T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版のレビュー・感想・評価
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戦争映画ではなく、戦車エンターテイメントです!
5点じゃ足りない、100点をつけたい、そんな映画に出会ってしまいました。。
通常版を1回観て見事にハマり、その後、完全版をIMAXで3回観て、パンフレットにブルーレイも購入しました。
(ハマる人はこんな感じ。でもハマらない人には全く響かない映画だと思います。。。)
IMAX1回目は、通常版を観てから半年近く経っていたので、通常盤にはなかったところを探しながらストーリーを追い、2回目は映像のアングルと人物を中心に観て、3回目で総仕上げをした感じです。
最初にナチス軍のパンサーからトラックで逃げるシーンから心をわし掴みにされて、その後エンディングまで息つくヒマはありません!!
戦闘シーンも魅力ですが、戦いの最後、二人が握手してからイェーガーが落ちていくシーン、たまりません!!
別に戦車好きでも何でも無かったのですが、砲弾目線とか、他の映画ではあまり見たことのない撮り方(描き方?)で、迫力のある映像とそれに合わせた音楽にハマってしまいました。
白鳥の湖という曲の印象が変わります!
(映像については、『バーフバリ 王の凱旋』のVFXを手がけたFilm Direction FX社を筆頭にロシア最先端の映像技術が結集したとのこと、納得です。もちろんバーフバリも激ハマりしました。。。
戦闘シーンの音楽もたまらく好きなのですが、残念ながらサントラが発売されていないのはすごく残念です。。。)
人物でも、イヴシュキンとその仲間たち、イェーガーの魅力に憑りつかれてしまった感じです。
いやぁ、アメリカ以外ではインド映画と中国映画には注目していたんですが、まさかロシアにこんな映画があるなんて!
ワールドワイドに観ないといけませんね。
イヴシュキン役の俳優さんはロシア人、イェーガー役の俳優さんはドイツ人なので、この俳優さんたちの出ている作品を日本で観ることはあまりできませんが、これから逃さず追いかけ続けたい二人です。
通常版でも十分迫力は感じられるし、ストーリーもまとまってますが、完全版のエンドロールにだけイヴシュキンと仲間たちのその後が描かれているので、完全版がやっぱりオススメです。
この映画をIMAXで観れたことに幸せを感じられる、是非IMAXで完全版を2回以上観てほしい、そんな映画です。
内臓がちぎれろ!
忘れられないキーフレーズです。
まだ上映してるんですが、上映が続いている限りまだまだ何度も観に行ってしまいそうなので(レビューを書いてたら我慢できなくなってきました。。。)、逆にもう上映が終わってくれないと困るー(汗)
進めT-34!エンターテイメントに振り切ったロシア発戦車アクション!!
ロシア映画にはあまり馴染みがないのですが、本作はYou tubeで予告を観て以来気になってて、地元のミニシアターで公開されたので観に行って来ました。こりゃ、確かに面白い!!ミリオタじゃなくても存分に楽しめる王道戦車アクションでした。やるなぁ、ロシア映画。
あの戦車の砲弾が飛んでいるシーンがカッコ良い!ベタと言えばベタな演出かも知れないですが、カッコ良い物はカッコ良いんです。砲台を向け合うシーンは「早くしてー!(心の声)」って叫んでしまいますよね。そうそう、戦車って弾が当たる度に、受けた方は中にガキーン!ってスゴい音が響くんですね。考えた事もなかったんですが、そりゃそうだよなぁ。
戦車の中は勿論の事、全体的に人物がやたらとアップで撮ってあるのはロシア映画の特徴でしょうか?ニコライ男前。イェーガーも敵ながらアッパレ。アーニャ可愛い。ステパンヒゲ面が良い。ヴォルチョク大活躍。イオノフ文系男子。キャラクターが立ってる映画って良いですよね!
しかし、近年インド映画が気になっていたのですが、ロシア映画もなかなか侮れない気がしてきました。他にも観てみようかな?後、戦車ってカッコ良い。他の映画も観てみたい。自分が色んな方向に目覚めそうになる作品でした。
SSヒトラーユーゲント師団?
