「ニューヨークの片隅で」17歳の瞳に映る世界 ねもちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ニューヨークの片隅で
ニューヨーク…そこに若者が憧れる煌びやかさは一片も映し出されてはいなかった…
ある目的の為だけにニューヨークへ向かったオータムと彼女の異変に気付き問題解決の為に同行する従姉妹のスカイラー
女性であるが故の苦悩…しかし女性の武器も利用出来る…リアル過ぎる17歳の危うさ、脆さ、痛みを伴うロードムービーの異色作でした
ケースワーカーや両親を頼らず葛藤しながらも
淡々と事を成して行く少女達に
大人としての面目の無さに虚無感さえ感じてしまった…
それ程、主演2人の刹那さと切なさが込められた深い演技力に今後注目して行きたい!
オータムとスカイラーの「18歳の瞳に映る世界」が
希望に満ちた明るい世界である事を祈ります
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