「W123型のベンツ」グッバイ、リチャード! momo8さんの映画レビュー(感想・評価)
W123型のベンツ
クリックして本文を読む
もう、冒頭の服を着たまま沼に突入するシーンから好きでした。
何をやっても面白くない…連続FACK!私も2~3年に一度あります。分かるなぁ~沼に突入したことはありませんが…
割りとナチュラルなジョニー・デップやっぱり格好いい。(悪態をつくと、ジャックスパローがチラつきますが…)愛車はW123型のメルセデス・ベンツ・セダン。純正鍋蓋ホイールではありませんがベンツマーク入り、シビれます。ぐるりと一周モールがついている車らしい、車、名車であります。
身だしなみはいつもキチンとベストにタイをして、7・3に分けカールした前髪が左目にかかる…壮年の男性はみんなあの髪型にすべき!
今まで自分を押さえて真面目に生きてきたのに、ガンを宣告され180度方向転換します。
治療しないで、残された人生を謳歌することに決めて、でも何だかグレ始めた高校生のレベルみたいな楽しみ方で笑えてくる。
それもそのはず、なんとガンの告知を家族に知らせようとした食卓で、娘はレズビアンだと、妻はあっけらかんと不倫を告白する。しかもその相手が悪い。リチャードの大嫌いな学長なんデス。そんなこんなで自分がガンだとは云えずじまい。
でも大人なリチャードは妻と協議の結果お互いに節度をもって自由にしようと提案。その時、妻に貴方のモノは役に立つのか?と尋ねられる。試してみたら、もちろん‼…この辺りの下ネタのやり取りがスマート。
事あるごとに、親友役のダニ―・ヒューストンが慰めて?くれるし、ワンコのジブルスのショボくれた感じがとてもいい。
ちゃんと自分の人生を生きよう!全ての人にエールを送る映画です。
コメントする