ANNA アナのレビュー・感想・評価
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この手の作品はひねる必要はないと思う
コロナウイルスの猛威の為の自粛要請が解除になり、映画館も再開したので、私もやっと映画館で映画鑑賞が再開出来ました。
4月1日に見に行った以来なので、約2か月振りの映画館での映画鑑賞になります。
本作品の公開が決まった時、リュック・ベッソンの関わるモノって最近特に出来の悪いモノばかりなので敬遠しようと思っていたのですが・・・・・・
本作品、結構評価いいみたいですが、私的には、前半はテンポも良かったので「これはいけるかな」と思っていたのですが、後半は、だらだらと話が進み、ちょっとダレルかな・・・・
本作品お話の進み方が良くない、3ヵ月前とか、半年後とか、時間の前後がやたら多くて、この手のアクション映画って、お話をひねる必要はないと思うけどね。
頭を空っぽにして、ノー天気に話が進めばそれでいいと思うけどね・・・・
何でヘレン・ミレンが本作品に出ているのか分かりませんが、雰囲気、演技がずば抜けているので、何か使い方が勿体ないな・・・
お話をじっくり作った勘は認めますが、この手の作品は、お話がシンプルな方がいいね。
サッシャ・ルスはこの映画で飛躍するのか・・・・!
リュック・ベッソンって結局「ニキータ」と「レオン」が良く出来過ぎただけだった気がするけどね。
ベッソンらしいエエ映画やった!最初は時系列がクルクル変わるので「こ...
ベッソンらしいエエ映画やった!最初は時系列がクルクル変わるので「これは前?後?」迷ったが、慣れてしまえば面白い♪アクションも脚本も変わらずベッソン流で良かった☆
リストカットに衝撃‼️
冒頭数シーンで、映画の世界に引き摺りこませる良作。
スクリーンの大画面で、手首ざっくりいって、衝撃で声が出た。凄まじいカットだよ。銃で撃たれるより生々しくて、全身が震えた。。
KGBもFBIも、どこまでリアルなんだろうか?!わざわざ90年代設定ということは、当時としての忠実さは表現されてるんだろうと想像して鑑賞。
普段何気なく生きてるだけでも怖くなったよ。スノーデン見た時はPCのカメラに付箋貼ったけど。。日本政権も似たような処あるんだろうなあ、内閣に組織あるし。
アナのアクション@カフェは圧巻!ハリウッドや韓国映画のアクションは観てるだけで楽しい。
ワクワクしながら鑑賞できる
リュック・ベッソン監督の女殺し屋といえば古くは「ニキータ」、そしてスカーレット・ヨハンソン主演の「LUCY」だが、「ニキータ」は名作で「LUCY」は凡作だった記憶がある。順番からすると今度は名作の予感である。そしてその予感は当たった。
スポーツや音楽、絵画などの分野では、幼い頃から群を抜いた才能を発揮する人間がいる。同じように諜報員にも、それに適した才能を持つ人間がいるとすれば、まさに本作品の主人公ANNAのような人間だろう。諜報員に要求される才能とは身体能力と知性、的確な判断力と素早い決断力、それに状況の変化に動じない剛胆さである。殆どスーパーマンだ。
どうやら諜報機関のエージェント(現場工作員)というのはスーパーマン並みの能力が要求されるらしい。いつどこから弾が飛んできて殺されるかもわからないことを考えれば、緊張と疑心暗鬼で頭がおかしくなりそうだ。そういう毎日を過ごしていれば、辞めることを考えるのは当然である。株式のディーラーが続かないのと似たような事情だ。
さて本作品の主人公は類稀な才能を発揮して優れたエージェントとなる。年代からするとソ連崩壊寸前の限られた時期で、KGBの存続も風前の灯となっている頃だ。時代背景を考えると、エージェントや裏方で支える部門の人間たちの立場は非常に微妙である。明日をもしれぬ身なのはソビエト連邦の役人全体を包む雰囲気であったはずだ。
今日の権威は明日には権威でなくなるかもしれず、何を頼りに将来を見通せばいいのかわからない。そう考えれば、束の間の性欲に身を滾らせるのも納得がいく。明日のない人にはクスリとセックスとアルコールが必要なのだ。
綱渡りのような人生はスリリングでストレスフルである。それを乗り切っていく強靭な精神力をリュック・ベッソンはヒロインに託す。ヒロインの活躍は常に背水の陣だ。
サッシャ・ルスという女優さんは初めて見たが、なかなか堂に入った演技をする。リュック・ベッソンの演出もさることながら、本人が持って生まれた才能だろう。長身痩躯で身体が柔らかくて瞬発力があり、歩き方も走り方も美しいというのは、本人の努力だけでは達成できない。
