「中華製には稀有な社会派医療ドラマ」薬の神じゃない! odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
中華製には稀有な社会派医療ドラマ
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貧しい白血病患者を救うためにインドの安価なジェネリック薬品を密輸販売する業者の物語、中身は2014年の「陸勇事件」の実話に基ずく純粋な社会派ドラマなのだが主人公を美化しすぎることもなくコメディ要素も加えて上手に仕上げていました。
主人公を演じるシュー・ジェンさんはどことなくムロツヨシさん似に思えて好感が持てました。
どちらかと言うとこれまでの中華映画は国威高揚的なイデオロギー的な側面から胡散臭く苦手だったが本作を観て考えを改めました。
国が医療政策の非を認め、庶民の力が国を動かす余地があることを示した点では、よくぞ世に出た作品と驚き半分、監督官庁と製作陣に拍手を送りたい・・。
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