宇宙でいちばんあかるい屋根のレビュー・感想・評価
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清原果耶の表現力と桃井かおりの存在感
なんて綺麗な涙を流すんだ清原果耶。彼女が表現するつばめだからこそ、観てる人を魅せるんだろうなと思った。そして、大ベテラン桃井かおりさん。あの謎めいた風変わりな老婆。桃井さんだから出せるチャーミングさと愛くるしさ。そんな2人が掛け合ったら、そりゃあ素敵な作品になるよ。映像の色味も音楽も全部相まって美しかった。
まだ中学生役が通用する清原果耶ちゃん
清原果耶ファンとして鑑賞。
ストーリー的にはファンタジーと日常をマージした内容。
この作品の見所は新進女優の清原果耶さんと個性派大御所女優桃井かおりさんとの共演だろう。
気後することなく、清原果耶さんが演じきったところにさすが!という満足感。
自分の秘密(?)居場所である習字教室のビルの屋上。
そこでふと出会ってしまった星ばあ扮する桃井かおりさん。
乱暴な口調の星ばあとのやりとりに普段は大人しいつばめちゃんも、そこは今風の女子中学生の口調で渡り合い、2人の距離はいつしか縮まっていく。
このやりとりは見応えがある。
星ばあの後悔、つばめちゃんの中学生特有の葛藤。これが2人の年の差で埋め合わせてゆく。
映画ではないが、主演として好評だった透明なゆりかごのような彼女主演の映画作品が待ち遠しい。
3月のライオン、朝がきた、ぼく明日、ユリゴコロ等、助演女優として秀逸な作品は十分なので。
若手も良い役者が出てきた。お勧めの良い映画。
素晴らしくバランスが良い役者人が揃っていて、すごく良い話だ!ただ一つ残念なのが、健太郎君の事故のシーンが事件を連想させてしまうことだった。
果耶ちゃんはやっぱり影のある役がどハマりなんだけど
ストーリーがもたついて。
最後にぐっとは来るんだけど、スッと入ってくる感じではない映画。
原作的にハマらないだけかもしれません。
キャストは良し。悪くない。
【素敵な寓話】
僕は書道をやっていたことがあって、見本通りに書くのも難しいが、字に気持ちを乗せるのは、もっと難しい気がする。
悲という字に、悲しい気持ちを乗せて書くなんて普通はしないからだ。
最後の水墨画を見て、カラフルな色を少し淡い色調で乗せるのも良いものだなとちょっと思った。
宇宙でいちばんあかるい屋根は、きっと空だ。
おのおのが大事な家族や人と暮らす家の屋根も暖かい屋根だが、それを覆う空が、実は、宇宙でいちばんあかるい屋根のような気がする。
明るいとは、輝度のことではなくて、希望のことだろう。
繋がりたいと本当に願う人と繋がることが出来たり、繋げたいという願いを運んであげたり、思いもよらないところに繋がりがあったり。
大事なものに目をそらして生きていたら、自分にも目を向けてもらえなくなるとか、後悔は行動してからとか、ちょっとした金言もあって、好感度の高い作品だ。
ところで、桃井かおりさんには、ちょっと樹木希林さんのような独特な気配を感じる。
モネちゃんが、いいね。
清原果耶が、14歳の少女を好演している。
桃井かおりのどあつかましい婆さんとの絡みが
いいね。
つばめちゃんの事情もわかり深みがでます。
伊藤健太郎が、交通事故にあうシーンは皮肉だね。
新聞記者やヤクザと家族の監督さんなんやね。
清原果耶の存在がファンタジー🌌
観終わると心穏やかにほっこりできるストーリー。
この映画は出演者の素晴らしさで高得点。主演の清原果耶がとても良い🥰この世代の素敵な女優さんは何人かいるけれど、この子の透明感は独特な気がする。
桃井かおりは大女優と改めて思わせてくれたし、継母の坂井真紀もとてもいい。名前を挙げたらキリがないけど、全ての出演者がピッタリ!
ラストの歌、清原果耶は歌まで上手い❣️Coccoの作詞作曲の歌に雰囲気も声もピッタリで荒れた私の心を浄化してくれました。(まだ濁ってますけどね😌)
清原果椰と桃井かおり
主演の清原果椰と、されを支える桃井かおりさんによる、爽やかな夏風が吹き抜けたような映画だった。
家庭に居場所をなくしかけている少女と少年が対照的に描かれていて、小説を読んだような気がする映画だ。
伊藤健太郎君がいい役どころで出ていたが、後から起きる本当の事故を予言させるような場面がある映画で皮肉だと思った。
清原果耶さん初主演ファンタジー
WOWOWで視聴。
期待の朝ドラヒロイン清原果耶さんの記念すべき初主演映画。
いきなり桃井かおりさんとの共演というのが凄い。
出てくる人物が全て複雑な家庭環境という設定。
父親の連れ子で、腹違いの妹が生まれようとしている複雑な家庭環境の中、自分は家族から邪魔な人間では無いかと思われるのではないかという不安の中にいる主人公。
ある日屋上で星ばあ(桃井かおり)と出会い接することで自分を取り戻し前向きに家族と過ごすことが出来るようになるまでのストーリー。
以前、産婦人科の看護婦役を経験している清原さんは赤ちゃんの抱き方は上手ですね。
10代にして高い演技力を発揮している清原さんにこれからも期待します。
癒されるー
たまたまつけたWOWOWで偶然観ましたが…
超ほっこりしちゃった!!得したー!
