ANNA アナのレビュー・感想・評価
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面白い!
スパイ映画はワクワクします♪
アクションあり、騙し、騙され、裏切り、裏切られ…
時間軸が行ったり来たりしますが、種明かし要素が多く、なるほど!騙された!と、何度もニヤっとさせられました。
個人的には主人公の同棲相手のベリーショートの方が好みです←知らんがな!(笑)
ほんとに面白かった!間違いなく今年No1Movie。
自粛明け1本目の映画としては最適、予想以上に面白かった!
3/20以来で6/12の仕事帰りに映画を映画館で観ました。やっぱり映画は面白い、そして映画館で見るべきだと再確認できました。
実はあまり期待していませんでしたが、思いのほか面白かった。やはり力量のある監督は違います。スピード感、アクション、ストーリー展開いすれも、とても映画らしい映画であり、映画館で観てこそ楽しめると思います。
繰り返し時間を巻き戻して説明を加えるのはわかりずらくなる、という感想を持つ人もいると思いますが、僕は説明をしてくれることでひとつひとつ納得がいくので、むしろ理解し易かったです。ほかのレビューにもありましたが、時間軸の起点が1990年であることを意識して鑑賞すれば、混乱しないで楽しめます。
過去に観たスパイ映画ではいつもKGBのエージェントは冷酷無比でほとんど感情ない、というのがステレオタイプですが、この映画では主人公がKGBのためか、やたらと殺人を犯しますが、案外KGBも人間臭くて良いです。ちなみに数年前に観たMI6もでてくる、やっぱりUSBが鍵になるスパイ映画「われらが背きし者」のロシアンマフィアのほうがよほど不気味で何を考えているのがわからず怖かったです。
ただ、1990年と考えると、いくら現代スパイ映画の定番とはいえ、USBがでてきたり、KGB長官の机にある、IBMのThinkPad?と思われるラップトップPC(キーボードの中央に特徴的なボッチがあるようにみえる)がでてくるのは、いくらなんのでも時代考証をきちんとしろ!と、つっこみたくなりますが(知らないうちに時代が飛んで、2000年代になった?とも思えませんので)・・・・多めに見てあげましょう。
それでも、お勧めの映画です。やっぱり映画館で観る映画は最高です。
本当に賢いのは誰か
リュック・ベッソンも焼きが回ったか?
冷戦真っ只中のCIAとKGBの直接対決というスケールのデカいストーリー。
にも関わらず、最新のVFXを多用しまくりのアクションシーンはかえって陳腐に映ってしまっている。
時系列が行ったり来たりの展開も観客がちゃんと付いて来れるか試しているようなあざとさを感じる。解説調で同じシーンを繰り返すところなどはその象徴。
30年前のパソコンにUSBメモリを使用している一見、あれ? という場面もジョークのつもりで入れたのだろうが完全にスベってる。
小手先で色々と新機軸を打ち出してるように見せながら、主演に自身の好みの女優を使うのは30年来変わらないいつものパターン。
スーパーモデルのサッシャ・ルスがバストトップまで晒して体を張ってるのは評価出来るが作品自体は全体的に軽いと言わざるを得ない。
サッシャ・ルスといえば、圧倒的な美貌を持ちながら、どことなく親近感も感じさせる不思議な魅力を持っている。調べたら、極東ロシアの出身とか。もしかしたら、日本人と同じモンゴロイドの血が入っているのかも知れない。(少なくとも純然たるスラブ系ではないと思う)
リュック・ベッソンらしくない作品
リュック・ベッソンの戦うヒロインは、いつも強いイメージなんですが…。このアナは、殺し屋になる前は、字も読めないような女性でしたね。そういうところ、好感持てるな…と思いながら観てました。
それから、二転三転するストーリーも、珍しいと思いました。ストーリーが進んでは、3ヶ月前とか、半年前とか、5年前とか、真相を明かしていく。なかなか、面白かったです。KGBやCIAの間で、ダブルスパイみたいなことしてましたが、ハラハラドキドキしました。
個人的には、リュック・ベッソンらしくない作品だなぁ…と思いましたが、ただ、暴れるだけではなくて、ストーリーも、なかなか良かったです。サッシャ・ルスは、シーンごとに、顔が違っていて、そこも良かったです。
割とどんでん返し?
