キンキーブーツのレビュー・感想・評価
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ミュージカルって凄い‼️
ミュージカルって凄い‼️ 歌とダンスにコメディパートも最高! 演者たちの熱量がスクリーンを飛び出して感銘した。 「自分らしさを大切に、ありのままを受け入れよう」 当たり前だけど、とっても大切なこと。 このメッセージと共に前向きに明日もまた頑張ろうと勇気をもらえた。
ロンドンからブロードウェイへ
オリジナルの映画はイギリス流のブラックユーモアが効いていて、とても面白かった。 ブロードウェイ・ミュージカルとなって洗練されたが、LGBTが前面に出てきた。 群舞も多く、楽しさ保証付き。
【”男らしさ、人間らしさって何だろう?”ミュージカル俳優の声量と、笑いあり、涙ありのパフォーマンスの凄さに圧倒された、多幸感溢れる122分。音楽担当がシンディ・ローパーと分かり納得した作品でもある。】
ー 倒産寸前の靴メーカーを父の急逝により、急遽引き継ぐことになったチャーリー。そんな中、出会った、ドラァグクイーンのローラ(男名:サイモン・・)と意気投合して、新しいスタイルのブーツを生み出そうとする・・。ー ■感想 ・アメリカ、ブロードウェイの舞台に立つミュージカル俳優さんたちの、声量とパフォーマンスの凄さを再認識。 ・特に、ローラを演じたマット・ヘンリーのドラァグクイーンの衣装を身に着けた時の、華やかなパフォーマンスと、チャーリーと共に会社を立て直す事になったローラが本名のサイモン(面倒なので、以下ローラ)になった時の男性の余りに似合ってない、茶系の衣装を身に纏った時のオドオド感のギャップを歌で表現する凄さ。 ー ローラの”相手をそのまま受け止めて”という、あらゆる偏見を吹き飛ばす寛容さが素晴しい。 ”色は赤じゃないと!”と色彩感覚では、一切妥協しないけれど、そこも又魅力である・・。ー ・チャーリーは父の意思を引き継がず、ローラはボクサーだった父から、男らしさを強く求められて、疎遠に・・。そして、ドラァグクイーンに・・。 ー 二人は、似た者同士なのであるなあ。だから、打ち解けたんだね。ー ・”男らしさ”を強調する靴工場労働者、ダンとローラとのボクシングの一騎打ちシーンとその後の可笑しくも沁みる展開。 ー ダンの漢気。沁みます・・。ー ・そして、全ての軋轢、壁を乗り越えて迎える大団円!! ー ”最高にステキ”ー <凄かったなあ、面白かったなあ。 時折映し出されるブロードウェイの満員の観客とともに、スクリーンに引き込まれた122分であった。 そして、最後は満場のブロードウェイの満員の観客の、スタンディングオベーション。 (見ている方も、心の中でスタンディングオベーション!) これからも、機会があれば「松竹ブロードウェイシネマ」を観ますよ、私は!> <2021年6月27日 刈谷日劇にて鑑賞>
実業と虚業、美と醜の狭間で・・
1 倒産寸前の靴工場を継いだ二代目が、知り合ったドラァグクィーンや従業員とともに特殊なブーツに再建を託すミュ−ジカル。 2 工場の再建という地味なスト−リであるが、そこにゴ−ジャスなショ−の場面やディスコティックな歌が加わり輝きを放つ。ドラァグクィーン・ロ−ラの「あるがままで受け入れる」、「自分らしいあり方」という考え方は、誰しもそう有りたいと共感できる。しかし、学校や会社、地域社会など属する集団の中では、周囲と異なる行動や考え方を持つ人は同調圧力にさらされ、自分らしさを貫くのは容易ではない。ロ−ラはその代償として、生まれ育った田舎を捨て、父親とも別れを告げた。このミュージカルでは、人と違う生きかたをすることの苦悩も決まり事ではあるが、きちんと描かれていた。 3 本作は、舞台でのミュージカルを撮影したものである。カメラワークは控えめで、舞台正面を引きで捉えることを基本としつつ、時折登場人物をバストショットやアップで捉える。舞台の良さを壊さないようにしており、客席にいるような感覚を持つことができた。流動的にセットが移動する様には感心し、おそらく幕間部分がカットされシ−ンが途切れないところに映画版の良さを感じた。 4 ロ−ラ役の男優の存在感は衝撃的。むきむきの体と顔による女装姿は見事なまでにアンバランス。キワモノすれすれの人物設定に度肝を抜かれた。ショ−でのメ−クやオ−バ−アクション気味の動きは苦笑してしまうが、心根に男らしさと細やかさを併せ持つドラァグクィーンを見事に演じきっていた。そして二代目を完全に食った。ラストの、出来上がったブーツを履いて全員が歌い踊るシーンは、とても風変わりではあるが、それぞれが自分らしさを追求し目標を実現できた喜びに満ちていた。
臨場感あり、楽しめました
三浦春馬さんのファンで、春馬さんのローラを見ることが叶わなかったため、ストーリーを知りたくて観にいきました。 ・・・が、魅了されました。 客席が映るので、臨場感があり、途中拍手したくなる場面も多々ありましたが、我慢しました。 Youtubeでトリビュートムービーを見ていたため、春馬くんなら・・・と重ねてしまうところもありましたが、作品として純粋に素晴らしく、2度見にいきました。 3000円でなければ、あと何度か見にいきたいところです。 今、東劇と新宿ピカデリーでまた上映されているので、見にいくかどうか悩んでいるところです。 コロナ禍が収まったら、NYかUKに実際の舞台を見にいきたいと思います。
