「ジェネリック認知のきっかけになった事件」薬の神じゃない! まささんの映画レビュー(感想・評価)
ジェネリック認知のきっかけになった事件
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この映画は、ジェネリックが違法とされていた頃の中国の話。スイスの製薬会社が、主人公がインドから持ち込んだジェネリックの摘発を当局に求める。
でも、まともに買うことは庶民には無理。あまりにも高価だからだ。主人公たちは、当初は札束の舞う快感に酔いしれたが、最後には利益度外視でインドから密輸をつづける。
そして、最後の字幕で、ジェネリックがみとめられ、保険の適用もされること、薬価見直しがおこなわれたことがわかった。
2000年初頭がこの映画の舞台だが、出演者の1人が
この国の1番の問題は、貧乏という病の克服だと言っていた。いま、その中国は貧困を克服して世界第2位の経済大国になった。
最近、日本でよくジェネリックはあまり効果ないからという意見を聞くし、薬の特許をさらに長く延長しようという動きもある。ジェネリックが駆逐されれば、開発した製薬会社が儲かりつづける。
なんだか、日本は逆行してる?
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