カオス・ウォーキングのレビュー・感想・評価
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未来すぎるお話でした。
1000年以上後のお話だよね?
SFなんだよね?
4000人も乗られる宇宙船を作る技術があるんだよね?
その星に降り立つと男性だけが”ノイズ”という力を
覚醒させるんだよね?
なんだかなぁ…。
すごく面白いアイデアなんだけど、
日本には「サトラレ」という作品があるがために、
あまり斬新なアイデアに思えないのよね。
で、スゴイ未来なのに原始的な戦いをして
ノイズを効果的に使えていないのよね。
そうか!
2023年現在、世界のテーマ、
性差別をどう考えるかに答えを出した映画なんだね!
全てを受け入れるか。
差別対象を駆逐するか。
その答えは、そんなアホな論争をしている世界から
脱出して新しい世界を作り上げろ!
ってことだね。
・・・SFである必要なかったね。
男は全員サトラレ
あ、何てところで終わったんだ、てのが素直な感想。最も知りたかった先住民族スパクルの真実が全く触れられていない。そして大虐殺についても理由が曖昧。まぁ、続編ありきで作られたんだろうけど、奇抜な発想や映像のこだわり以外に見どころがなかった・・・ストーリー自体がカオスだよ。
地球から脱出して移住できる惑星。ハビタブルゾーンと呼ばれていますが、最近では火星ですら住めるのではないかという意見もあったりします。SFストーリーとしては64年かけて到着するため、宇宙船内で生まれた子たちがいたりします。映画では第1波とか言われてましたけど、このあたりの設定は良かったと思います。プレンティスタウン、フォーブランチ、そしてヘイヴンという町。ノイズというさらけ出しも面白い設定。
何だかんだ言っても、続編が作られれば見てしまいそう。先住民がエイリアンであるとか、とても気になります。侵略者という言葉を使ってくれれば尚良し。
頭の中の思考、読まれたくないよね
それを考えちゃいかん
ヤング向けのSF冒険ファンタジー
2021年(アメリカ)監督:ダグ・リーマン。
原作は「怪物はささやく」のパトリック・ネス。ネスは脚本にも参加している。
西暦2025年。
汚染した地球を捨てて、「新しい星」=(ニューワールド)に入植した人々。
結構原始的な生活をしている。
男の心の声は「ノイズ」として、丸聞こえなので、相手に何を考えてるか?を、
知られてしまう。
女は《実は訳があって》殺されて、死に絶えてしまった。
「ニューワールド」生まれの孤児のトッド(トム・ホランド)は、女性を見たことがなかった。
「ニューワールド」に偵察に来た宇宙船が墜落して、唯一の生存者ヴァイオラ(デイジー・リドリー)を
見て、たちまち恋に落ちるトッド。
原作者パトリック・ネスはヤングアダルト向けの作家です。
本格的SF映画とは、ほど遠いというか、「ニューワールド」の形態は、
西部劇で入植した荒地みたいですもんね。
西部劇みたいに首長(マッツ・ミケルセン)は馬に乗り猟銃を背負っています。
SF風なファンタジー?
ボーイ・ミーツ・ガール的な?
男の特色である「ノイズ」と、女の持たないその能力。
それがトッドの母親や女たちの「死」と深い関わりがある。
ヴァイオラの宇宙バッグ。
多少ドラえもんのポケット的でもあり、もっと楽しくなるかなぁ、と期待したけれど、
特に弾けた展開もなかった。
宗教的なセリフも違和感あるし、何が言いたかったんだろう?
SF的風味の「ボーイ・ミーツ・ガール」でしょうかね。
トム・ホランド君は、相変わらず少年ぽく、可愛かったです。
ベンおじさんやんけ!
