「クライマックスは”What’s Going On”」メイキング・オブ・モータウン エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
クライマックスは”What’s Going On”
ベリー・ゴーディとスモーキー・ロビンソンが語るモータウンのアンソロジー。まさに『公式』であります。
悪いことはかっ飛ばしてポジティブに責めまくるので、観る我々も減速することなくアドレナリンが出まくる。知らないエピソードも満載で楽しくて仕方がない。
クライマックスはマーヴィン・ゲイ‼︎
”What’s Going On”が最高傑作だと言い切るスモーキーの言葉に落涙したのも束の間、マーヴィンのアカペラによる”What’s Going On”。涙が止めどなく溢れ出した。そしてジェームス・ジェマーソンのベースが加わった瞬間、鳥肌が立ち嗚咽を漏らした。そう、マーヴィンとジェマーソンだけで十分だった。音楽の奇跡が在った。
そしてダイアナ・ロスが歌う"Ain't No Mountain High Enough”をバックにしてのグランドフィナーレ。清々しい涙が流れ続けた。
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