劇場公開日 2020年9月4日

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宇宙でいちばんあかるい屋根のレビュー・感想・評価

全134件中、101~120件目を表示

2.0後悔は行動してからしろ!

2020年9月8日
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鑑賞方法:映画館

と、月並みだけど刺さる言葉が2.3あったくらいで、基本、清原果耶を鑑賞するだけの作品です。

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一言レビュー

3.0清原果耶かわいいぜ

2020年9月7日
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鑑賞方法:映画館

単純

萌える

想像以上にファンタジー。藤井道人監督、若くてチャレンジングでアイデアに溢れる方で好きなのですが、今作に関しては面白味をあまり見いだせなかったです。魅力的なキャスティングなのにそれぞれの魅力をいまいち引き出しきれていなかった気が。桃井かおりも力業。

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みな

3.0うーん、中盤までが少し主人公のキャラクターがバラバラに感じられて少...

2020年9月7日
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うーん、中盤までが少し主人公のキャラクターがバラバラに感じられて少し感情移入できなかったが、中盤以降は主役の表情やキャラクターがグッと入ってきてよかった。綺麗で温かい作品だった。

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おれ

4.5思ってた以上の感動!

2020年9月7日
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角川文庫のライトノベルを
読んでる時に似たお話の進行スタイル!
2005年の頃の未熟な心
玩具に心ときめくあの感じ
夜親に黙って窓から屋根に出て
空を眺めたい無意味な衝動
うまくまとめられませんが
とてもうまく出来ているお話です!
ババアの元気なお話はとてもすごい好き!
桃井かおりさんのような人になりたい!

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なみちゃん

3.0君も明日は恒星になり得るよ

2020年9月7日
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優しい幸せに満ちていた作品。
洋画の何かで視たような始まり方と言われればそうであるが、ファンタジックでパステルカラーな青春を彩るのには素晴らしいチョイスだったのかな?と。
伊藤健太郎くんはそもそも好きで、「カラーアウトオブスペース」をTVで激推ししてる件からさらに個人好感度ウナギ登りだったのですが、安定感抜群。まんまと言われればそれまでだけれども、今回の作品は其々の「まんま」が気持ちよくラストまで我々を引っ張って行ってくれる感じだったので、むしろ正解でしょうね。
シーン切り替えのアイキャッチよろしく、絵手紙の様な柔らかい画を使うのも気持ち良かったですね。自分の正解や後悔も含めて若者に何かを伝えられる年寄りになりたいものだな、なんて感じ入ったオッサン独りでした。

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lynx09b

4.5バンジョーはわたしが知る限り宇宙でいちばんうるさいアコースティック弦楽器

2020年9月7日
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幸せ

ディアンドナイト、新聞記者の真面目な社会派監督が撮った映画。脚本をちゃんと自分で作る監督ですね。ファンタジーを原作とする今作ですが、ゆったりとした味わいのある作風がやっぱさすがです。骨のあるロマンチストなんでしょうね。
清原果耶は歌もいいです。声も清純。薬師丸ひろ子以来の感動かも。ディアンドナイトでもRADWIMPSの作った挿入歌を歌っていたそうですね。気が付かなかったけど。今回はすぐ気が付きました。彼女の映画はディアンドナイト、いちごの唄以来ですが、NHKのテレビドラマ透明なゆりかごは毎週録画していました。本作でも、恐る恐る赤ちゃんを抱く果耶ちゃんが見れました。抜群の透明感とちょっと非対称の眼がたまりません。
伊藤健太郎もNHKドラマ アシガールのわかぎみ役がよかったなぁ。あれもファンタジー作品でした。
映画の冒頭、伊藤健太郎が鳴らすバンジョーの音が聞こえる。バンジョーはわたしが知る限り宇宙でいちばんうるさいアコースティック弦楽器。あのくらいの閑静な住宅地でも大変な迷惑です❗アルペジオピッキングでゆっくり弾いていましたけど、カラダ全体で弾いたらどんなことになるか。初恋どころじゃなくなりますよ。でもね、足の一本や二本、果耶ちゃんが毎日付き添ってくれるならどーってこたぁありません。
あのスケボー野郎、意外といいやつでした。清原果耶にビッチなんていうやつはバチ当たれと思っていましたが。桃井星ばあちゃんとの会話で果耶ちゃんの辛辣なセリフにビビッと来てしまったMなアタシを発見。怒った顔も良いです。
桃井さんこれからばあちゃん役増えそうです。

