薬の神じゃない!のレビュー・感想・評価
全81件中、61~80件目を表示
ボロい薬局の店主が歪な医療制度に挑む中華版『ダラス・バイヤーズ・クラブ』
上海でインドから輸入した滋養強壮剤を売る薬局店主のチョン・ヨン。売上はサッパリでテナント家賃も払えないどん底の生活を送っているところに慢性骨髄性白血病を患っているという男リュ・シウイーが店を訪れる。国内で認可されている治療薬が余りに高価なのでインドに普及しているジェネリック薬を輸入して欲しいというリュの依頼を金目当てで渋々引き受けたチョン・ヨン、何とか輸入に成功するが今一つ売上が伸びないので販路を広げるために白血病患者のネットコミュニティ管理人リウらを仲間に引き入れたところ口コミで大評判に。しかしそんな裏稼業は警察の知るところとなり、チョン・ヨンの義弟で刑事のツァオ・ビンらの捜査の手が身辺に及び始める。
プロットは同じく実話ベースの『ダラス・バイヤーズ・クラブ』みたいな感じですが、こちらは金目当てで引き受けたはずが己の使命に目覚める話。歪な価格設定や医療認可の欠陥を突く社会批判を軸にしながら、あくまで虐げられた人々が団結し大きな力に立ち向かう熱いドラマ。病に苦しむ人々の実情もしっかり描きながらオフビートなギャグも入っているのでギリギリエンターテインメントになっています。特筆すべきはマスクの使い方。白血病を患っている人達は免疫力が弱いためにマスクを手放せないのですが、そのマスクのつけ外しだけでキャラクターの心情を描く演出にはコロナ禍の今だからこそ深く感銘を受けました。
意味が解りにくい邦題とコメディを連想させるようなポスタービジュアルが誤解を招きやすいのが玉に瑕。しっかり予告を観て作品の雰囲気で観る観ないを判断して欲しいなと思います。
マスクは三枚重ねに・・・
実際に中国で起きた事件を基にした作品で、高価な抗がん剤が買えずに苦しんでいる人のために安価なインド製ジェネリックを密輸販売した男の物語。
日本においても今でこそジェネリック医薬品の知名度は浸透してきているが、かつては後発医薬品、医療関係者の間では“ゾロ”とか“ゾロゾロ”と呼ばれていた。成分が同じで効能効果も同じ。研究開発費がかからない分だけ安く製造することができ、厚生労働省が決める薬価も先発品よりも低価格なため患者負担も少なくて済む。
昔は医薬情報提供者“MR(medical representative)”という言葉もなく、薬売りは“プロパー”と呼ばれていたものだ。当時は(卸業者を通して)薬品購入担当者と仕入れ価格を交渉したり、医療機関側に薬価差益を生み出させようとしていたが、接待工作や直接賄賂を渡すなど問題点が多かった。今では外資メーカーとの合併等により接待禁止などが打ち出され、メーカーから粗品をもらうのにも制限があったりする・・・
そんな表の仕組みの他に、国が決める“薬価”にはメーカーと厚生労働省との政治的駆け引きがあったりして、画期的新薬“ピカ新”ならば薬価は高く設定できるが、従来品を改良したような新薬だったら低めの設定。さらに薬価ではなく市場価格の調査によって、2年に1度の薬価改定では安く納入されているものなら大幅ダウンを食らったりする。そして、特許の切れた医薬品はゾロ薬品の製造が可能になり、さらに競争が激化していく・・・という薬業界のシステム。
この作品からわかったのは、薬価は日本のシステムとほぼ変わりなし。ただ、保険制度が違うために高価な薬だと買えない患者がいっぱいいることが想像できます。スイスの製薬会社が開発した慢性骨髄性白血病治療薬“グリベック”は1瓶3万元などと言ってましたが、何錠入りかも服用錠数もわからないため、どれくらい高価なのかは判断しかねます。まぁ、おおざっぱに1元=15円として、1瓶45万円!この事件のおかげで医療保険制度も見直されたみたいですが、医療費が払えずに自殺した人も多いのでしょう、きっと。それを10分の1くらいにまで引き下げれば、患者が殺到するのもわかります。
そういう状況下で違法ながらも密輸販売に手を染めた主人公チョン・ヨン。購買グループも最初に訪れた患者のリュ、娘が白血病のポールダンサー・スーフェイ、通訳担当のリウ牧師、盗みが縁だった金髪のポン・ハオとで販売網を増やす。皮肉なことに、チョンの義弟であるツァオ刑事が偽薬摘発担当になってしまった。
いったんはペテン師でもあるチャン(太ったジャッキー・チェンかと思った)に販路を売り渡すが、彼が捕まったと知るや、またも危険な輸入を始めるチョン。しかも、今度は患者のためにほぼ原価での販売だった。
