ANNA アナのレビュー・感想・評価
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ベッソン作品。
スマートな主人公が華麗な銃さばきとアクションと自由を掴むか…暗殺者&スパイの永遠束縛か… ストーリー運びも…こういう事ね!…と。 間違いなくリュック·ベッソン作品。 『レオン』より優しく切ない映画でした。
最近流行りの女スパイ
よくあるストーリーではあるが、サッシャ=ルスのスタイルがよく、アクションが映える。手足が長く流れるような格闘シーンは見応えある。時系列が、動くのであまり考えなくてもストーリーはわかる。丁寧に伏線を説明してくれる。その辺は好き嫌い別れる。僕はあまり好きじゃない。ルーク=エバンスのKGBは最後まで違和感あった。ロシア人に見えない。
騙されるオトコ
いつの時も魅力的な女性を前にオトコは騙される展開がなんかイイ。 そして女性は女性に厳しくもあり、年代を問わずずる賢い。 モードの美しさは主役を越えてたかも。ショートカットが似合う女性は潔く。 モードが主役をやってたらどうなってたかなぁと劇中想像してしまった。 全体を通してみるとやはり男性が作った映画だとわかる。
ヒロインがいい
まず、ヒロインがいい。ロシア出身のモデルを起用しているので、ルックスは最高。 モロ、リュックベンソン好み。 マーシャルアーツを駆使して、大乱闘を繰り広げる、アクションシーンが素晴らしい。 ニキータのセルフリメイクに近いが、今回はスパイ合戦の騙し騙されの連続が楽しめるのがいい。 アトミックブロンドに欠けていたものが、ここで見られる。 アトミックブロンドで、なんだよこの終わり方はと思った方は楽しめる。 男たちの未練たらたらなのもいいが、ヘレンミランが本人とわからないぐらい作り込んだ役柄も渋い。
軽快、痛快、女スパイ!
やっと映画館も営業再開し、コロナ自粛明けの一発目として選んだのが本作です。なんでもいいから新作が見たいと思って足を運んだのですが、冒頭から緊張感高まる映像で、そのままあれよあれよという間に引き込まれていきました。 特徴的なのはその展開で、時系列で進行せず、時間を行ったり来たりというのが最後まで続きます。わりと早い段階から時間が正確には追えなくなりましたが、さほど問題はありませんでした。それより、何度もある時間の巻き戻しギミックが、女スパイの活躍をおもしろくしていると感じました。 脚本はよく練られていて、複雑な展開をわかりやすく、かつダイナミックに描いていると感じました。やや後出しジャンケン的なところがないわけではないですが、テンポがいいのであまり気になりませんでした。 そして何より秀逸なのは、どんでん返しのギミックを楽しむだけの映画ではなく、アナの人物像を掘り下げ、彼女の生き方や求めるものを、ブレることなく描き切っているところにあると思います。むしろこっちをメインに描き、時間軸の移動やどんでん返しは最小限に留めたほうがよかったのではないかと思うくらいです。 それにしても、相手のわずかな動向から背景にあるものを読み取る、諜報員たちの洞察力には恐れ入ります。本物の諜報員とは、かくもすごいものなのでしょうか。常人なら秒で丸裸にされそうな恐ろしさです…。
とにかくやり手な主人公
主人公はいかにもリュック・ベッソンが好きそうな、一般受けは難しい美人から少し横道にそれたスッピンモデルみたいな顔で、且つ胸が豊かではないスレンダーな人です。 その彼女がとにかくやり手なんです。 身体的な潜在能力の高さもさることながら、何よりメンタルが凄い。 体の線は細いのに、精神はとにかく図太い。 しかもそんな素振りも見せずに、利用できる人物はすべて利用する。しかも、ついでに自分の欲望も満たしてしまうという、やり手さんです。 内容的にもリュック・ベッソン全開ですね。 過去の映画のシーンのつぎはぎ感は無くはないですが、それを差し引いても最後まで飽きさせずに見せてくれます。 ただ、ビックリするような展開はないです。が、娯楽作品としては上手くまとまっています。
リュック・ベッソン監督のスパイアクション
約2ヶ月半ぶりの劇場鑑賞!やっぱり映画館はいいですね。新型コロナ対応も万全だし元々映画館の空調基準は厳しいので安全だと思います。 大興奮の作品でした。二重スパイアクションはありがちですがこの作品を劇場復帰に選んで良かったです。監督ありがとうございました。キャスティングもいい味出していて満足。 是非映画館で🎦 今週から本格的に新作が封切られていつもの映画館の日常が続く事を切に願っています。みんなでソーシャルディスタンスと鑑賞マナーを守って映画館の安全性を伝えていければと思います!