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カールⅢ世

5.0世界じゃなくて宇宙でいちばん、発見して、語りたくなる映画、私にとってそんな感じでした

2020年9月7日
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星婆って、幽霊でもなくて、死んだ幼なじみの祖母の残像だから、過去の自分の経験でわだかまりがあったことでのゆがんだ自画像の象徴との対話なんだと思った、だから星婆からの提案は全て自分の願望の表れ。
それって何かと言えばね多分自分が母親に捨てられたと思って、幼なじみを含めて、人間関係に支障がでてるから何とかしたい、ということ。
それで、成長していく淸原かやの姿が、とことん赤裸々で痛ましくも美しくもある、それが顔がスクリーンからはみ出るくらいだからね、いや、初主演映画凄いわ、リアル涙の洪水だから。
伊藤健太郎の縁起も良かった、彼のピュアな性格がそのまま出たような、素晴らしい青年で、ヒロインにふさわしいと思った。
家族愛なんだけど、いろんな見えないこと、見ようとしないことで、関係がうまくいかない時は、屋根のようなところを見ようとしないといけないんだな、そう、強く思った。
桃井かおりも、二人のお母さんも良かった、全てよかった。

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アサシンⅡ

3.0児童小説っぽい話だとは知らないで観たが、確かに場内の小学生らしき子...

2020年9月7日
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児童小説っぽい話だとは知らないで観たが、確かに場内の小学生らしき子供が楽しそうに笑っていて、いい雰囲気だった。

清原果耶と藤井道人じゃ観ない訳にはいかないって感じで観たんだけど、ふんわりと純粋な中学生役にしては大人びて見えて気になってしまった。そしてお隣のお兄さんの年齢もいまいち見えてこない。
そう思いながらも、中学生くらいの子と親の距離感がこそばゆく最後にはウルっと来てしまった。

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パプリカ

4.5ファンタジー強め、頑張れ清原くん!

2020年9月6日
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泣ける

楽しい

萌える

清原果耶が目当てで鑑賞。
これが初主演映画なんですって?何作品かやっている印象です。
主演で主題歌まで歌うとは。そして歌も上手い。

ちなみに、映画「デイアンドナイト」でも「気まぐれ雲」という主題歌を歌っています(大野奈々名義)。こちらもオススメ。

この映画はファンタジー強めでそれが気にしなければ楽しめます。ほっこり温かい。

清原果耶の役が可愛い。中学生なりの喜怒哀楽があって、頑張れと応援したくなる。
とくに泣くシーンですかね、、、綺麗な涙で心が洗われる。

そして、桃井かおりの怪演(演出なのかアドリブなのか分かりませんが)で大変そうなので、女優としても応援。

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だるまん

3.0納得させながら生きていくということだろうか?

2020年9月6日
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主演の清原さんと星ばあの桃井かおりさんのバランスがとても良い作品でした。
これに尽きるんじゃないだろうかというぐらい。
桃井さんのおばあさん役という違和感(美白化粧品のCMのイメージが強すぎる)を当初感じていたんですが、
屋上のセット感(良い意味での作り物感)と、鬱陶しくならない中二病(清原さんとラストレターの森七菜さんくらいしかこういう風に見える、芝居できる人が思いつきません)の具合が良い意味で混ざり合って、そういう世界のお話なのねと、途中からすんなり入ってきました。

というのも、脇を固める俳優陣の芝居が、すべて清原さんを際立たせるために抑えていたからだろうなと、時間が経ってから考えるとそう思いました。
両親や、隣の大学生や、ヤンチャな中学生の子が。

それから話は4部構成で、それぞれに小さいながらも事件があって、それ解決して、解決というよりそれぞれに起承転結がちゃんとあったなという意味で、バランスの取れた話でした。バランスが取れすぎててお伽話感ありましたが。
でも4部通して、清原さんの悩みというのを感じられたので、ダレずに観れたんだろうなと思っています。