【”どうした、ダグ・リーマン監督!”映画業界のシビアさを感じてしまった作品。】
ー ダグ・リーマン監督と言えば、”ボーンシリーズ”で一気に名を上げ、「Mr.&Mrs.スミス」でアクション・コメディも行けると世に認められ、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で近未来タイムループワールドの秀作を発表し(日本の漫画が原作、個人的に非常に好きな作品である。)その後も小品であるが、緊迫感が尋常でない「ザ・ウォール」そして、再びトム・クルーズとタッグを組んだ「バリー・シール/アメリカ合衆国をはめた男」と米国映画界を牽引して来た人である。
だが、その後余りパッとしなかった映画「ロックダウン」後、久方ぶりに今作が公開となった。
今作は、非常に期待していたのであるが、諸事情(試写会で、余りの評判の悪さに再製作・・。)により、漸く公開。
だが、私の居住区では公開館はたった2館であった・・。-
■パトリック・ネスの小説「心のナイフ」が原作。
出演俳優も、北欧の至宝マッツ・ミケルセンを筆頭に、トム・ホランド、デイジー・リドリーと豪華キャストである。
◆感想
・舞台は2257年、人類が汚染された地球を脱出した”ニューワールド”が舞台なのだが、どうみても地球の田舎のどこかで撮影されている。(カナダだそうである。)
そして、地球脱出の経緯は一切描かれていない・・。
・SF要素は希薄で、フライヤーには”壮大なスケール!””映画史上初の設定によるエキサイティングなストーリー!”とあるのだが、実際に見ると世界観がショボい。
キャスティングで予算を使い果たしたのか、チープ感が濃厚に漂ってしまっている。
・ストーリー展開も、大きな起伏がある訳ではなく、淡々と進む。そして終了・・。
<原作にある、”男たちは頭の中の考えや心の中の想いが“ノイズ”として露わになり、女は死に絶えてしまう”と言う根本設定が上手く映像化されていないし、物語自体も単調である。
ダグ・リーマン監督!今作は無かったことにして、乾坤一擲の次回作を期待してますよ。
それにしても、映画監督の栄枯盛衰を少し感じてしまった作品である。>
2022年 58本目
主役の2人は豪華!
こんな映画がいつのまにか公開されてたなんて
全く知りませんでした!
主役がトムホにデイジーリドリーさんなんて強っ!!
SFだし絶対面白いじゃんって見つけてすぐ観たんですが…アレ?…
なんでこんなに出てる人は豪華なのに名前も聞いたことないのかわかった気がしましたww
設定は面白いし、トムホを使おうってなったのも分かる気がするんですが、なんかストーリーが重たいわりにごちゃごちゃしてて盛り上がりも少なく本当にずっと森の中を彷徨ってるようなwwww
キャラクターもどんどん出てくる割には全体的に中途半端で、いまいち共感出来ないしまず設定自体、町にいる女を全員殺すって事も意味わかんないし、それに男全員が同意したっていうのも無理があるというか、は?ていうかんじがします。
あとスパークル?だっけ?その星の生き物もちょっとだけ出てきたけど、それも中途半端でしたね〜、
アーロンも首長もあんだけやりたい放題やってた割に最後あっさりやられちゃうのも微妙でした…
本船も呼んでから来るの秒だったしww
ノイズを武器だったり錯乱に使ってるシーンは凄い面白かったのでそこがもっと観れたら見応えがあってもっと面白かったんだろうなぁ〜て思います。
なんか色々ともったいなかったし、
撮るの大変だったろうな〜て思っちゃいました…ww
何か残念
製作側はヤング・アダルト小説の映画化にはかなり力を入れる様だが、誰しもが「ハンガー・ゲーム」の後釜を追おうとしているからだろう。近年の映画は当たれば大きいフランチャイズ化が当たり前のようになり、オリジナル作がめっきり少なくなっているのが現状だが、過去にも「メイズ・ランナー」「ダイバージェント」「フィフス・ウェイブ」等のヤング・アダルト小説の実写化作品がシリーズ化を前提として公開されている。だが、どの作品も順調に完結した作品は無いのではないだろうか。
本作もトム・ホランドやデイジー・リドリーという現代の超大作の主人公二人を共演させるという気合の入りようだったが、結果は鳴かず飛ばず。
実は本作の製作は2017年。一度完成したものの、試写会での評価が著しく悪く、数億円を投じて追加撮影を実施して2021年の公開に至る。大幅な修正のおかげでなのか、物語の展開は悪くなく、自然な流れで「ノイズ」の説明や過去の出来事を描いている様に思える。だが、森を移動するシーン等の尺が長く、変わり映えのしない同じ様なシーンの連続でやや間延び感が出ているのは否めない。せっかくの旬な二人のいわゆる観客が求める様な魅力が本作には少ないという問題点があるのだ。顕著なのがアクションシーンだろう。お互いそれぞれの作品で鍛えたアクションはさほど披露してくれる訳でもなく、かと言ってCGバリバリのど派手な登場がある訳でもない。このコロナ禍においては劇場にすべての人が足を運べる訳ではないため、ヒットするのならば何か目を引く物を提供しなくてはならない。本作に足りないのはまさにその二つだ。
また、ダグ・リーマン監督は馬をプールで泳がせて、波をつけて急流をわざと作り出して撮影に望んだところ、その際に愛護団体が大激怒したという話があるが、それは本作なのだろうか。
青春・SF・アドベンチャー
こころの声が見える設定は最高に面白いが、しかし!!