オスカー女優ヘレン・ミレンがロシア訛りの英語を前面に出して存在感たっぷりにKGBのナンバー2のような役を演じたのが物語に奥行きとリアリティを与えている。この作品は彼女に助けられている部分が多いと思う。名演だった。
時系列が往ったり来たりするが、結果に対して原因を遡るようなわかりやすい構成なので観客が戸惑うことはない。ヒロインの切なる願いが作品を通底しているから、ずっとワクワクしながら鑑賞できる。やっぱり名作だ。
米ソ諜報組織に翻弄される女殺し屋の物語。最後に一ひねりあるのは珍しくないが、頻繁な時間軸移動による説明は目新しい。
諜報組織間の争いに最後一ひねり付け加えるのは物語としてそれほど目新しくないけど、頻繁な時間軸移動による説明は目新しい。
事前に1990年が主たる舞台と聞いていたので理解は容易だったけど、事前情報がないと話についていけないかもしれない。
感想として、
・主人公カッコいいというか滅茶苦茶強くて、男性警備員弱すぎ。
・格闘での傷が消えるのは整形のおかげ?殺し屋の仮の姿としてモデルという職業は向かないはずだが・・
・最後の米ソ両組織の親玉甘すぎじゃないかなあ・・
テンポよく話が進行するのは好印象で、もう一度見てみたいと思わせる作品は良い作品。
#31 LBが描く女子って最高❣️
主人公の女の子が女性としても戦士としてもパーフェクトな容貌で、男やボスを手玉に取って自由を手に入れる姿が格好良い。
リュック・ベッソンってどうしてこんなに女の子を描くのが上手いんだろう。
しかもいつも無名な子を使うところも好き!
久々の劇場鑑賞作は当たりだった
劇場で新作が観られない辛さを生まれて初めて味わった。映画好きにはまさに地獄の日々だったが、なんとか再開して素直に嬉しい。新作は数少なくまだ完全復活ではないが、大幅延期となってる期待作が少しでも前倒しになって欲しいところ。
さて、前情報に殆ど触れず観た本作だが、ベッソン監督は本作で完全復活と言っでも良い、それほどの良作だった。
ここ数年の数々のロシア女スパイ物作品とは似たようで明確に違った。そこにはニキータを撮ったフランス人監督の良い意味での『らしさ』があり、近年の殺戮アクション映画のお約束アクション(時間長い、周りの小物使い、とにかく敵が大量)あり、適度なお色気もありだった。一番良かったのはストーリー展開の秀逸さ。とにかく伏線説明やドンデンの数が多い。それは過去や未来に時代をこまめに動かす事で成されているが、一見、観客を混乱させるようで実に繊細に処理している。いやあ、思いっきり楽しめました。
主演の女優はモデル出身らしいが、スレンダーで手足の長い女性のキレキレなアクションは素直にカッコいいし美しい。だだ、ガンアクションで、デカめの拳銃の時の扱いは少し違和感ある。その辺りはニキータと同じだがw
犬になりな!
約2ヶ月ぶりの映画鑑賞。
そう、これこれ!という思いがこみ上げできて心なしか普段より真剣に鑑賞してしまった笑
自分は諜報機関とか大好物。CIA、MI6、AN通信、、で、KGB?
ソ連の諜報機関ってKGBっていうんだ!ってそれだけで嬉しくなってしまったけど、主人公のアナは諜報員というよりかは殺し屋だったのでちょっとだけ残念。(前情報入れてない自分が悪い)
途中途中説明的になるよりかは最後にわーっとやってもらいたかったかなぁという印象。
あとはとにかくアナが強い。女が強い。男が弱い笑
マトリョーシカ
KGBに知性と精神力を見込まれて、凄腕の殺し屋になった「ANNA」の話。
1985年のモスクワで、スパイらしき人物達が次々と拘束されるところから話がスタート。ほどなく5年後からの2ヵ月後3年前…と時系列の行ったり来たりが目まぐるしい。
2ヵ月後だけはセリフで、それ以外は字幕でいつと表示されるから迷うことはないけれど、あんまりにも行ったり来たりするから「実はこうでした」の後づけ感ありきがみえみえで、ストーリーではあんまりハラハラしないんだよね。
とはいえ、5分間の任務の件とか痺れるアクションが満載だし、KGBか?CIAか?な感じとかユニークだし、シリアス一辺倒でもないし、なかなか面白いエンタメだった。
久しぶりの映画館良かった
覚悟を持つ人は強い。
愛情も感じました。
時間が行き来してわかりやすくストーリーが作られています。
面白かった。作った人頭良いと思いました。
モヤモヤ
72本目。
コロナで延期になってた作品が公開されていく。
嬉しはあるが観たい作品被りまくるんだろうな、ソーシャルディスタンスですぐに席が埋まるのでは?