終盤は涙なしではスクリーンを直視できないほど感動。中国でもこんな庶民よりの映画が作れるんだ!と感動しまくりでしたが、ラストのテロップによりその謎もわかります。悪いのは暴利を貪る外国の製薬会社。おかげで医療改革に踏み切りました!という権力側の目論見もわかり、ちょっと残念・・・おかげで0.5ポイントマイナス。
そんな中国映画なのですが、展開は韓国映画風だったり、音楽はインド風だったり、ちょっと今までの雰囲気とは違っていました。俳優が誰それに似ていると皆さん感想を書いていますが、個人的には前半の小汚いチョンは安斎肇、後半に小ぎれいになったチョンは西郷輝彦を思い出しました・・・
文句なく傑作
この作品は文句なく傑作でした。
2014年に中国で実際に起きた薬害事件を題材にした娯楽作です。しかしテーマはシリアスで深いです。
当時高価な「慢性骨髄性白血病」の薬を自分の家族の為にお金儲けで
未承認だったインドで製造・販売されているジェネリック医薬品の密輸と販売を数名の仲間たちと始めます。
前半は痛快で誰にでも楽しめる展開ですが、ビジネス成功後の後半はシリアスな見せ場が続きます。
ラストは誰が見ても感涙してしまうのが中国映画の凄いところ。
中国映画は娯楽色が強すぎると私はついていけなくなるのですが、この作品は、主人公の仲間や家族、白血病に苦しむ患者達、暴利を貪る悪徳な薬品会社の重役達、インドの薬品会社の重役、偽薬販売で薬害被害を出す悪徳業者、取り締まる警察、様々な多くの人たちを無駄なく描いて娯楽作として作り上げた監督の手腕は見事です。
館数は鬼滅の刃と違い少ないですが公開中にぜひご覧ください。
ムロツヨシと小栗旬
ムロツヨシ似の主人公と、小栗旬似の義理の弟。
2人の顔がかなり似ているため気になりましたが、それ以上に気になったのが白血病患者の数。
いくら中国の人口が多いとはいえ、周囲にあんなに患者がいるのって、やっぱ原爆実験か何かの影響なのだろうかとか思いながら見ていました。
そういうのはともかく、よく出来た話でした。
最後のシーンはウルっときましたし。
でもやっぱ、ムロツヨシだよな。
こういうアジア映画をもっと知ってほしい
あんまり予備知識なく鑑賞
事実に基づく映画という事ですが、非常にエンターテイメント性もあり映画として楽しめました
パラサイト並みにアジア映画としては衝撃と感動があると思います
現時点で自分の今年のベスト10に入りました
評判通りの名作、日本の劇場でも観られて良かった
バラサイトより良かった。
韓国映画はたまに見ますが中国映画はあまり見ることは少ないです。とてもチープなイメージがあります。
監督も俳優もほとんど知りません。
今回は、評価が高いので観てみました。
久しぶりに飲み物を飲むタイミングを忘れる映画でした。
テンポがとてもよく、ストーリーも演技も演出もとても良かったです。
事実を元にしたというストーリーも良かった。
各キャラクターもとても愛らしい。
最後は涙。
とてもバランスが取れていた映画でした。
演出で気になったのは、死のシーンがソフトでした。中国映画はそういうものなのかも知れません。 死のシーンをもっと描ければ涙も多かったかも。
コロナ禍で観るとやっぱりマスクが気になります。
18年前とは言え、タバコ吸いながら、白血病関係者に「マスク取れ!顔を見せないと失礼!」と、言われると引いてしまう。
中国なので、、、この薬が偽薬なのか、ジェネリックなのか、微妙だと思ってしまった。
ジェネリックならストーリー通り、国内で買えないのはおかしいと思うし、著作権?無視なら製薬会社のほうが正しい。
そんな、穿った見方をしてしまう
そういう部分もすべて含めて、アジアの映画は面白い。単に集合住宅の映像や食事をシーンも、とてもアジアな雰囲気が良い。似ているけど異世界感が見ていて楽しいし、日本では有り得ないシーンも受け入れられます。
この映画が日本でも観ることが出来て感謝。
いや、神ですね。
インド秘薬店という滋養強壮薬の販売店に、中国では未認可の骨髄性白血病のインド製ジェネリック薬を密輸して欲しいと依頼があり巻き起こって行く話。
正規品は4万元もするが、成分も薬効も同等、価格も1/10で売れるが、違法ということが引っ掛かり一度は断る主人公。
しかしながら自身の生活の為、金欠に喘ぐ主人公は密輸を実行することになるというストーリー。
密輸した薬を捌く為、仲間を増やし5人で活動して行くと、ドンドン生活が派手になって行きってwお約束ですね。
ドイツ製の薬がーというところから、大きく話が転がっていくけれど、やはり元々金が目的の主人公と、病気に関わるメンバーの温度差、でも、それを攻めるところでは無いというもどかしさは堪らない。