私の疑問としては、誰をターゲットにした映画なんだろう、とは思いました。中学生を持つ親世代なのかしら?そこの辺りの主張が良くわからないなというのが正直な感想です。そんなことを考えること自体野暮なのならば、すみません。

あと、この話に出てくる人はみんな、決して当初描いていた(想像していた)人生ではない現実なのだけど、なんとなく?なんとか、かな。なんとか納得させながら幸せを探している人たちなのだな、というのは感じました。それがこの映画の主張なのかな?

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まめこ

3.5ほんわり温かく心に残る

2020年9月6日
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こういう優しさに溢れた人の繋がりを大切にした作品、好きです。
現実の出来事のように描かれておりましたが、
ラストのムムムっとさせる夢夢夢なファンタジー感も良いですね。

清原さん、演技は若さゆえなのか真面目さが出てましたね。
今後、歳を重ねたら、どんな風に変わられるのか楽しみです!

その対比のような、桃井かおりさんの瞬発的に見えるナチュラルさ、最高です!
めっちゃ、カッコいいオババでした。
リアルでいて、且つ実は空想の中の人?オバケ??みたいなフワフワ感がステキで。

また、清原さんの実母が水野美紀さんっていうのが、
すごく納得できる顔の系統同じ!なキャスティングの拘りも感心してしまった。
書道の先生役の山中さんの雰囲気もステキだったし。

屋上からの景色も絵画とリアルが混じったような不思議なキレイさが良かったです。

すべてにおいて監督の演出に拘りと作品への想いを感じ取れて、
大切な言葉もたくさん貰えて、ほんわり温かく心に残る作品でした。

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hkr21

3.5たまげた。清原果耶はあの年で既に女優の顔をしている。桃井かおりの好助演があるとはいえ、一本の映画をちゃんとしょっている。恐るべし。

2020年9月6日
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鑑賞方法:映画館

①演出は対象に余り入れ込まず客観性を保っている。その点は「新聞記者」と似通っているので、これがこの監督の持ち味なのだろう。途中やや冗長なところはあるが、ファンタジーと現実(もちろん映画的現実です)との「あわひ」が微妙に曖昧なこの物語を、ファンタジーに偏って馬鹿馬鹿しくもならず、現実的過ぎて柔らかさに欠けることもないバランスのよい演出が最後まで一貫している。②桃井かおりの飄々とした個性と絶妙な受けの演技(押し付けがましいわけでもなく突き放しているわけでもない)が映画を楽しいものとしているのは確かだが、やはりこの映画の眼目は清原果耶の突出した存在感であろう。

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もーさん

4.0久し振りに心が洗われた作品に出会えた!

2020年9月6日
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映像、ストーリー、音楽が凄く良い!
特に作品で流れる音楽が全て美しい!

つばめ役の清原果耶さんと星ばあ役の桃井かおりさんがメイン。
二人のやり取りが心暖まる感じ。
そして二人が自分の殼を破って行く展開に感動。
先が読めるストーリーなんだけど、思い通りに話が進むのでストレスフリー(笑)
これ程解りやすい展開の作品も珍しいけど満足度は高め!

書道教室の屋上がメイン舞台。
そこからの夜空が美しい。

清原果耶さんの演技がとにかく良い!
彼女から流れる涙の量が絶妙。
涙の流れる量をコントロール出来る女優さんなのか? 気になるところ。

伊藤健太郎さんは最近観た映画に多く出演してるけど本作の役が一番良かった感じ。

久し振りに心が洗われた作品に出会えた事に感謝。

世間はかなり狭いです( ´∀`)

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イゲ

4.0清原果耶さんを支える〝相棒〟

2020年9月6日
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星ばあは寅さんである。

・自分のこととなると意気地が無いというか、もどかしいくらいに奥手。
・人の背中を押すことに関しては、最強の御守りのよう。特に、『今、それをしなかったら後悔することになる』タイミングでの一押しはいつも泣かせてくれる。