オープニングクレジットで、桃井かおりの名前が出て、意味のわからん長いタイトルと彼女のイメージとが???っと思って見ていたら、なんかかわいい少女が出てきて…よく見たら朝ドラの子じゃないかっ!!っと、どんどん引き込まれてしまいました。
ファンタジーを見る気分じゃなかったのに、桃井さんが出てたからついつい見てしまった!
見終わるとすごくさわやかであったかい気持ちになってほっこりしてました。清原伽耶ちゃんのピュアな演技もすごく良かった。可愛かったー。
コロナ禍の荒んだ心を癒やしてもらった。こういう時はファンタジーを見るのがいいんだ!と教えられた。
ほっとする良作
某社の株主優待でブルーレイをいただいたので、観てみました。
なんとも優しい物語で、見ていてほっとする。若いのに、存在感ある、主演の清原果椰が透明感に加えて、安定感抜群。それに対する桃井かおりが、新境地(?)で、ホームレス風のいでたちが不思議な「星ばあ」を演じる。個性が強くて、何を演じても桃井かおりになるのだけど、今回は役がハマったのか良い塩梅のキャラクターに仕上がっている。
とある郊外の街。つばめ(清原果椰)は、隣家の大学生トオルくん(伊藤健太郎)がほのかに気になる中学生。両親と仲良く暮らすが、母親は実母ではなく、もうすぐ子供が産まれるという少し微妙な環境。学校では別れた彼氏が少し荒れてて、通ってる書道教室では水墨画を勧められるなど、何かと落ち着かない日々。ここまでつばめを取り巻く状況が結構な情報量の割に、物語はゆったりと、ふんわりと進んでバタバタ感はない。
書道教室のあるひとけの無いビルの屋上は、そんなつばめがひとりでホッとできる場所。そこに現れたのが怪しさ満点の星ばあ(桃井かおり)。「歳を取るとなんでもできるようになるのさ」と、ちょっとした魔法を見せる。そこから二人の交流が始まり、星ばあに背中を押されながら、前向きになっていくつばめ。またまた事件が起きて…。
ドラマ1クールくらいの展開を、詰め込み感なく、綺麗にまとめているところは、素晴らしい。つばめとそれぞれの人間関係の複数軸を丁寧にまとめて、ゆったりと見せているようで怒涛の展開。構成と脚本の妙。演者の良さを活かしたキャラクターなどなど、なかなか楽しめた作品だった。
ここのところ、コロナ禍で劇場鑑賞も激減。例年だったらこの作品も劇場で観てただろうけど。家の小さい画面でもまあまあ楽しめました。感染が落ち着いて来たら、少し劇場に足を運ぶと
ありがとう、目黒シネマ。堪能!
女子中学生つばめの、両親との関係と、初恋とを、不思議なお婆さん "星ばあ" を絡めて描く話。
映画が気持ちよい仕上がりになっているのは、星ばあ役の桃井さんの力量によるところが大きいが、それでもやはり本作は、つばめを演じる清原さんによる清原さんのための映画、という印象だった。そのくらい、清原さんの、そしてこの年齢ならではの透明感が圧倒的で、そしてまた監督がそれをみごとに映像化していると感じる。
序盤は、短カットの連続で描き、水族館のクラゲで一気にスローな長回しに転じる、という撮り方の工夫は、自分には気持ちよかった。
「時間は止めたらだめなんだ、過去を美化しちゃいけない。時間は気持ちよく使え」
「家の中にいるだけじゃなくて、屋根もいっしょに眺められるような関係がいいんだ」
といった、心に残るセリフを大切にしていくことにしよう・・・
心温まる愛くるしい最高の映画
アカデミー賞の藤井直人監督、桃井かおり、部谷美術監督に期待して観た。清原果耶と伊藤健太郎の爽やかなラブコメディ要素もあり、とても心地よかった。
清原果耶はデイアンドナイト、望みに出ていたのを後で知ったぐらいで、印象にあまりなかったが今回とても印象に残った。今年公開の夏への扉、NHK朝ドラの主役と楽しみである。
2020の広島国際映画祭での映画上映と藤井監督とのトークショーは満員の観客で、二度見て一層ファンになった。部谷美術監督も花束贈呈で登場したのも微笑ましたかった。
清原さんのプロモーション映画
無意味な主演女優の長回し映像。なんのメッセージも無い映像の余白。駄作とはこういう作品を指すのだろう。製作サイドが女優のプロダクションに負けているのだ。映画監督なら、俳優をボロ雑巾のように使ってやれ!笑
ほどよい透明感とそこにバランスの良い色付 それが出来た作品でした。...
ほどよい透明感とそこにバランスの良い色付
それが出来た作品でした。
前半は盛り上がりに欠けたけど、後半でそれの説明と回収もされていて
思春期にありがちな空虚を昇華させていた。
全体で良く纏まっている。
そして役者さんも素晴らしい
ただ、ひとつだけ
山中さんが演じる書道の牛山先生は全部知っていたんだろうか
もう一回見直してみようと思います
作品の色味が素敵
私の激推し清原果耶さん主演の映画。桃井かおりさん演じる下品で大体で適当だけど大切なことを燕ちゃんに伝えるキーパーソンの星婆や、伊藤健太郎さん演じるとおるくん、まことくんや、血のつながらないお母さんなどなんだか本当に素敵な世界観を堪能しました。星婆が好きなものがクラゲというのもまたよかったです。この作品にマッチしていました。
「屋根」がキーとなるこの作品は、本当に素敵な言葉がたくさん出てきました。一緒に屋根を見られる存在、、はぁいいですね、、。
タイトルの意味がわかった時、ハッとなり思わずうるっときてしまいました。
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