こればっかりは仕様がない。
面白くはあるし、?だった所は回収してる。
でも何かスッキリしない。
観終えてもちょっとモヤモヤ。
定番のベッソン節ですが思わぬ拾いモノ感がある作品です♪
都内の映画館もコロナ対策で椅子の距離を取っての営業や時短営業といろんな試みがありますが、今週末からは殆どの映画館で営業を開始。
まだまだ新作の手配が滞る中での新作でなんとなく気になったので、そんなにハードルを上げずに観賞しましたw
そんなにハードルを上げなかった理由は監督がリュック・ベッソンで戦うヒロイン物だからw
だって、リュック・ベッソンのオハコで正直目新しさは全然無い。
設定自体はかなりのオールドスタイルな感じで「ニキータ」とか「アサシン」とかを見ていたら"また、それかよ!懲りないと言うか飽きないなぁ~と思っちゃうw
でも、リュック・ベッソンの十八番のジャンルだから、安心マークはある程度保証されてるとも思えるので、そんなに期待せずに観た訳ですよw
で、感想はと言うと、結構面白かったw
もう、やってる事はニキータとおんなじでそこにいろんな要素を入れてるだけでベタと言えばベタなリュック・ベッソンらしい作品と言えばそうなんですが、普通に面白い。
そんなに小難しくなく、中盤辺りからのアッと言う展開になるし、時間軸がある程度遡るのもそんなにややこしくはない。
個人的にはリュック・ベッソン作品の中ではワースト3に入る「ルーシー」よりも全然良いw
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、アッと言う展開も期待値を上げすぎると"な~んだ"と言うぐらいのモノでむっちゃくちゃ目新しい仕掛けでも無い。
でも、テンポも良くて、スタイリッシュな部分は良いリュック・ベッソンが出ていて好きなんですよね~。
運命に翻弄されながらも運命を手玉に取って、自分自身の運命を切り開くのは観ていても痛快。
アクションはまんまベッソン節が炸裂で以前よりも些か悪ノリ加減が過ぎる感じがしなくもないw
なんせ、主人公のアナがこれでもか~これでもかとばかしにドッカンドッカン敵を倒していく。
"えっ?その数でも勝っちゃう? ちょっと無理があり過ぎるんじゃね?"と思うぐらい。
このアナの無双っぷりに観ている途中から、迷作「コマンドー」でカービー将軍がメイトリクスの戦いに際して「第三次大戦だよ」と言ったセリフを思い出したくらいw
それぐらいにアナが向かうところ敵無し状態なんですが、それでもさほど嫌みには感じないんですよね。
理由の1つはかなりスタイリッシュに展開する事でテンポが良いんですよね。
ただ、アナがサイボーグの如く無表情かつ無機質に敵を倒していきますが、それを克服する様な描写が無いんでちょっと残念。
いろんな事に思い悩むアナの人間性がもう少し垣間見えたら、令和時代のニキータになりえるんじゃね?と思えなくもないw
アナ役のサッシャ・ルスは美人さんでスタイルも良く、カッコいいんですが、時折そんなに可愛くない時もあるw
KGBのアナのパートナーのアレクセイ役のルーク・エバンスは安定感あり。
オルガ役のヘレン・ミレンは謎がありそうであんまり無くて、ちょっと中途半端な感じ。「アベンジャーズ」のニック・フューリーの小粒な感じでしょうかw
個人的にはタイトルロゴとエンドロールの色合いがカッコ良くて好き♪ やたらめったらと長いエンドロールが多い中、程好くサクッと終わるのも良い。
とにかく、そんなにハードルを上げずに観ると思わぬ拾いモノ的なスマッシュヒット的な作品ですが、物凄い目新しさは無いので、久し振りに映画館での映画観賞と合わせて楽しむのが良いかとw
金曜の夜の観賞でしたが、人も少なかったのでコロナの影響はさほど気になりませんでしたが、あまりにも人が少なかったので何処か寂しい。
とりあえず、スタンダードなリュック・ベッソンアクションを楽しむぐらいが吉ですが、まあまあオススメですw
あ、弾がない!
