「終了寸前、滑り込み。泣けた!」薬の神じゃない! CBさんの映画レビュー(感想・評価)
終了寸前、滑り込み。泣けた!
おお、いつのまにか、最終日ではないですか。
滑り込みセーフ。観られました!
そして、ちゃんと、泣けました。
既に中国もこの映画の頃の時期を抜け、この当時、30%しかなかった白血病の生存率が、2018年では80%になったというテロップを観て、心底思う。「中国の人たち、よかったね」
飲めば生き続けることができるとわかっているのに、あまりにも高価のため、お金がなくなり、貧困の底に沈み、薬が買えなくなり死んでいく…
詐欺師が主人公に言うセリフ「唯一の病は、貧困だ」が、重たく頭の中に響き続ける。
その褒められない詐欺師さえ、密輸ジェネリック薬とは言え、"本当の薬を売って人を救った" という経験は人間として格別だったようで、主人公の名を明かすことはなかった。
健康保険の制度って、大切なんだなあ。誰もが、なってしまうかもしれない病気、その時に直せる薬があるのに飲めずに苦しむ、という状況を減らすために、健康な人が、というかたまたま健康でいる人が、お金を積み立てておこう、っていう仕組みだったのか。いい仕組みじゃん!
2週間ほど忙しさに押し潰されて、映画を観る気になっていなかったのですが、やはり、映画は格別です!
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