ノリがちょっと軽いかな・・・
まぁ、よくある設定のストーリーだが、組み立てが秀逸でした。ただアクション自体は、ちょっと軽いかな。音楽自体も。また主人公も、さほど魅力的ではなかったのが残念。でも、わざわざ遠出して観に行った価値はありました。
リュックベッソンとは波長が合う
残虐非道なKGBのスパイとして活動するアナ。対CIAとの謀略戦でめまぐるしく進む2転3転のどんでん返しの連続のストーリーと、途中途中のアクションと奇妙な三角関係にグイグイ引き込まれていく。 予告編を見るとただのアクション映画と勘違いしてしまうかもだが、ストーリーがとても面白い。 惜しむのは主役の女の子。ロシア出身のスーパーモデルらしいが、全く魅力を感じない。次々と髪型を替えたりして個性を出してるようだが、今ひとつで、残念ながらアップには耐えられない。 リュックベッソンとはいつも波長が合うわ。 映画っていいなあ、としみじみ思わせる作品。 ★5つにしたいが、主役の子で半分マイナス。
既視感…
どうしてもベッソン監督の名作『ニキータ』が脳裏をかすめる。 もちろん細部は違うが、それでも──ろくでもない底辺の生活をしていた女性が国の組織に拾われ、訓練によってヒットマンとして生まれ変わり、殺伐とした世界へ身を投じるが、やがてそんな生活にも嫌気がさして自由を渇望するようになっていく──というアウトラインは、まるっきり同じ。 良く言えば“今の時代に相応しく、洗練された21世紀版『ニキータ』”だが、悪く言えば“『ニキータ』の焼き直し”に過ぎない。 つまり、いずれにしても『ニキータ』の印象が付いてまわり、そこから脱却あるいは昇華できていない。 狂気の中に愛情を置き、愛情の中に狂気を置く、激情入り乱れる演出とストーリー運び──それこそがベッソン作品の真骨頂だと思っているが、今作ではそういった演出は鳴りを潜め、現在と過去を行ったり来たりするサスペンスフルな展開に全振りした感がある。 それ自体は悪いことではないが、少なくとも私が期待したものとは違うものだった。 アクションはテンポが良く、それなりに見応えがあり、悪くなかったように思うだけに残念さが際立つ。 かなり以前から感じていたことだが、ヤキが回ったか、ベッソン…。
騙し合い時々キレッキレファイト
女性版ジョンウィックみたいで、キレッキレなアクションが爽快。 ただ、タイムラインが度々飛んでしまうので少し混乱もあるが、騙し合いがいつ終わるんだとハラハラさせられるのは結構オーライ。
リュック・ベッソン大好き!
邦題は「アナ」となっているがANAは航空会社でありどちらかと言えば「アンナ」。大好きなリュック・ベッソンの「ヴァレリアン」以来の監督作である。女アサシン東西二重スパイものなので面白く無いわけがないと思って観たのだが期待の倍ぐらい上を行ってくれる面白さでしかも前後両隣が空いているでかいスクリーンでの今の暗闇映画鑑賞は楽しくて仕方ないのだ。ドラマ自体はまあありがちで「アトミック・ブロンド」の焼き直しと揶揄されても仕方ないとは思う。しかし、こんな映画なら何度でも焼き直していただいて結構。モデルのサッシャ・ルスはそれはそれはカッコ良くて「女好き」リュック・ベッソンはとことん彼の美のイデアを追求し続けていてブラボー! 惚れているからこそだと思う。
メッチヤ面白かった!
