから田舎に移住してきた若い夫婦は、新居に奇妙な隠し部屋を見つける。それはなんと、願ったものが何でも手に入る夢のような部屋だった。最初は戸惑う2人だったが、贅沢な望みを次々とかなえるうちに、欲望をエスカレートさせていく。子どもに恵まれずにいた妻は、ある日ついに部屋でその願いを実現させる。ところが、部屋で生まれたものは家から出すと消えてしまうことが判明し……。監督は「ルネッサンス」のクリスチャン・ボルクマン。

2019年製作/99分/フランス・ルクセンブルク・ベルギー合作
原題または英題:The Room

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0 【”或る部屋の中で望みにより出現した”虚構”の定め。そしてそれに翻弄される夫婦。”今作は苦労せずに手にれるモノ程、怖いモノはないことを描いたシニカルスリラーである。】

2025年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

■古ぼけた屋敷を新居とした、望んだものが何でも手に入る奇妙な隠し部屋を見つけた夫婦ケイト(オルガ・キュリレンコ)とマット(ケヴィン・ヤンセンス)。
 初めは戸惑いつつも、画家を目指すマットは名画を望み手に入れ、ケイトには金を望めと言い、大金を得、2人は贅沢に明け暮れる。
 ついには子供を2度流産した妻のケイトが隠し部屋で願いを叶えてしまい、赤ん坊のシェーンが現れる。
 だが、部屋で生まれたものは家の外に出すと灰になり消えてしまう事が分かるとともに、且つて或る夫婦を殺した身元不明の”ジョン・ドゥ”が収容されている刑務所に会いに行ったマットは、彼と話し、全ての定めを理解するのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作は、いわゆるワンシチュエーションスリラーである。願いを叶えたモノが現れる部屋。だが、それは部屋の中でだけ存在し、外界に出ると消える。

・今作は、その設定に捻りを加え、ケイトが望んだ子供シェーンを登場させることで、夫婦に更なる混乱を与えるのである。

・シェーンは望んで外に出ると”劣化”の為に成長し、ついにはマットにソックリに化けて、ケイトに乱暴するのである。
 だが、にマットに外に出されたシェーンは劣化が進み、灰となって消えるのである。

<嫌なのは、その部屋を出たケイトとマットが、新しいアパートに移り住んだ際に、ケイトが妊娠した事を知るシーンである。
 彼女の子は、マットの子なのか、シェーンの子なのか・・。
 時々、分かりにくいシーンがあるのが難点であるが、オルガ・キュリレンコを観れた事で、良しとしたい。キッパリ!>

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NOBU

2.5 何でも願いが叶う部屋

2025年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

欲望は物だけに留まらず〝子供‘’まで部屋に生ませた奥さんに責任がある

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ゆうき

4.0 ドラえもんの四次元ポケットみたいな部屋うらやましいなぁw

2024年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

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かちかち映画速報

2.0 翻弄される赤ちゃんが可哀そう

2022年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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ほらぁ