「お前、二度とボクシングやるんじゃねえよ。もういいだろう、ボクシングは。」アンダードッグ 前編 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
お前、二度とボクシングやるんじゃねえよ。もういいだろう、ボクシングは。
原作は足立紳。「百円の恋」を思い出させる雰囲気とストーリー。このあと後編もあると思いながら観ているので、じっくり進むストーリーは心地よかった。しかし、それははじめのほうだけで、だんだん凡長な展開に飽きがきてしまった。森山未來ほかの役者陣に魅力はあるし、ボクシングシーンも迫真だった。とくに、勝地涼演じる宮木の”手負いの獣の目”はお見事だった。だけど、どうもスジがありきたり。山場はドーンとくるのだろうと期待してたが、そこまでではなかった。こっちも宮木の気迫に押されて、しっかりしろよ、晃!もうそろそろエンジンかけろや!!って気分。
後半、どこまで盛り上がるのか。
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