世界は変われる
キンキーブーツが大好きで、2016年のUK来日公演にも足を運びました。 こんなに終わった後に幸せでハッピーな気持ちになるミュージカルってあるんだなと思いました。 そして、今回ブロードウェイミュージカルUK版を映画化決定と決まり心待ちにしていました。しかし、最初は地元では上映がなくとても悔しい思いをしましたが、徐々に上映館数が増え映画館で観ることができました。 コロナ禍で、生のミュージカルを見ることはしばらく無いと思いますが、今作を観た時にやはり生で観たいなと心底思う。劇中で客席が映るシーンが数回あり、その度に "嗚呼、こんな日々があったな…" 少し懐かしく思うと涙が出てきました。 またいつか、生のミュージカルを観たい。そんな気持ちでいっぱいになり、ローラを崇めたいと思いながらこの時間を堪能した。 Raise You Up/Just Be まであっという間で、楽しくて踊りたくて拍手したくて、声を出したくなった。 応援上映や発声オッケー上映になったらいいなと思いながら。 世界は良くなって、また舞台が生で見れる未来になることを祈っています。 紳士淑女の皆さん、そしてどちらかまだ決め兼ねてる皆さん。キンキーブーツを楽しみましょう。あなたの世界が変わります。
曲、声、ダンス、素晴らしいミュージカル
倒産しそうな靴工場を継ぐ事にとなったチャーリーが奇抜ないでたちのローラ達と出会いそして・・・というストーリー。 ミュージカルなので、ストーリーにこだわらないが、LGBT絡みや、相手を思う事など、良い話だった。 でもなにより、曲、声、ダンスが素晴らしい。シンディ・ローパーが作詞・作曲を担当したようで、特に曲が自分好みで楽しかった。 特別料金3000円と高いけど、それに見合うほどの見応えがあり素晴らしかった。
素晴らしいミュージカル、楽曲、歌が特に。
舞台も過去の映画も未見。 おっもしろい!展開はベタっちゃーベタですが、 これは、ミュージカル! 明快な物語を一流の音楽、歌、ダンスに乗せて。 堪能しました。 お話もよくできてます。今の性差別などの話題に どハマりです。いい話ですよ。満点ですよ。 ただ映像作品としては?がありまして。 カメラアングル、アップ多過ぎじゃないかな? 折角舞台なんだから全体演出も見せてほしかった。 常に歌っている、ちはセリフ言ってる人や その周りしか映してないから、ステージの醍醐味が伝わりにくいんですよ。 周りもしっかり演技してるし、演出も。 あと、ローラが舞台下手に移動して何かをした時。 映像内の館内に笑いが起きたんだけど、 カメラは別の人撮ってたからわからなかった。 残念すぎる。 この点も含めて考えると、本作って舞台をよりよく観せる映像作品としては作られていなくて、舞台中継に毛が生えた程度かな?っておもいました。 いや、それより悪いな。舞台を映像で見せる工夫が どこにもないんだもん。だから星減らします。 ちゃんとコンテ作ったのかな? ステージは最高、映像作品としては凡作。 あぁ、コロナ終わったら来日公演してくれないかな。 絶対に観に行きますよ。 ローラ&エンジェルスがカッコ良くってまたみたい。 しかし、なんで一律3000円なのか?は不可解。 コロナ禍の対処なのかな?だと良いんだけど。 ミュージカル自体はすごく楽しめました。 ミュージカルは傑作です。
特別価格だけど、それも納得の見事な映像を堪能できる一作。
ブロードウェイミュージカルの名作を、『ミス・サイゴン』(2016)などの撮影で定評があるブレット・サリヴァン監督が映像化(同姓同名の映画監督もいるが、こちらは『パニック・チェア』などいわゆるB級ホラー映画の分野で活躍している)。ミュージカルの映像化はお手のものなのか、役者をクロースアップで捉えるだけでなく、時には客席側にカメラを向ける余裕も。パンやズーム、カット割りを多用するため、ミュージカルの全体像を観たいという観客の評価が分かれるかも知れないけど、映像と音楽の臨場感は素晴らしいの一言。入場時に特別料金であることを知らずに心折れそうになっていたんだけど、途中から「この映像を体験できるのなら、安い!」と思えるようになりました。 ミュージカルのマイクの仕込み方など、意外な発見も楽しめたし、全てを計算ずくで撮影しているようで、ほんの数カ所、恐らく意図していない動きのためにフレーミングが不自然になってしまった場面があるところも、むしろライブ感を高めていました。 主演のキリアン・ドネリーとマット・ヘンリーは2015年の開幕時のオリジナルキャストとのこと。オリジナルの舞台と今回とで、どのように演技が変化したのか、そういった後追いの楽しさも詰め込んだ作品です。
エンジョイ❕
夜に光るネオン、煌めく夢、パワフルな歌声と豊かな表情に元気をもらいました✨ ミュージカルはさほどでしたが、この作品を観て、そんな気持ちは打ち砕かれました。紙吹雪が舞うなか、スタンディングオベーションがありましたが、生で観たかったです❗️
エンタメ!