完全版が上映されていたんだけど、なかなか観に行ける映画館がなかったけど、桜木町のブルク13で今日から上映ってことで観に行って来ました。しかも、IMAX。
前作で、わからなかったこと。
1944年チューリンゲンSS3親衛隊収容所に収監されていたソ連戦車兵が脱獄するんだけど。チューリンゲン収容所ってのがわからなかった。
SS3親衛隊・ヒトラーユーゲント師団ってなってるけどSS第12親衛隊機甲師団が正解で、やっぱりビットマンがいたのがこのヒトラーユーゲントSS師団。
この第12SSヒトラーユーゲント師団はカーンで壊滅的大打撃を受けて、再編成して、1944年11月はベルギー国境近くにいたという説もあるけど、バルジ突出作戦に再編成された第1SS師団に編入されたと言う説もあるから、映画と史実は近いのかな?
完全版は前作よりもわかりやすくなっていた。
T34-85とパンターとの戦い。ソ連はティーガーより、小回りの利くパンターのほうが脅威だったんだろうね。
面白い映画は、どの国の人が観ても面白い
今日は、基本的なことに気づきました。
多分、ロシア映画は初めて観たかもしれません。
なんかお堅いものを想像してたんですが、違いました。
面白い映画は、どの国で作ろうが、どこの国で観ても面白いものなのです。インドであろうが、韓国であろうが、ロシアでも!
魅力のあるキャラクターも同じく、魅力を感じものなのです。
アーニャに、ハート撃ち抜かれました。
バス停で待つ表情ときたら、、、。
最後の草原の再会のシーンで、ニコライが怪我した仲間をポイってするんじゃないかと心配になりました。
エンディングも、本当に素敵でした。
いやー、面白かったです。
コテコテの戦争映画なのかなと思ったら、娯楽活劇ですやん!
とても面白かった。演出もとても良かった。戦車の弾が発射されるときに...
とても面白かった。演出もとても良かった。戦車の弾が発射されるときにたまにスローになったりする過剰な演出が逆に良い。やはり戦車映画はこうでないとと改めて感じた。ストーリー自体も実際にはありえないような展開もあるが映画だからそこは目を瞑って純粋に楽しめた。
戦車の動きも格段に良かったと思う。後から操縦手のステパン役のヴィクトル氏が本当に運転してたと知り驚愕。ドリフトまがいなことをT-34でやってのけてるし…。T-34の操縦は戦車の中でもかなり難しい部類に入ると聞いたことがあるので本当にすごい。
今回の完全版で追加されたところは、主人公のイヴシュキンと敵側のイェーガーの名前のくだりなのかな?T-34を見るのは今回が初めてだったので本当かはわからないが、このシーンは個人的にかなり好きだ。イェーガーがイヴシュキンと自分の名前の由来が一緒だとわかり嬉しそうに語っているのに当のイヴシュキンはヤルツェヴァとアイコンタクトしてイチャイチャしてるという。全編を通してイェーガーはずっとイヴシュキンのことを敵ながらかなり特別視しているのに対し、イヴシュキンはイェーガーのことをただの敵の将校としか思ってない感じのこのすれ違いが好き。捕虜に普通に戦車与えて猶予を与えたり、終盤で5分待ってくれ!とイヴシュキンが言った際に本当に待ってくれたり、最後の握手のシーンでもイェーガーがイヴシュキンの手を引いて道連れにするのかと思ったが、本当に普通に握手しただけで最後まで紳士的だったのが好印象。まあ、実際に戦争でそんなナメてたらダメなんだろうが…。
本当に面白かったです!
昨年見そびれていたので、今回の完全版の公開、本当に有難いです。
できるだけ予備知識を入れず、素の状態でスクリーンに向かいましたが、冒頭のシーンからもうくぎ付けでした。前半の戦闘シーンで主人公が死んじゃったんだろうか、えっ、これで終わり、と思っていたら、もうそこからがすごい!
もともと潜水艦ものは大好きで、去年のハンターキラーも素晴らしかったですが戦車もすごい。
いつ狙うか、どこを狙うか、砲塔の回転がほんのわずかに速いかどうか、その回転も手動なんだ、そういった緊迫感は潜水艦モノと同じ閉鎖性と緊張感にハラハラドキドキでした。
でかい機械、武器の美しさ! 白鳥の湖で涙を流したのは初めてです。
そういった戦争モノの興奮にも増して、それぞれの人間性の描き方(敵役も含め)、バディもの、ロードムービーの醍醐味、そしてロマンス。バス停で初めて見せた彼女の笑顔。街での食料、衣服の調達、ガソリン補給、湖での無邪気な水浴び。その対比としてのその後の壮絶な戦闘。
4人が(+1人)誰も死ななくて本当に良かった(涙)。そしてそれぞれのその後。
最後に「すべての戦車兵に捧ぐ」という言葉が、ドイツ軍をただの悪役だけに終わらせなかったことで、敵役へのリスペクトも。
こんな映画大好きだなあ。主人公のお母さんの涙、素敵だったなあ。
今度は1917を観ようと思っていましたが、これもう一回見に行こうかな。
これは絶対映画館の大きいスクリーンで見るべき映画です。
必見!!