いろいろともったいない
アイデアが面白い
ノイズとイビキのどちらがマシですか?
原作は全く未読です。
ニューワールド
無機質な「ニューワールド」のネーミングは良いと思いました。そう言えば、何年か前に封切られた「フューチャーワールド」も殺りくのディストピアが舞台。精神が荒廃した世界には、時にこんな明るい名前が似合うようです。
この作品の舞台も、男ばかりの自給自足系のディストピアで、首長が率いる閉鎖的な世界。更に「そこは心の声が、視える世界」と言ううっとうしく、異常な設定。
煙草のようなノイズ
紫煙が立ち上るノイズの画像表現は、ザワザワしてて面白かったと思いますが、だから何なんだ感は、遂に取り払えなかった。
それは、ここに至る前段階の話が昔語りでしかなく、女性が滅んでいった時の経緯や衝撃的なシーンが登場しなかったからだと思います。いや、それ以前の男性が心の声を漏らすようになった時の呆れた状況も見たかった。
男たちが振り撒くノイズが原因で、女性が発狂死や自死したようなストーリーでしたが、中には、女性を逆に不気味に感じた男に殺されたと言う、酷いケースもあった?
ここは無限に広がる選択肢ではなく、多少とも明瞭な筋道を示して欲しかった。
行き場も見いだせない
ニューワールドは、過去を知る手がかりもなくて、これからも五里霧中。トッドは文字が読めないし、人口はどんどん減っていくだろうし、首長のプレンティスはヴァイオラを一体どうしたかったのか?
男女共生の集落も登場しましたから、再び女性と共存したうえで、普通の社会を構成していく腹づもりだったのでしょうか。それはそれで、長い作品ならば、面白かったかも知れないですが。
ここじゃないどこかを目指そう
いつしか作品は、トッドとヴァイオラが必死で走る逃走劇に変わっていった。二人が故障した巨大な宇宙船をさ迷い歩く姿は、そこだけ切り取った別の作品のようで、今更ながらにドキドキと爽やかでした。こうやって星の小さな物語が、いつか壮大なスペースオペラに連なっていく訳ですね。
大蛇の行く末
それからトッドが口から大蛇を吐いたシーンが冒頭にありましたが、それっきりでした。第2作があるとすれば、あの幻想が闘いの主武器になるのでしょうか?
なんで見るかな…
女性は死に絶えてしまった惑星にて、自分の考えていることが見えたり聞かれたりしてしまう、「ノイズ」という現象を持つ男たちの中に、ある女性が不時着してしまったことから巻き起こる物語。
この星に女性がいない理由は、先住族であるエイリアンとの戦争の末、怪物たちに女性全員を殺されてしまったからだと言うが…。
いやぁ~キツいっすねこのシチュエーションはw
自分だったらもう変なことや悪い事ばっかり考えているもんだからコミュニティのなかで生きていけんでしょうなw
さておき、不時着したヴァイオラに恋心を抱いてしまったトッド。彼女を捕らえようとするプレンティス村長達から彼女を守らんと奮闘する。
自分の内なる声が漏れてしまうのを防ごうと、名前を連呼する所や、隠すべき秘密をどうしてもポロっと(頭の中で)言ってしまう感じはなんだかリアル。自分だったら間違いなく同じようになってたな。
んで、あらぬ妄想を膨らませちゃうのもね、そりゃあしょうが無いですよね。ここのあたりの伏線は見事。そしてベン、彼の作戦には痺れましたよ。
自分の声が漏れ聞こえるというシチュエーションはちょくちょくあるような気もするが、映像付きってのは斬新でしたね。殴られたり落っこちたりする姿に一瞬ハッとする。見るな!からの、なんで見るかな。。はちょっと笑ってしまった。こういうもんですよね、人って。
全体を通して、エイリアンだとかそもそもノイズについてとか、何と言うか描かれ切れていないことが凄く多い印象だったけど、随所に緊迫感やコミカルな描写、トリハダポイントなんかもあったし、期待以上の作品だった。
そして何より、このシチュエーションを通して人間のサガというか、ダメと分かっていてもどうしても頭に浮かべてしまう人間臭さに妙に感心させられた。最後もうちょっと盛り上がってほしい所だけど、総じて良作だったかな。
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