劇場公開日 2021年6月25日

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「【”君らしさを失って欲しくない・・”仲が良いほど、喧嘩はする・・が、いざと言うときのピーターとマグレガーの団結力はピカ一です!】」ピーターラビット2 バーナバスの誘惑 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”君らしさを失って欲しくない・・”仲が良いほど、喧嘩はする・・が、いざと言うときのピーターとマグレガーの団結力はピカ一です!】

2021年6月26日
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鑑賞方法:映画館

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ー まさかの(すいません‥)ピーターラビット第2作。
  前作で和解したピーターとマグレガー。
  そして、ビアとマグレガーは、めでたく結婚・・。
  ビアが書いた絵本が、敏腕編集者ナイジェルの目に留まり・・。
  一方、ピーターは相変わらずマグレガーと仲良くなれずに、大都市グロスターへ・・。ー

■感想
 ・映画の”ピーターラビットシリーズ”って、ピーターと、見かけだけは大人だけれど、施設で育った心寂しきマグレガーの成長物語なんだな・・、と思ったよ。

 ・似た者同士(頑固だけれど、一途で、心優しい所。)のピーターとマグレガーは、ビアやカトンテールやモブシーやフロプシーを愛し、皆が道迷いしている時や、ピンチの時には、共に戦うんだよね。

 ・ピーターの声を担当したジェームズ・コーデン(ピッタリ!)、カトンテールの声はデイジー・リドリー、モブシーはエリザベス・デビッキ、フロプシーはマーゴット・ロビーと、主な役の声優担当の役者さんも前作と変わらず、嬉しい。
 ー それにしても、美人女優さんばっかりであるなあ・・。ー

 ・ピーター達の動きや微妙な表情も、相変わらず絶妙に表現されているし・・。
 ー ピーターが、一生懸命マグレガーの育てているトマトを”回収”したのに、マグレガーに誤解を受けて、グレチャッテ、一人寂しそうに大都市グロスターの下町通りを歩く時の表情・・。そして、悪ウサギ、バーナバスと出会って・・。ー

 ◆ 前作が、ヒットしたのはピーター達の動きや表情を担当した”特殊効果チーム”と”視覚効果チーム”の頑張りがあってこそだと、私は思っています。

<ピーターとマグレガー。
 似たもの同士だから、直ぐに喧嘩するけれど、いざと言うときには、素晴らしい団結力を発揮する素晴らしいパートナー。
 ビアも、マグレガーのお陰で、”自分の絵本の世界観”を取り戻し・・。
 ピーターも”囚われた仲間を助けないと!”というピュアな気持ちを持っているので、悪ウサギにならずに済んだしね。
 真の悪人は、誰一人出て来ない素敵な物語です。>

<2022年6月26日 イオンシネマ岡崎にて、字幕版鑑賞>

NOBU