日本の〝バディもの〟というと、刑事二人とか、刑事と旅館の女将とか、刑事と鑑識官、みたいに、警察絡みのイメージが私には強いのですが、迷える若者とちょっと不良っぽいおじさんおばさん(おじい、おばあ)という組み合わせも悪くないですね。というか、好きです。

それなりに世の中の泳ぎ方を身につけた中高年者や高齢者がいつまでも、自分の利害のためにそういうノウハウを使ってると、社会にとっては摩擦や不快感の元となりかねないけれど、無私の精神でワカモノの役に立てることがあれば、なかなか素敵なことですね。
出る杭を打つ〝世間〟の側に落ち着くよりも、出る杭を出やすくするお手伝いをするほうがなんだか楽しそうです。

清原果耶さんの表情の変幻自在振りを堪能するだけでも十分満足できますが、そんな不思議な後味の残る映画でもありました。

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グレシャムの法則

2.0新聞記者の監督作品ってフレコミ、、、

2020年9月6日
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単純

寝られる

萌える

清原果耶を愛でるためだけの作品という印象。

確かにカワイイし演技力も、、、って、それは映画でやる必要はないでしょう?
しかも、あの新聞記者の監督作品という宣伝文句、まぁまぁ豪華な?出演者(出演者の中にはこの監督作品なら、ってことで出てる人もいたと思うが、出来上がった作品に納得できるのかな?)だったが、、、。
ホントに力があるならこう言う作品でもそれなりの形にするのが監督の仕事だが、ちょっとこの内容で2時間座って観るのは正直つらいですよ。

これを作ることによって次回作があるならそちらに期待。

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おたごん

5.0宇宙でいちばん感動する泣き顔!❓

2020年9月6日
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ファンタジーで、いくつかの家族愛が織りなす物語です。
それぞれのエピソードはありきたりな、使い古されたパターンではあります。
でも、清原かやが演じることで、魔法のように輝くのです。
泣きのシーンでは大画面が彼女の顔になります。
彼女が泣くシーンをやり過ぎて、涙で脱水症状になつたとゆう逸話があるのですが、三月のライオンの時ですが。
それが誇張でないことがわかります、それだけでも観る価値ありです。
それと、伊藤健太郎の演技も凄く素晴らしい、それだけでも観る価値ありです。
とゆうことで、演技だけでダブルで観る価値ありです!

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アサシン5

4.0不思議な映画

2020年9月6日
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何を訴える訳でなく、淡々と話は進んで行く。星バアは、妖精なのかと思いきや、どうも違うみたいです。
一緒に見た友人は、星バアは妖精だと見た感想を言ってたから、ある意味妖精なのかも知れない。
泣かすぞ!と作り込まれた映画に有りがちなエグさがなく、ふと涙がこぼれる良い映画でした。
見る人に、寄り添うような映画。良かったです。

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へなもん

4.5暖かく、苦く、愛おしい

2020年9月5日
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凄く愛おしい映画です。
デイアンドナイトや新聞記者といった重い社会派を作った藤井道人監督が珍しいくらい心優しい映画を作ってくれました!

野中ともそ原作の映画化で、悩める女子中学生がとある屋上で星ばあという不思議な老婆と出会い、交流を深めることで成長していく青春映画。

青春映画とはいっても、ヒューマンドラマでもありラブストーリーでもありファンタジーでもある作品です。清原果耶演じる女子中学生つばめの周りに起こる出来事を経て一歩大人に近づく作品ですね。

そんなつばめと星ばあとの交流が非常にいとおしいです!
最初は星ばあの奇妙さに鬱陶しさを感じながら、交流していくことによって次第に自分の悩みを自然に話せる仲になっていき、お互いに大切な存在になっていく様が非常に好きです。
お互いに気遣いなく何でも話せる仲って凄く素敵ですよね!
今って人に気を使う事が凄く多いけど、悩みを話したり少し悪態付いたりからかったり、気遣いなく話せる仲は本当に憧れるし、「自分も星ばあのような存在がいたらなぁ」と観てる時に考えたりしてました。

