劇場公開日 2020年9月18日

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「とにかく楽しくてウキウキ、ワクワクする良質ドキュメンタリー」メイキング・オブ・モータウン kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5とにかく楽しくてウキウキ、ワクワクする良質ドキュメンタリー

2020年9月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あの超有名レーベル・モータウンの創設から現在までを追ったドキュメンタリー。
創設者のベリー・ゴールディーと友人でありモータウンで活躍したアーティスト、スモーキー・ロビンソンが中心となって語られていく。
モータウン流のプロデュース術は工場的で、要は分業体制と品質管理の徹底ってことなんだな。それで人材を育成し、ヒットを連発していく流れは面白かった。黒人だけの会社と思っていたら、イタリアマフィアみたいやつが要職に就いていたり、女性の登用も積極的だったことも興味深い。黒人だけの会社じゃないし、いい人材は人種・性別関係ないって姿勢がいい。ダイバーシティの先駆け?
それであのアーティスト、このアーティストのあの曲、この曲が生まれていった。その誕生秘話的なエピソードも面白い。活気があって結束力があって希望に満ちている、そんな社内の雰囲気がビンビン伝わってきた。さぞかしやりがいがあって面白かったんだろうな。
でも、メインのソングライターやアーティストが離脱したり、アーティストが希望するプロデュースになっていったりで、工場のラインのような曲作りからシフトしていく流れも面白かった。
ソウル、R&Bがそんなに好きじゃなくても楽しめるかもしれない。それほど魅力あふれるドキュメンタリーだった。

kenshuchu