「#17 父親の目に見えているもの」選ばなかったみち chicaricaさんの映画レビュー(感想・評価)
#17 父親の目に見えているもの
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認知症の父親の目には目の前の自分が映っていないのに、必死に父親の世話をするモリーがなんだかアメリカっぽくなくて愛しい。
父親の目に映っているのは現実の世界ではなく、自分が捨ててきた世界。
かつての妻や、モリーの母親、さらに昔亡くした子供の名前もおぼえているのに、娘のことは最後まで認識しない。
最後に娘の名前を呼ぶところで、この映画を観ている人全員が救われた気持ちになる。
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