両親が亡くなり、辛い過去を背負ってしまったアナはやがてKGBの諜報員として活躍するが、アメリカCIAも彼女を利用するというストーリー。訓練を受けた後の試用期間でKGBナンバー2のオルガが命令を下す・・・いきなり弾の入ってない銃で要人を暗殺って・・・終わってみると、序盤のここが一番凄かったな。試用期間の給料と保険は?などと考えてると、即刻置いてきぼり=“死”なのだ。
何度も過去に戻って「実は裏があったんだよ」という繰り返しシーンは、今ではコンゲーム作品でいやというほど使われているが、この使い方があまりスタイリッシュではないのです。ベッソンどうした?と思えるくらい、時代に取り残されてる気もします。
そんなスパイを演ずるサッシャ・ルスの魅力。髪型や髪の色もコロコロ変えてりして、いい感じではあるのですが、泣きを見せたり、手首を切ったりで、弱々しい一面も見せてくれる。「あ、弾がない!」という表情も良かったりします。苦労して苦労して、自由を勝ち取りたい!男だって手段の一つにすぎないのです・・・多少ビッチ。
1985年から始まるわけですが、1991年にはKGBも解体するので、社会情勢としてはギリギリのところ。ソ連崩壊にしたって、諜報活動してたらわかってる気もするのですが、東西冷戦の美しいスパイを回顧的に描きたかったのでしょう。そして、美味しい部分は他の者が持っていくというもの。ただ、トップに立つのはほんのわずかなんですよね・・・多分。
久しぶりの映画館、それだけで無条件に満点です❗️
ダメだ‼️
もうガマンできない❗️
ということで、会社帰りに日比谷方面へ短い足を伸ばしてしまいました。
格子模様の座席制限もあるし、自分と同じようにこの日が待ちきれない人で一杯かと思ってましたが、それほど混んではおらず、最近接の方とも5メートルほど離れた十分に対策の行き届いた状況の席に座れました。
ロビーにあった背もたれのないソファーも、待機中に利用するスタンド型テーブルもすべて撤去。売店も壁際の展示品だけ、という具合に、人の手の触れるところは壁に据え付けの半円のテーブルだけでした。
以前と変わらないのはゴジラとミニオンだけでした(二人ともマスクは未着用で、せめて無粋な雰囲気は避けようという気配りなのかもしれません)。
コロナ後初の劇場鑑賞だから、というわけでもないのですが、選んだのはAから始まる『ANNA』。
ひとことで言えば、ディテールには全くこだわらずに遊びごころ満点で楽しみながら作ったスパイアクション。そんな感じです。
この手の作品ならではの〝あるある〟もたくさんあります。
例えば、カルロス・ゴーンさんが来てからの日産みたいに、なぜか英語が殆ど公用語?のようなKGB、とかね。
この映画はたぶん多くの男性にとっては、単なる痛快さ以上に心地良いと思います。
それは〝できる女に手玉に取られて、だけどなんだか役に立ったらしい〟……そんな男の自己満足を密かに満たしてくれるからです。
上から読んでも下から読んでもANNA
本日5日から首都圏のTOHOシネマズが映画再開となりましたので早速TOHO 錦糸町へ。
リュック・ベッソン監督やりましたね!個人的にですが「レオン」以来のヒット作です。
リュック・ベッソン監督といえば美女をカッコよく撮る監督というイメージですが、今作はただカッコいいだけでなく脚本もなかなか見応えあり面白かったです。
時間軸が幾度となくカットバックしますがストーリーはわかりやすくて観やすいですし、完璧な美貌で凄腕なスパイだけどけっこう人間味のあるヒロインのキャラクターが好きです。
チェスがキーワードになっていて、先の先を読んだ結末が爽快でした。
美しいアクション映画
女性ならではの美しさやセクシーさとアクション性をマッチさせ魅力あるシーン満載の作品。
とにかくセクシー。お色気シーンももちろんてんこ盛りなのだが、孤独や葛藤や戦う心情の描き方や、男性では表現が難しい軽快で美しさ溢れる戦闘シーンは中々見ものだったと思う。
ストーリー性は普通。時間軸をかなり前後させて話を進めて来る為、二転三転し過ぎてこちらも早い段階から裏をかいた見方になってしまった為、アクション作品の醍醐味であるワクワク感はあまり感じることはなかった。
若干男性陣が隙がありすぎるのも個人的には気になったか。
ラストは一応スパイから身を引いて終わるわけだが、これは次作でいくらでもスパイ復帰の流れはあるパターンである。
個人的には次作で両親の生い立ちや、なによりアナが本当の幸せを掴む姿を見たいと既に期待してしまっている。
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