そして1年後、余裕が生まれているとはいえ、意外な展開に、今度はまた違うモヤモヤが。
何が正しいのかということですね…。
この事件のことは知識が無く、どこまで本当かわからないし、それが実際のグリベック(実際の薬)に纏わる訴訟や値段に影響があったのかもわからないけれど、ちょっと軽くテンポ良くこういう話をみせてくれて、とても良かった。
単純明快なれど奥深し
分かりやすい話で、思いっきりドラマチックに描かれた作品だったけれど、根底にあるものが奥深くて、分かっちゃあいるけど泣いちゃいました。
正直何が正義なのか分からなくなります。映画なので、もっと映像とかにこだわりを感じたいと思いつつも、内容重視!いかに感情を動かすか、というこの作品、その意味意義は大いにあり!と感じました。
ものすごく心を揺さぶられ、非常に面白かったのですが、見終わって決してスッキリとか心が晴れるものではありませんでした。そのわだかまりは作品に対するものではなく、社会に対してのものなのでしょう。
中国映画でこんなに見事なエンターテインメント映画を観たことがなかった
中国はアート系の映画に何人か逸材の映画作家がいて、そうしたアート系映画の水準は間違いなく高いのだけれど、これまでエンターテインメント作品で面白いと思った映画はなかった。この映画は私が初めて観た水準の高い中国のエンターテインメント作品だと思う。内容から言って、張芸謀作品かなかなか公開されなかった頃のような一昔前だったら、公開されなかった作品なのではないかな? 時代をわざと古くしたことでその検閲を回避できたのかもしれない。実話に基づいているので、その実話に対する人民の支持もあったのかもしれない。この映画本当によくできている。キャラの立たせ方、物語の展開、泣かせどころがちゃんと決まっている。当初は妻との離婚調停や介護でやさぐれていた主人公が、だんだん凛々しくなっていく変化は、役者さんの力量だろう。韓国映画のソン・ガンホ的な主人公の変化なんだよな。観る前は当初はもっと「犯罪」の映画だと思っていたのだけれど、いや、まったく正反対の「正義」の映画だった。法の形式的な遵守ではなく、自分の信念を貫いて、利他的に行動する話に、スカッとしたものを感じた。ハリウッドでもリメイクしないかなとも思ったけれど、実は「ダラス・バイヤース・クラブ」って映画があったね。でも「ダラス・ハイヤーズ・クラブ」より面白かった。
最高に映画らしい映画
最高に映画らしい映画。今年ベスト級!
こういう映画が観たいんだよ。
わざわざ平塚まで遠征した甲斐があった。
中国版の凸凹「ダラス・バイヤーズ・クラブ」って感じなんだけど、笑いあり涙ありの王道エンターテイメント。
そこから更に、社会的な正義とはなにか、医療とはどうあるべきなのか、など考えさせるし、後味も悪くない。
「男たちの挽歌」オマージュもあったりでもう最高。
こういう映画がもっと広く公開されて観られるようになると良いな…
これも一つの体制翼賛映画。でも、面白いですよ。
中国においては検閲制度があるため、政府を批判する作品は制作できても公開できないそうです。
この作品は、
未承認薬の密輸入した犯罪者が主人公
医療保険制度が未整備という中国社会の暗黒面を描いている
という点で、公開が難しかったと思われます。
検閲による公開不許可を回避するため、
物語の設定年代を少し前に置き直し、
その後の医療保険制度の整備
外国の薬への高額な関税廃止
主人公の〇〇の短縮
を行った現政治体制を翼賛したこともあるんでしょうね。
事実をベースにしていますが、主人公の属性変更(患者→精力剤のお店の経営者)など、より面白みのある話に変更したそうです。
話自体はとても面白くて、
お金目当てにジェネリック薬をインドから密輸入した主人公が、患者をとりまく悲惨な状況を見て、また、一時は一緒に事業に取り組んだ仲間の行く末に影響をうけて、良い人になろうとします。
その結果、△△△△受けるわけですが、恩を受けた患者たちが□□□するんです。
はっきり言ってしまえば、「ベタ」な作品です。物語の作り方としてはよくある話です。
それでも、泣きと笑いをうまく混ぜてテンポよく進む話はとても魅力的に感じました。
最近見た「フライトキャプテン」という映画が中国のカッコよさ前面にだした体制翼賛映画とすれば、これもある意味体制翼賛映画といえるでしょうね。
(どちらの作品も500億円近く稼いだそうですごいですね。
ちなみに、時代を2014→2002年に変更したのは習近平主席の就任前の話にしたかったのかな)
良かった!
