「サスペンスより親子関係」ストレイ・ドッグ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
サスペンスより親子関係
過去の潜入捜査でトラウマを負った女性刑事が、その時の犯人を追うストーリー。
二コール・キッドマンがくたびれた中年女性刑事をしっかりと演じた作品。他の方のレビューを観ると賛否が分かれているようですが、個人的には高評価です。
親子関係の描き方が秀逸ですね。娘が悪い道に堕ちて欲しくない気持ち、でも自らの姿に説得力がないことも自覚していて・・・上手く説得できないその苛立ちをキッドマンが良く表現出来ているように思います。
サスペンスとしては、少々分かり難い。ラストを観て、改めて最初からみれば分かるところもあるのでしょうが、映画としては少しやり過ぎのようにも感じます。
私的評価は、やや低めの標準です。
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