「いや、神ですね。」薬の神じゃない! Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
いや、神ですね。
インド秘薬店という滋養強壮薬の販売店に、中国では未認可の骨髄性白血病のインド製ジェネリック薬を密輸して欲しいと依頼があり巻き起こって行く話。
正規品は4万元もするが、成分も薬効も同等、価格も1/10で売れるが、違法ということが引っ掛かり一度は断る主人公。
しかしながら自身の生活の為、金欠に喘ぐ主人公は密輸を実行することになるというストーリー。
密輸した薬を捌く為、仲間を増やし5人で活動して行くと、ドンドン生活が派手になって行きってwお約束ですね。
ドイツ製の薬がーというところから、大きく話が転がっていくけれど、やはり元々金が目的の主人公と、病気に関わるメンバーの温度差、でも、それを攻めるところでは無いというもどかしさは堪らない。
そして1年後、余裕が生まれているとはいえ、意外な展開に、今度はまた違うモヤモヤが。
何が正しいのかということですね…。
この事件のことは知識が無く、どこまで本当かわからないし、それが実際のグリベック(実際の薬)に纏わる訴訟や値段に影響があったのかもわからないけれど、ちょっと軽くテンポ良くこういう話をみせてくれて、とても良かった。
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