「人は誰でも後悔する」選ばなかったみち 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
人は誰でも後悔する
とにかくヒトは後悔します。問題は、後悔とどう向き合うかですよね。「そりゃ、後悔はある。俺の人生、後悔のオンパレードや。ただ、納得はしとる。」そんなセリフ、マンガで、覚えました。確かに私の半生も、後悔、後悔、大後悔時代。マゼランも、びっくりです。それでも、みちは続く。極端な話、選らばなくても、みちは続く。だとすれば、せめて選んだみちくらい、大切にしないとね。どんな結果になるとしても、受け入れて納得できる大人になりたいものです。でも、まぁ、後悔と納得の狭間を揺れ動いてこそ、人。それがなければ、神様ですから。
ただ、それ以上に気になるのが、ラスト。私だったら、どちらを選ぶだろう。
皆様も、是非観て、みちを選んでね。
「朽ちた手押し車」
認知症は、時間と場所の体内GPSが機能不全。想像を絶する不安に駆られるそうです。そして、ボケた親の世話は、映画のように、2時間で完結しません。
あらすじだけ追いかけると、何とも殺伐としたお話の「選ばなかったみち」ですが、あらすじ通りに殺伐としたお話になっちゃったのが、本作。三國連太郎が出ていたにもかかわらず、長くお蔵入りしたのも、分かります。併せ観ると、お国柄の違いなのか、時代の違いなのか、どうにも埋められない溝のようなものを感じて、余計殺伐とした気分に浸れます。
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