自粛明け一作目に観てきました。
全体を通して時系列を遡る編集がされており、なかなか斬新だった気がします。
ただ、普遍的な構成を好む人はイライラするかもしれない。
アクション映画としては近年稀に見る面白い部類だと感じた。
主人公が真の自由を得ようとするのがテーマ。
大男相手にハンドガンと物理攻撃で無双する美女…観る側としては爽快。
KGBとCIAの片棒を担ぎ翻弄していく女スパイ最期はどんでん返しのハッピーエンドなのでストーリー的には万人ウケすると思います。
ビッチ女、究極の二股愛解決法。
面白い!
まず、過去に戻って実はこうでしたと種明かしする…普通はテンポが悪くなるんですが、バッキバキのアクションでカバー、スッキリとした仕上がりとなっております。ターニングポイントは緩めで(手錠の痕はつかないのか?とか、二重スパイ?もしかしてもう一度寝返るの?とか…)勘のいい人なら分かってしまいますが、登場人物の個性がしっかりしており(イメージ通り)安心して観られる。トップモデルのサッシャ・ルスはセクシー。長い脚にガーター・ベルトがお似合いです。渋かっこいいルーク・エバンス、そしてズシンと重鎮のヘレン・ミレン…なんとブス呼ばわりされてます。そして我らがTー34のニコライも出てくる…ただのゲス野郎の役処だけど(>_<)
底辺の生活から脱却したいアナはKGBに拾われ、一流の刺客となります。ヘレン・ミレンに何度も『ビッチ!』と言わせるアナはどうしても自由が欲しい…KGBから1人、CIAからも1人、二人の男を手玉に取り足を洗おうとします。
銃マニアには堪らない、サイレンサーを装着するシーンが何度もでてくるし、車マニアにも!クラシックカーまではいかないけど80年台の名車が多数でてきます。ラダニーヴァのパトカーは可愛いからクラッシュしないで~(>_<)と目をつむってしまいます。
愛し合う場所がパイプスペースでもいいんです。二股だけど、どちらもキチンと愛したから泥沼にはならなかったのか(^_^ゞ
続編期待しております。
最近流行りの女スパイ
騙されるオトコ
ヒロインがいい
軽快、痛快、女スパイ!
やっと映画館も営業再開し、コロナ自粛明けの一発目として選んだのが本作です。なんでもいいから新作が見たいと思って足を運んだのですが、冒頭から緊張感高まる映像で、そのままあれよあれよという間に引き込まれていきました。
特徴的なのはその展開で、時系列で進行せず、時間を行ったり来たりというのが最後まで続きます。わりと早い段階から時間が正確には追えなくなりましたが、さほど問題はありませんでした。それより、何度もある時間の巻き戻しギミックが、女スパイの活躍をおもしろくしていると感じました。
脚本はよく練られていて、複雑な展開をわかりやすく、かつダイナミックに描いていると感じました。やや後出しジャンケン的なところがないわけではないですが、テンポがいいのであまり気になりませんでした。
そして何より秀逸なのは、どんでん返しのギミックを楽しむだけの映画ではなく、アナの人物像を掘り下げ、彼女の生き方や求めるものを、ブレることなく描き切っているところにあると思います。むしろこっちをメインに描き、時間軸の移動やどんでん返しは最小限に留めたほうがよかったのではないかと思うくらいです。
それにしても、相手のわずかな動向から背景にあるものを読み取る、諜報員たちの洞察力には恐れ入ります。本物の諜報員とは、かくもすごいものなのでしょうか。常人なら秒で丸裸にされそうな恐ろしさです…。
とにかくやり手な主人公
主人公はいかにもリュック・ベッソンが好きそうな、一般受けは難しい美人から少し横道にそれたスッピンモデルみたいな顔で、且つ胸が豊かではないスレンダーな人です。
その彼女がとにかくやり手なんです。
身体的な潜在能力の高さもさることながら、何よりメンタルが凄い。
体の線は細いのに、精神はとにかく図太い。
しかもそんな素振りも見せずに、利用できる人物はすべて利用する。しかも、ついでに自分の欲望も満たしてしまうという、やり手さんです。
内容的にもリュック・ベッソン全開ですね。
過去の映画のシーンのつぎはぎ感は無くはないですが、それを差し引いても最後まで飽きさせずに見せてくれます。
ただ、ビックリするような展開はないです。が、娯楽作品としては上手くまとまっています。
リュック・ベッソン監督のスパイアクション
ノリがちょっと軽いかな・・・
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