「第二次世界大戦前後の最低限の知識が必要」ジョーンの秘密 waisighさんの映画レビュー(感想・評価)
第二次世界大戦前後の最低限の知識が必要
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夫に先立たれ、仕事も引退したジョーン・スタンリーは、穏やかな一人暮らしを送っていた。ところが、ジョーンは突然訪ねてきたMI5に逮捕されてしまう。半世紀以上も前に、核開発の機密情報をロシアに流したというスパイ容疑だった。次々と明かされるジョーンの驚くべき真実。仲間や家族を裏切ってまで、彼女は何を守ろうとしたのか、というストーリー。
おばあちゃんの今と、第二次世界大戦前後の昔を行き来する展開で、話自体は面白く観れたが、主人公のジェーンの一貫性のなさには疑問が残る。
就く仕事も彼氏の紹介、その彼氏と宙ぶらりんのまま教授と不倫、散々核兵器の研究をしておいて実際に使われたらビビってソ連に核兵器の情報を流す…など。
息子に責められて信念を持ってスパイ活動をしたと言っても説得力があまり感じられない。
ただ、話の持っていき方や、俳優陣の熱演で実際に観てる最中はそこまで気にならない。
教授のキャラクターが個人的には好きでした。
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