「令和の時代にあえてバブル期の雰囲気満載」いけいけ!バカオンナ 我が道を行け 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
令和の時代にあえてバブル期の雰囲気満載
何とも言えない時代錯誤感が逆にいい味出してる。
美人タイプというよりどちらかというと男前な顔立ちの文音だからこそ、この時代ならではのイケイケぶりが出せてて良かった。無理やり感のある女子大生姿もこの作風ならオッケー。もしも、文音でなく石田ニコルが主演だったら平凡過ぎて、つまらなかったと思う。
それにしても文音って、目元と口元が親父と瓜二つ。声と動きのキレは母親譲り。
どうしても、父親と母親の顔がちらついてしまうのは2世タレントの宿命か。
長渕なら「こんなくだらねえもんに出てるんじゃねえ」とでも言いそうなギャグ映画だけど、なぜかほっこりする。
田中要次が「ダサくてショボいオッサン」と繰り返し呼ばれてたのはちょっと気の毒だった。
どうしようもなくくだらないけれど、肩の力を抜いて見るには丁度いい作品。
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