ちょーーーーーーよかった♫ 究極のエンタメですねーほんと。おもしろかったー! いいお話だし、ところどころにおもしろさ詰まってるし、歌も演技もほんっとにみなさん上手いし、うおーって感じです! ミュージカル見てる時みたいに拍手したくなる衝動を抑えるのに必死。ローラカッコいいわーあとローレンもめちゃおもしろくて大好き!チャーリー含めみんなすごい。。ジョージのおじいちゃんもかわいかったなぁ。。 これを三浦春馬がやってたのか、、最高としか言いようがない、、生で見たかった、、ほんとに。。
This made us happy
This work is worth three thousand yen. I wish I see it again because it’s very comfortable story lines and music, and because I’m a Cyndi LAUPER generation. This can make me forget the ordinary daily life. Experience it yourself!
やはり素晴らしい
日本版を実際の舞台で観ることが叶わなかった事、今となっては悔やんでも悔やみ切れないが、残ってる映像と楽曲がやっと繋がって、やはり素晴らしい作品だった事を再認識した。 テンポの良い展開とパワフルなダンス。心に迫る楽曲の一つ一つを心の中でオーバーラップさせながらも、映画としての表現で演者の表情や想いをストレートに感じることができた。 エンジェルスの登場で一気に盛り上がる様子や、チャーリーやローラの心に迫るバラード。これからは映像を想いながらリピートできる。 日本版の映像化を強く望むとともに、素晴らしい作品に出逢わせてくれた春馬さんに感謝。
キンキーブーツ
やっと観てきましたが、最高に楽しかった!! 泣いたし、笑ったし、出てくる言葉にずしんとくるものがありました。 また観に行きたいし、必ずや行きます。 とにかく大切な仲間にはお薦めしたいミュージカル映画です。
何度も観たくなる。最高です
2回目観ました! ずっとブロードウェイのキンキーブーツを観たいと思っていたところ、日本で映画バージョンで観ることが叶いました。やはり歌もダンスも素晴らしく元気を貰える作品です。映画の中の観客と同じく何度も拍手しそうになり2時間はあっという間でした。 日本バージョンのキンキーブーツの映画化が叶う日が来て欲しいです。
ブロードウェイに行きたくなる
ブロードウェイミュージカルを銀幕で楽しめる日が来ようとは! 値段は高い!3000円! これを映画と言ってはいけない気がする。 舞台です。 舞台上の演技をどうカメラで切り取るか。 リテイクの効かない一度きりの演技をどう観客に魅せるか。 カメラワークの難しさが問われる作品だなと感じた。 2005年版のオリジナル映画も観てみたいと思う。 もうね、15センチのヒールで踊るのよ。 15ヒールで踊るって、常人なら足首捻挫レベルなの。 ヒールは昔からいい女の象徴だった。 今でこそ、ヒールによる骨盤の弊害があることは周知の事実だけれど、劇中でもローラが言うようにお洒落には痛みが伴うもの。それを痩せ我慢することこそが美徳とされた。 そう、美徳である。 カツラが流行した時代もあった。 白塗りお歯黒がハイカラな時代だってあったのだ。 価値観は時代とともに変化していく。 今でこそ、自分のセクシャルや性的嗜好を受け入れようと言う世の中だが、果たしてそれは続くだろうか。 相手を思いやり、考え方を尊重し合う。 自分と合わない人でも、受け入れる寛容さを持ち合わせる心があれば、少しは生きやすい世界に変化していくかもしれない。 今あるこの時を愛して生きなければと、叱咤激励されたミュージカルでした。
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