インド風な音楽でオープニング。
こりゃインド風味な映画なのかと思ったが、そんなことは無く、渡辺徹さん似の誠実な男の真面目な話です。
実話だそうですが、堅苦しさはなく、ナンセンスな笑いを無理に詰め込んでも無く、喜怒哀楽を揺さぶりながらジワジワとテーマが推し迫ってくる感じ。
どこの国も世の不条理に立ち向かうのは市井の人々なのですよね。
結末のもう一歩先も見たかったです。
これは観て良かった!!
今年観た映画のなかでも満足度はかなり上位になる作品!
前情報は遮断しての観賞を推奨です!
中国の実話ベースの作品。
町の潰れそうな薬局の主人が事情によりインドから安価な白血病の薬を密輸して販売するストーリー。
1人で始めた密輸が組織化して行くんだけど集まった人達のキャラがみんな良い。あんな職業の方も仲間に加わるとは考えてもみなかった(笑)
シリアスなストーリーだと思ってたけど笑いもありテンポが良いので飽きることは全く無し。
中国の白血病に悩む人達を救った物語に感動。
観賞客は三人(笑)
思う存分泣けました( ´∀`)
マスクで顔が見えないだろ!
世間が鬼滅の刃とかいうアニメ映画で盛り上がっていますね。映画業界が盛り上がるのは大いに結構ですけど、あまりにも上映し過ぎじゃ...?興味無い人にとっては、他の作品の上映が減って痛手なんですけど...。多分、私の予測ですけど少なくとも2ヶ月は映画ランキング1位でしょうね。新解釈三国志公開で2位になるかな?
そんなことは置いといて、今日は私の見たい映画が一気に三本も公開です。ミッドナイトスワンもありますし、久しぶりの公開日鑑賞。金曜日に映画を見るのは幸せですな〜。これからもそうしよっと
中国の映画は1度も見た事ない。
けれど、予告がすっごく面白そうなので鑑賞。
期待値は100点満点中85点くらい。高めです
言葉が出ないくらい最高でした...
コンフィデンスマンJPぶりの★5.0。笑いあり涙あり興奮する場面ありの映画らしい映画。こりゃ、中国で大ヒットするわけだ。
主人公のチョン・ヨンは上海の小さな薬屋を細々と経営し、家賃は払えない、妻に見捨てられる、親父は病気と人生の底辺をさまよっていた。
この映画の面白いところを4つにまとめてお話します。
1つ目は前半と後半の違い。
前半はまるでコントかのような会話で何度も笑わされたり、イライラする者に対して蹴りを入れるようなスカッとする展開にテンション爆上がり。
だが後半になるにつれてシリアスになってきて、考えさせられたり思わず涙が流れてしまうシーンがメインになり、とても深い映画と化する。
この前半と後半のギャップが最高で、身終わった後は不思議な気持ちになる。
2つ目はテンポの良さ。
コントのようなと言ったように、話は1度も躓くことなく軽やかに進んでいき、観客を飽きさせない。
早すぎるわけでもなく、遅すぎるわけでもない。絶妙なバランスなんですよ
3つ目は感情の変化と音楽。
最初は提案を断った主人公が提案に乗るまでの感情の変化と、それに合わせた音楽が素晴らしくいい。
それもあって、主人公も含めてその他の仲間たちに対しても感情移入が自然とできる。
4つ目は細かい演出。
前半で数々の小ネタがあり登場した時には笑えるのだが、後半になると伏線となり回収される。
特にみかんはグッときた。出来なかったことを果たしてあげるようで。
法律じゃ守れないもの。
薬で治らない病気。
それは「貧乏」だ。
人は必ずその病気に直面し、お金があってもそれに感染しないように努力を続ける。
神も警察もその病気を食い止めることは出来ない。
ふとしたことで瞬く間に感染は広がり、死者も多数出るのだ。
警察は人殺しを逮捕する。しかし、圧で殺した警察は逮捕されない。
望み、チョコレートドーナツと、社会風刺的映画を続けてみているが、ダントツで胸に響いた。なんだか、芥川龍之介の藪の中に出てくる盗人を思い出させる話だった。
鬼滅の刃もいいけど、この映画の上映数も増やしてよ!かなりオススメですぞ
お薦めです!
うだつの上がらない男がひょんな事から薬の密輸を始めるのですが…
実話を元にした映画だそうだけど、こんなん泣いてしまいますやん!
最初はただ単に面白い映画だったのに、後半は色々考えさせる良い映画でした。
上映館は少ないみたいだけど、是非ご覧ください。
中国の社会風刺映画
なるほど、これは確かに面白かった。おそらく中国ではかなり大ウケした映画だと思われる。
前半は単なる密輸をテーマとしたコミカルな映画と思いきや、後半は当時の中国の社会問題の本質をシリアスに描いたそのギャップが良かった。
ただ邦題はちょっとセンス無いですかね。
主役の徐崢は汪涵に似ているなぁと思ってました。
全81件中、61~80件目を表示