「逃げた女?」逃げた女 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
逃げた女?
監督賞受賞ですか…。
私には、題名の「逃げた女」と、ストーリーの関連性がわからなかった。
長回しの会話劇が続き、肉がうまいだの、りんごがうまいだの、日常的会話が続いていく。
カメラワークはズームのみ。二人の会話を横からのアングルで写し、途中で一人にズームして、また、会話が続いていく。
字幕を読むのが面倒になる。これは、母国語で耳から入れないときついなぁと思いつつも、会話は続いていく。
居眠りはしていない。意識はあるが、字幕を追っているうちに、意識がとんでくる。
夫が出張中に、初めて夫と離れて、女友達に会いに来たらしい。
室内では、女同士の打ち解けた会話が続き、外に出ると、男が女にイチャモンをつけるという構図だ。
ほとんどが室内の低予算映画ではあるので、内容はそれに応じたものでいいのだが、何が伝えたかったのだろうか。
ポスターだけは、雰囲気を漂わせている。
キム・ミニさんも、アイドル的だったけどなぁ…と思いつつ、映画館を後にした。
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