「チェックメイト」のスカッと感がハンパ無い! 出だしは目まぐるしい展開。 これに加え時系列も入り乱れ状態。 本作に追い付いて行けるのか? そんな不安もすぐに払拭されて面白かった! 全ての出来事にその理由がある観せ方が面白い! 正にネタバレ満載なストーリー。 アナ役のサッシャ・ルスさん。 モデルだそうでメッチヤ綺麗。 これに加えアクションシーンもカッコ良かった! KGBとCIAの入り乱れ感も凄かったんだけど、とにかく解りやすい展開で何も考えず楽しめた感じ。 本作。どうやってクローズするのか気になる展開なんだけど、「チェックメイト」でスッキリ満足! 監督はリュック・ベッンソンさん。 この手の作品は好みなんだけど、今までのテイストとは違って新鮮で楽しめました( ´∀`)
助演陣の健闘が眩しい!後出しジャンケンが飛び交う21世紀版『ニキータ』
舞台は冷戦時代のソ連。ヤク漬けの自堕落な生活から抜け出そうと海軍に志願したアナは諜報機関KGBの職員アレクセイにスカウトされる。アレクセイの上官オルガに命じられた過酷なテストを通過したアナはモスクワでモデル事務所にスカウトされパリに呼ばれるやいなやトップモデルへと駆け上がるが、もちろんアナの使命は別のところにあった。 TOTOと同じく作品名にとにかく女性の名前をつけることにこだわるベッソンは一本スジの通ったフェチ男なので、今回主役に抜擢されたサッシャ・ルスの全身割り箸みたいな華奢な肢体がこれでもかと舞い踊る。そしてとにかくウィッグを変えまくる。涙でメイクをボロボロにする。なんかもうどっかで観たようなフェチ映像だらけ、原点回帰したようにエロもグロもかなり思い切った描写に徹していて暑苦しい。ひたすらヒロインがいたぶられるという意味では『ニキータ』によく似たトーン、というかこれって韓流『ニキータ』と呼ぶべき傑作『悪女』に対するベッソンなりの回答なんじゃないかと思います。しかし『悪女』ほどの斬新なカットはどこにもなく、ひたすらベッソン印の安っぽい後出しジャンケンの騙し合いを畳み掛ける辺りはよく言えばお家芸、悪く言えばワンパターンで正直食い足りないです。 しかしそんなやっつけ仕事感をたった一人で払拭するのが冷酷な上官オルガを演じるヘレン・ミレン。最近愛嬌のあるキャラを演じることが多かったですが本作ではやさぐれた元スパイを哀愁たっぷりに演じていて本作をC級からB級に押し上げています。ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィと言ったバイプレイヤーのサポートも手堅く、中学生の寝言のようなストーリーにも陰影が宿ってそれなりに楽しめる作品になっています。 1990年なのにラップトップにUSBジャックがあるとか、まだMS-DOSの世界なのにディスプレイに表示される録画映像の解像度がえらい高いとかあちこちにポッカリ穴があいているマヌケ仕様をニヤニヤしながら楽しむのも一興、いつも通りのベッソン節をゲップが出るまで堪能出来たので個人的には満足です。 あと2019年度個人的ベストワン映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』で主役のイヴシュキンを演じたアレクサンドル・ペトロフがものすごくどうでもいい役で出ているのにビックリしました。あんな傑作の後にこんなバカ映画に出なくたっていいじゃないかと思ったんですが、ベッソンに抜擢されたなら断れないということでしょうか。
ANNAがカッコ良すぎました
3ヶ月ぶりの劇場、とても楽しめました 予告も観ず、事前情報も全く入れてなかったのでさらに楽しめたと思います 主演のサッシャ・ルスのアクションが素晴らしく、とにかくカッコ良かったの一言です いつもと違うヘレン・ミレン、やはり良い女優さんです 強くて、適応力もあって、頭も良くて、強か、そんな女の人たちがスカッとさせてくれるあんなラストは大好きです
超駄作なのに超面白い!?
アクションはジョンウイック超えてバイオハザード並ですが、慣れてないヒロインなので、まるで、ダンスのようです、そして、人が死にまくります。 また、展開は、時間を何度もまき直して、だらだらとした展開です。 でも、その分、わかりやすい、説明のための時間巻き戻しなので、ぼーっとしててもストーリーが頭に入ります。 それに、ヒロインの七変化を十二分に味わうことが出来ます。 アクションもベタなので、それほど生々しくありません。 KGBとCIAも、まるで、マーベルの悪役みたいで、アホ丸出しです、ヒロインの引き立て役で、これもまたおいしいです。 監督の手腕がすべりまくりますが、これが、良い方に転んで、超楽しい映画になりました。 このヒロインでシリーズが出来たら面白い、女版ジェームズボンドできそうですよ。 ロシアの女ジェームズボンド。
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