2019年度個人的ベストが更に完成度アップ
昨年通常版も鑑賞し
50本以上は観た2019年度映画のベストはこれでした
相変わらず
エンタメとしての完成度が高く
有り弾の数さえわかっていれば
戦車とか軍事とか詳しくなくても全然大丈夫です
今回の完全版ではプラス26分の追加シーンが加わり
・足されたセリフ
・イェーガー大佐との会話内容の追加
・アーニャが地図を手に入れる時のスリルシーン
・砲弾軌道のマトリックス風CG処理シーンの追加
・脱出後の戦車を給油する
・エンディング後の後日談
などが加わっています
ストーリー展開は大きく変わってはいませんが
序盤のリアリティあふれる戦車戦シーンから
脱出からファンタジックな展開を挟んで
再び戦車戦に移るヒロイックな展開は
やはりしびれました
戦車はよほど正面装甲が厚いようで
側面を取れるまでなかなかすぐ発射しない
ハラハラ感などはかなり臨場感もって
味わえると思います
相変わらず公開されている劇場がそう多くないようですが
爆発音などの音響、大画面と共に
味わって欲しいと思います
おすすめです
ミリオタホイホイウィーク・萌え死一本目
1917とコレと、どっちを先に見るか、結構真面目に悩んで。チケットの販売状況を見て、こっちんが少なかったのでT-34にしました。決して、断じて、イリーナ・ストラシェンバウムの色白の、細面の、可憐な笑顔の魅力に負けたからではありません!
通常版、二回見たんです。特典の手ぬぐいが欲しくて、ムビチケ買って待ち構えてましたもん。でもでもでも。26分アディショナルの完全版があるならあると、先に言って欲しかった!なんてこと言いつつ、初日レイトショーに万難排して、飛んで行って来ました。
グラディエーターはコロシアムでなぶり殺しに遭うはずの奴隷たちが結束し、絶対的に不利な状況をひっくり返します。Star Warsなんて、「絶対的に不利な状況からForceを使って逆転劇」がテンプレ。ドラゴンボールも同じですよね。要するに、T-34も「全人類」が大大大好きな逆転劇な訳です。やっぱり萌えました。
26分の追加の内訳は、10個程度のシーンの延長、数個の追加などで、大きなものは以下の通りです。
☆オープニングが違う。シュバシキンの乗る炊事トラック登場の「前」がある。
☆アーニャがイェーガーの部屋に忍び込んだ際、下士官が部屋に入って来るが、アーニャが機転を利かせて難を逃れる。
☆T-34の給油シーン有り。
☆偵察機発進前に空撮。
☆森を逃げるシーンが長い。
☆焚火を囲むシーンでステパンの歌
☆橋の上の一騎討ちが長い。
☆エンドロールがエピローグになっており、5人のその後が描かれている。
最後のエンドロールは、何故に通常版に無いんでしょうか?コレが無いとダメでしょうよ。
通常版をご覧になった方におかれましても、ミリオタ自称される方、タンクコマンダー達の男の意地に魅了された方、イリーナ・ストラシェンバウムの色白で細面の可憐な笑顔の虜になった方、お勧めします。見逃した!と言うあなた。フォード vs. フェラーリと同じ文法の違うお話です。あっちに萌えるなら、こっちも萌えること必至です!
やっぱり興奮した!とっても!
でも、やっぱ。
バス停でのアーニャの笑顔が、最高萌えだったw
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2/15 追記
★超ネタバレ注意!!!
ステパン(操縦士)
農夫。妻と息子の三人暮らし。今はタンクじゃなくてトラクターを運転。
イオノフ(砲弾係)
教会画家。脚立に登って装飾画を描いている。村からマリアの絵を戦車に持ち込んだのは、彼の職業柄だった。
ヴォルチョク(砲台射手)
鹿狩りの場面。目の前の牡鹿に狙いを定めるが、撃たずに鹿を逃し、苦笑い。
イヴシュキン
実家に戻り母親と抱擁。傍にアーニャ。彼女は臨月かと思うくらいに「身重」の状態。
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