そんなつばめの家族間や好きな人、学校内に関する葛藤や屈折を時に重く描くので時に心苦しい場面もありますが、観た後に心暖まり、希望に溢れてきます。

そのつばめを演じた清原果耶と星ばあ役の桃井かおりが本当に素晴らしいです!
清原果耶はデイアンドナイトでのヒロイン役が素晴らしかったのですが、今回は単に悩める女の子だけでなく、好きな人に目をキラキラして接したり、星ばあやお父さんには仲良い感じを見せつつ少し口悪かったり、思春期にみせる等身大の中学生を見事に熱演していました。
ノーメイクの部分が多いにも関わらず、彼女は劇中全ての場面で輝いていたし、彼女が泣く場面は思わずこちらも貰い泣きしてしまいました。

桃井かおりも本当に素晴らしいです!
桃井かおりはまだ70歳いかない歳のはずですが、それでも80歳近い星ばあを違和感無く熱演していて、「この人マジでこれくらいの歳なんじゃないか」と思ったくらいでした。
今まで邦画もハリウッドも含めて色々と桃井かおりの演技を観てきましたが、恐らくここ最近の映画で一番素晴らしかったと思います。

その他にもつばめの父を演じた吉岡秀隆やつばめの元カレ役の醍醐虎汰朗も映画に良い味を出していて良かったです。

また、藤井道人作品としては珍しくグリーンバックでのCGが使われてます。お世辞にもクオリティが高いとは言えないものの、ファンタジー的要素のある本作に結構合っていて、良い意味で現実離れしていました。
いつも星ばあと交流してる屋上の夜空がCGで使われていますが、日が完全に沈む直前のような少し暖かみのある「青」になっていて、それが映画によく反映されていました。

あとクラゲのメタファも良かったです。
星ばあがよくクラゲのように舞うような躍りをやるのですが、どこか自由で優雅に漂うクラゲを星ばあに例えられていたと思います。

音楽も素晴らしいです!
ミニマルテクノを駆使した少し奇妙で綺麗な本作の世界観に合っていたし、劇中で伊藤健太郎が弾いてるバンジョーの音色も聴いてて心地良いです。
また、清原果耶が映画の主題歌を歌っていましたが、声が綺麗ですね!曲も本作のように暖かみのあるキャラになっていました。

そんな素晴らしい作品ですが、一つだけケチ付けるとしたら、星ばあのファンタジー要素をもう少し入れるべきだったと思います。
星ばあの「空を飛ぶ」能力は劇中で殆ど描写されないし、能力を駆使する場面もそんなに無いので少し物足りなかったです。

思春期の複雑な心情と共に家庭内や学校での悩みがリアルに描写されるため、人によっては心苦しくなるかもしれません。
しかし、心苦しい場面も描きながら大切な人の交流を優しく、どこかノスタルジックに描いていくので観た後に非常に心暖まります。

「新聞記者」が嫌いだった人達でも、この映画ならきっと好きになれる気がします。
全世代に全力でオススメしたい映画です!

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さうすぽー。

4.0清原果耶さん

2020年9月5日
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鑑賞方法:映画館

初主演だったんですね。
主演作品は、たくさん鑑賞していたのでびっくりしました。
星ばあの笑顔写真よかったです。

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かん

3.0海月の宇宙

2020年9月5日
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楽しい

幸せ

父親と継母と3人で暮らす14歳の少女の、恋と家族と成長の話。

大学生のお向かいさんに恋心を抱き、勢いでラヴレターを書いちゃった少女が、ある日いつもの書道教室の屋上で、歳をとったら何でも出来るという空飛ぶ婆さん「星ばあ」に出会い、交流する様になっていくストーリー。

仲良く暮らす幸せな家族だけど、継母と父親の間に子供が生まれることから、自分の立ち位置に不安を覚えり、実母への思いを抱えたり。
そして星ばあにも抱える思いがあったり。

後悔にも種類があるということや、家族とは繫がりとはということを教わって、自分を見つめて変化し成長する物語が、優しく温かく、くすぐったく、楽しかった。

そしてそして、清原果耶はハマり役、桃井かおりはやっぱり激ウマ。

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Bacchus