「リュック・ベッソンのセルフパロディ」ANNA アナ シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
リュック・ベッソンのセルフパロディ
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ホントにこの監督さん、女の殺し屋が好きみたいだけど、いい加減『ニキータ』の劣化コピーの量産はやめてほしいです。主人公がスカウトされる所からレストランでの最初のミッションあたりは、既視感どころか、そのまんま『ニキータ』のセルフパロディです。スパイものとしても、時代設定や主人公の行動におかしい点がいっぱいあり、主人公がミッション完了後も脱出せず、ファッションモデルを続けているのはピンときません。脚本も緻密さに欠け、全体的に劇画タッチが強く、クライマックスのKGB本部からの脱出は、知力より体力まかせの出たとこ勝負でアホくさくなります。ご贔屓の監督なので、次回こそは昔の切れ味を取り戻しでほしいです。
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