泣きたい私は猫をかぶるのレビュー・感想・評価
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猫と人間 配信と劇場 どっちがいいかな
コロナ自粛で公開が危ぶまれつつも
ネット配信という形で公開された今作
複雑な家庭環境をふまえ
なかなか本音を言えない主人公達が
かぶると猫になれる面を通じて世界を覗くストーリー
猫になりたい人間
人間になりたい猫もいる
だけど元の姿で結局愛されているという
事ですね
なんか胡蝶の夢みたいな感じもする話で
深いいい話でした
コロナ禍で日の目を見れなかった作品が
出てくることに関しては危惧してましたが
こうした形で救われたのは良かったですね
いずれまた劇場公開もして大スクリーンで
観るのも良いでしょう
僕らで行こうぜ
スタジオコロリド作品は初鑑賞。見終わって劇場で観たかったと口を尖らせました。岡田麿里脚本の作品が大好物なので、今作もワクワクしながら観ました。
猫を主題にしてどういう作品を展開していくのかと気になりましたが、ざっくり説明すると、幼馴染が好きな主人公が猫になれる仮面を被って、猫になって幼馴染に可愛がってもらうけれど現実ではうまくいかず、猫そのものになってしまい戻れなくなってしまったけれど、幼馴染の優しさに気づいて猫から人へと戻ろうとする物語です。
前半からラスト30分くらいまでは岡田麿里らしさ全開の苦い青春、「思春期」をまじまじと描かれていました。終盤になると、ファンタジー色が強くなり、ジブリの世界かな?と思うくらい幻想的になりました。全然面白いんですが、岡田麿里作品ではないなって感じです。面白いんですけどね。
この時期に映画館ではなく、Netflix限定にしたのは英断だと思います。しかし、映画館で観たかった…悔しいぜ…
最高だった!!
最近Netflixで配信されてて、観てみたんですけど、ほんとうに面白いかったです!
自分的には「君の名は」は話題だったから観たけど正直こっちの方が面白かったです!!!
主人公の元気な みよちゃん(ムギちゃん)の悩みも複雑で、本当は本音を言いたい…でも言えない…だから普段「猫をかぶる」
日の出くんの悩みも、本音を言えないもどかしいところもよくでてて思春期の悩みもあり凄く
どうなるんだろうとソワソワしながら観てしまいました。
みよちゃんと日の出くんと出会ってから2人が成長して変わっていく感じも素敵でした。
そして猫の仮面を被って猫になるのも猫をかぶると上手くかけてる様で良かったです。
あと猫目線の映像も綺麗で、猫が大好きなんで凄く可愛いくて癒されました。
猫という視点の生かし方
スタジオコロリドさんの前作にあたるペンギンハイウェイを見たときからファンになり、netflixで公開されるときを今か今かと待ち、実際に見たときには期待を裏切らない良い作品でした。
恋愛ファンタジーであり、恋愛をとおして成長していく主人公美代と日之出を中心に描いた作品であると思います。変人すぎる美代は本来私たちの日常には、見ることのない存在になっていますが、彼女の過去そして息苦しい現在を時間をかけて深掘りすることで共感できる良いキャラクターになっていました。しかし、そこに時間を割いた分、猫たちの住む浮島、御神木というファンタジーの要素が薄くなり、生かしきれなかった印象があります。
ここで本題に入ります。美代はお面屋からもらった面で猫になるのですが、この猫になれるという映画的効果は「猫になって好きな人に会いに行きたい」という思春期の少女の妄想を叶えるような見るとニヤニヤして楽しめることだけではないと思います。それは美代に、美代とは違う別の猫としての視点を与えることに大きな意味があります。当初美代は誰からも愛されていない、だから日之出に愛して欲しいと考えています。だが、猫の視点から見る世界は自分を心配してくれる友達、家族そして日之出がいることを気がつかせてくれました。そのことが彼女を成長させ、周囲を受け入れそして日之出に対しても一方的な好きといってもらいたいから相手を幸せを願う好きって言いたいに変化します。この猫という視点は作品に説得力を持たせる上で効果的なものだったと思います。
期待したものが期待通りに出てきた良作
秩父三部作,特に始まり方は『ここさけ』を思わせる.
期待を裏切らない内容で,安定して面白かった.
特に,秩父三部作のような雰囲気を持ちながら,ファンタジー色(伝奇色?)全開な猫の世界は新鮮で面白い.劇場公開の予定はないらしいが,短期間でいいから公開してほしいと思った.あの色彩と雰囲気は劇場で味わいたい.
「浮いた子」が苦手な人にはあわない作品かもしれないが,
もともと万人受けする作品ではないと思うし,そういうもんだと思って観るのが吉.
終盤少し巻きに入ったような印象があったのが,あまりよくなかった点か.
とはいえ,総じて満足.
見終わった後にスッキリしなかった...。
猫になれる仮面、という発想にはとっても感動した。あたしも猫になりたいし🐈
ただ、男の子と女の子どちらにも共感出来なかった。全く共感できんかったというわけではなく、なんか自分だけ取り残されて進まれている感......?
☆疑問に思ったこと
仮面屋さんはなんで寿命が必要なの?木が目覚めるとなんで「人→猫」になってしまうの?
あと、最後の猫達(元人間)が集まる場面はちょっと安っぽい気がする。最初っから登場してたきなこだけでもよかったのでは...?
最後から急にスピードが上がって、そんな簡単にくっつくの?っていうくらいあっさりゴール。もうちょっと男女の心情の移り変わりが知りたかったなあ。
☆良かったところ
面白そう見てみよう!と思えるところ
エンドロールの「それからのエピソード」的なのは良かった。
猫可愛い。
☆まとめ
犠牲が一人もいない、幸せな映画だったよ。
仮面屋さんがあっさりやられすぎてスッキリしなかった。
疑問を持たず、ただ暇だからなんか見たいなーって時に見るのがよい。
以上、独断と偏見による個人の感想でした。
雨後の筍、"日の出"を見ず!!
片想い描写が延々と続きますが、男の子の魅力があまり伝わらず、主人公は何も考えずに一方的に相手の人生に自分を委ねてしまう感じで、主人公自身には何もないので共感もできず、キツいです。顔が良いから、勝手に「日の出サンライズ!!」とのぼせ上っているだけではないでしょうか。後半ようやくストーリーが進行しますが盛り上がらず、魅力的なカップルが誕生したなと言う気持ちにもなりませんでした。同スタジオの「ペンギン・ハイウェイ」もつまらないですが、おっぱいで話のネタにはなりました。雨後の筍の一つに過ぎず、小学生カップルの初デートでも、もっとましな映画を観た方が良いと思います。
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